NHK連続テレビ小説(朝ドラ)『おかえりモネ』
2021年5月31日 〜 6月4日放送
あらすじ
百音が実家に帰る
気象予報士の仕事に興味を持った百音は、気象予報士の資格試験の問題集を購入。勉強し始めるものの、百音にはあまりにも難しい学習内容でした。
そして迎えた夏。サヤカのすすめで、百音はお盆の時期に実家に帰ることにしました。しかし実家に帰ることに、百音はあまり乗り気ではありませんでした。
しかし、久しぶりに見る海の景色に百音は安心感を感じることができました。そして実家に帰ると家族に迎えられました。
百音の幼馴染がやって来る
その夏は祖母・雅代の初盆を迎えるため、百音と未知は二人して迎え火の準備を始めました。そこに幼馴染の明日美、亮、悠人の三人がやって来ました。
ほどなくして寺の住職である後藤秀水が永浦家に到着。耕治たちは精進料理で秀水と訪問客をもてなしました。
一方の百音は、三人の幼馴染との再会の時間を心から楽し見ました。百音たちは時間を忘れて幼馴染たちとの会話に夢中になりました。
寺を継ぐことを拒んでいる三生
もう一人の幼馴染・三生が遅れてやって来ました。三生は寺の住職・秀水の息子でしたが、寺を継ぐことを拒み、仙台でバンド活動をしていました。
父の秀水が永浦家に来ていることを知った三生は、百音に頼み込み秀水に見つからないようかくまってもらうことにしました。
そんな中、耕治と三生が鉢合わせ。しかし耕治は、寺を継ぐことを拒んでいる三生に理解を示すのでした。
百音が音楽をやめた理由
幼馴染たちは、その日の晩は永浦家で泊まらせもらうことになりました。そして幼馴染たちはともに吹奏楽部に所属していた中学時代の思い出話に花を咲かせました。
そんな中、百音が音楽をやめてしまった理由に話が及びました。百音は、耕治から天才ではないかと思われるほどの音楽の才能に恵まれていました。
しかし、耕治とジャズ演奏を見に行ったその日、百音は東日本大震災に遭遇。その日以来、百音は音楽をやめてしまったのです。
「海風」
東日本大震災の日のことを思い出してしまった百音は、眠れなくなってしまいました。そんな百音を、亮が海辺に誘いました。
夜が明ける頃には、他の幼馴染たちも海辺に集まって来ました。その時、漁師の息子である亮が口にした「海風」という言葉に百音はハッとしました。
その言葉は、気象予報士資格の本に記述があったものの、百音にはどうしても理解できないことだったのです。
今週の展開
第11回 5月31日(月) 百音が亀島の実家に帰省
第12回 6月1日(火) 幼馴染たちがやって来る
第13回 6月2日(水) 三生をかくまう百音たち
第14回 6月3日(木) 百音の吹奏楽部の思い出
第15回 6月4日(金) 故郷の海で朝日を眺める
予習レビュー
ヒロインが実家に帰省
第3週でヒロインは実家に帰省。
ヒロインと家族との関係や、ヒロインと故郷の結びつきが初めて本格的に描かれます。
前週、ヒロインの音楽の才能と、音楽の夢を娘に託した父親の気持ちが描かれるようですが、今週はヒロインが音楽から遠ざかった理由が語られます。
ヒロインが音楽から遠ざかった理由。
それは東日本大震災にきっかけがあるようです。
ヒロインの中学生時代
ヒロインは中学生時代に吹奏楽部に所属。
そして音楽好きの父が自分の娘は天才かと期待するほどの音楽の才能を持っていました。
その音楽の才能を生かすためヒロインは仙台市内にある音楽コースがある高校を受験。
父親と一緒に合格発表を見に行きました。
合格発表についてゆくのが母親ではなく父親。
それほど仲の良い父と娘だったようです、この二人は。
音楽コースのある高校の合格発表の日に起こったこと
ヒロインがその高校に合格したのかどうかはまだ明らかになっていません。
しかし、ブログ主の予想では合格したのだと思います。
何故なら、合格発表の後にヒロインは父親に連れられて仙台市内にあるライブハウスにジャズを聴きに行っているからです。
不合格では、ジャズ演奏を聴きにゆく気になどならないかと。
さて、そのジャズ演奏の開演は午後2時。
そしてその日の日付は2011年3月11日。
ヒロインはジャズ演奏に聴き入っているその最中に、あの大地震に遭遇したようです。
そして、このことが音楽をやめたきっかけみたいです。
《音楽好きの父が自分の娘は天才かと期待するほどの音楽の才能をもっていました。》
それほどの才能をもっていたモネちゃんなのに、音楽をやめてしまうなんてもったいない気がします。
何度か回想シーンでも見ました。
「音楽なんて何の役にも立たないよ」
そう耕治さんに言っている、モネちゃんの姿を。。
だけど、あれから歳月が流れ、もう一度島へ帰ろうと決意したモネちゃん。
その背中を優しく押してくれたのが、音楽でしたね。
話が飛びますが、第19週での、宮田さんのホルンの音色でした。
きっとモネちゃんも、音楽の素晴らしさを改めて思い出したことでしょう。