2025/10/10(金)第2週「ムコ、モラウ、ムズカシ。」
あらすじ
トキと銀二郎との見合いはうまくいきました。
しかし、結婚が現実味を帯びてきた途端、トキの心の中に迷いが生じ始めました。
戸惑うトキを銀二郎は散歩に誘いました。
ある特別な場所に行ってみないかと言う銀二郎に誘われたトキは・・・
参考:Yahoo!テレビ
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鑑賞後の感想
感想欄は放送後に追記します。
予習レビューと史実のリアルエピソード
前週、この物語の主人公トキちゃんが8歳の頃にストーリーがスタート。
前週の最後に10年スキップしトキちゃんは18歳。
今週は18歳になってお見合いに挑むトキちゃんが描かれます。
さて、前週の最後にスキップされた10年の間に、トキちゃんにどんな出来事があったのか。
空白の10年間の史実をまとめてみました。
女子師範学校への進学を断念
トキちゃんの実在モデルのセツさんは小学校を卒業後は女子師範学校に進み教師として働くことが希望でした。
今週のドラマの中でトキちゃんが教師になりたいと言い出します。
このエピソードは史実をモチーフにしています。
話を史実に戻します。
セツさんの学校の成績は極めて優秀でした。
飛び級で進級したほどでした。
そしてセツさんは小学校下等教科の卒業を決める大試験にも合格しました。
その後セツさんは上等教科に進んだ後、松江女子師範学校に進学するつもりでした。
セしかしツさんは希望通り女子師範学校に進学することができませんでした。
養父の稲垣金十郎が多額の借金を抱えたこんだ上に満足に仕事をしない。
そのためセツさんの養家である稲垣家は日々の生活費すらままならない状態になっていました。
そこで11歳のセツさんは小学校の課程を修了すると実父の小泉弥右衛門湊が経営する機織り工場の織子として働くことになりました。
小泉弥右衛門湊は、堤真一演じる雨清水傳の実在モデルです。
実父の学資援助
セツさんは小学校時代、学業を一時期中断しています。
稲垣家の経済的な状況があまりにも苦しく一時期小学校に通えなくなっていました。
そんなセツさんを助けたのが実父の小泉弥右衛門湊でした。
小泉弥右衛門湊はセツさんの学資を援助。
この学資によってセツさんは小学校下等教科の課程を修了することができました。
小泉弥右衛門湊はセツさんの女子師範学校への進学のための学資も援助するつもりでいました。
しかし小泉弥右衛門湊の学資援助の申し出をセツさんの養祖父である稲垣万右衛門はキッパリと断りました。
断った理由は次のとおり。
セツは稲垣の娘であること。
にもかかわらず小泉家の援助に頼るのは稲垣家の恥であること。
この養祖父・稲垣万右衛門の言葉に、実父・小泉弥右衛門湊は反論できませんでした。
そのためセツさんは女子師範学校への進学を断念。
しかし、小泉弥右衛門湊はその頃から機織り工場を始めていたため、セツさんにそこで働くよう提案。
この提案は稲垣家にも受け入れられました。
セツさんが結婚
前週、ドラマの中でトキちゃんが神社で恋占いをする場面がありました。
これは史実のエピソードがモチーフになっています。
セツさんは機織り工場の仕事の休みの日に、その工場で一緒に働く織子仲間と一緒に八重垣神社に行きました。
八重垣神社は縁結びの神様として地元で知られる神社です。
セツさんは織子仲間とその神社で恋占いをしました。
そして明治19年(1886年)、セツさんは18歳のときに結婚しました。
セツさんが結婚するまでの10年間にあった出来事、かなりざっくりとしたまとめ方ではありますがざっと以上の通りです。
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