おかえりモネ

おかえりモネ 第4週「みーちゃんとカキ」予習レビューとあらすじ

NHK連続テレビ小説(朝ドラ)『おかえりモネ』
2021年6月7日 〜 6月11日放送

あらすじ

牡蠣の養殖の研究をする未知

龍己の牡蠣の養殖業を継ぐことを考えている未知は、龍己の作業場の一角を使って牡蠣の地場採苗の研究をしていました。

牡蠣の地場採苗とは、自前でタネとなる牡蠣を育てること。未知の研究は真剣そのものでした。百音は未知の真剣さに驚かされるばかりでした。

そんな中、浮遊幼生(牡蠣の赤ちゃん)が増えてきたことに気がついた未知は、それを海に放つタイミングを決められず迷いに迷いました。

木の種類を言い当てる百音

久しぶりに実家に戻った百音のために、耕治がバーベキューを企画。バーベキューの薪に使う材木を見た百音は木の種類をすべて言い当てました。

山での生活で木の種類を区別できるようになった百音を龍己が驚かせました。漁師である龍己は百音に言いました。

昔の漁の道具は木製だったので漁師は木に詳しいのだ。そして、良質の木を持っている山主と良好な関係を築いていたのだと。

未知の不満

未知の研究を手伝っていた龍己が転倒して捻挫しました。母の亜哉子は、身体が資本の龍己に研究を手伝わせるなと未知を咎めました。

一方の龍己は、未知の研究がどれほど真剣なものであるかを理解していませんでした。そして未知の研究を高校生の自由研究くらいにしか考えていませんでした。

未知は不満でした。祖父の養殖業を継ぐために真剣に研究しているものの、誰一人未知のことを理解してくれないことが不満だったのです。

未知の真剣さを理解する百音

8月16日。お盆の最終日に秀水が再び永浦家にやって来て読経しました。その様子を、三生は物陰から眺めると、父に見つからぬよう仙台に戻りました。

その後、永浦家で漁協の集まりが開かれました。そして集まった漁師たちが、未知が研究しているタネ牡蠣づくりを真っ向から否定しました。

未知の研究が否定されたことに百音は立腹。未知の研究を百音はかばい、龍己も内心では未知のやっていることを喜んでいました。

百音の気付き

百音が登米に帰る日の前の夜。百音が荷造りをしていると、百音の荷物の中に気象予報士の試験の本が入っていることを未知が見つけました。

百音は山の仕事に必要だからと答えをはぐらかすものの、先の天候がわかれば誰かの役に立てるかもしれないと本心を打ち明けました。

百音は未知に答えながら気が付きました。天気のことを勉強すれば、龍己の仕事や未知の研究の役に立つことができるはずだと。

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今週の展開

第16回 6月7日(月) 未知が挑戦する自由研究
第17回 6月8日(火) 将来が見えぬ百音と三生
第18回 6月9日(水) 未知と龍己が対立深める
第19回 6月10日(木) お盆最終日迎える永浦家
第20回 6月11日(金) 百音が登米に帰る日の朝

予習レビュー

モネちゃんの気付き

本作『おかえりモネ』のヒロイン・モネちゃんは、人の役に立ちたいという気持ちはあるものの、何をしたら人の役に立てるのかがまだ見えていません。

今週、モネちゃんはその答えを見つけるようです。

あるいは見つけるのは答えのヒント程度のことかもしれません。

モネちゃんの重大な気付き、それは妹の未知ちゃんとの会話の中でもたらされます。

妹の未知ちゃん

モネちゃんとは異なり、妹の未知ちゃんは故郷に根付いた人生を志向している様子です。

祖父の生業である牡蠣の養殖業。

この仕事をさらに発展させるための研究を、高校生でありながら真剣に取り組んでいるのだとか。

しかし未知ちゃんには大きな不満があります。

大人たちは未知ちゃんの真剣さを理解してくれないからです。

理解はされていませんが、将来の進む道がはっきりと見えている未知ちゃんは幸せ者かもしれません。

将来がまだ見えていないモネちゃんと比べると・・・

でも、妹が将来の道を見つけていても、モネちゃんはそれに負い目を感じていないらしい。

その点がこの姉妹の救いです。

大きな前身

妹の未知ちゃんが将来の道をほぼ決めているのに対して、まだ何も見えていないモネちゃん。

森や木のことを勉強したり、気象予報士のことを勉強したり、さまざまなことにチャレンジするものの、それらはまだ一つ一つが点として存在しているだけ。

点と点が結ばれ線に、そして線と線が結ばれ面にはなっていません。

しかし気象予報士のスキルが未知ちゃんの研究に役立つかもしれない。

そんな気付きをモネちゃんは得ました。

モネちゃんにとっては大きな前身です。

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