おかえりモネ

菅波が百音の覚悟を問う / おかえりモネ 第26回

2021年6月21日(月)第6週「大人たちの青春」

あらすじ

耕治と旧知の知り合いのジャズ喫茶のマスター田中がよねま診療所に通い始めました。その頃、田中は肺ガンに冒されていることを宣告されていました。しかし田中は、自分の病気のことは隠し明るく振る舞っていました。

一方で百音は、勉強の甲斐あって天気予報が当たるようになってきました。そんな中、山で働く作業員たちの安全を案じた百音は、ベテランの熊谷が下した天候の判断について異を唱え、熊谷を不機嫌にさせてしまいます。

熊谷が作業員たちの安全を常に考えることを翔洋から知らされた百音は、熊谷に謝罪しました。熊谷は百音の謝罪を受け入れ、気象予報士の勉強をしている百音を励ましました。その時、容態が急変した田中が倒れてしまいました。

その日の夜、医師の資格への菅波の覚悟を知った百音は決意しました。気象予報士の資格試験にチャレンジすることを。百音の決意を聞かされた菅波は、合格するための学習スケジュールを提示し、百音の覚悟をただすのでした。

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予習レビュー

今週のサブタイトルは「大人たちの青春」。

「大人」とは耕治さんと亜哉子さん。

二人の馴れ初めを知っているジャズ喫茶のマスター・田中さん

そして田中さんの本人のヤンチャだった若い頃がテーマです。

今週はもう一つテーマがあります。

こちらこそがメインテーマかもしれません。

もう一つのテーマはモネちゃんが気象予報士の資格試験に挑戦すると決意を固めてから受験当日までのエピソードです。

朝ドラヒロインがいよいよライフワークに向けて第一歩を踏み出す記念すべき瞬間が描かれます。

しかし大人のドラマが好きなブログ主としては、どうしても「大人たちの青春」が気になってしまいます。

そんな「大人たちの青春」のドラマは、大人たちの一人・田中さんが倒れるところからスタートします。

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感想

モネちゃんのスイッチ

作業員たちの命を守るために数々の資格を持っている森林作業員の熊さん。

患者の命を守るために医師の資格を持っている菅波先生。

モネちゃんは資格が持っているミッションに気がつきました。

そして気象予報士の資格も、人々の命を守るためのものであることを参考書の記述を通して知りました。

モネちゃんが「道」を見つけた瞬間でした。

そして「道」を見つけたモネちゃんの覚悟が本気なのかどうかを菅波先生が手厳しい言葉によって問いただしました。

ついにモネちゃんのスイッチが入りました。

大人たちの青春

一方、先週の最後に肺ガンであることを告知されていた田中さんの、大人の物語が始まりました。

今回の冒頭で明るく振る舞っていた田中さんが今回の中盤で倒れてしまう。

かなりパンチの効いた大人の物語のオープニング。

明日から語られるはずの田中さんの物語。

耕治さんと亜哉子さんの物語。

この週を迎えるのを心待ちにしていたブログ主はワクワクが止まりません。

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POSTED COMMENT

  1. 丹善人 より:

    最初から、3回目での合格を目指す、という自己設定だったのですね。

  2. ずんこ より:

    翔洋課長のフォローが、見事でした。
    おかげでモネちゃんも、素直に謝ることが出来ましたね。
    モネちゃんの素直さと真剣さだからこそ、熊さんの心にも届いたのでしょう。

    そして熊さんのポケットから、まさかの飴ちゃん。
    一瞬、いかつい熊さんが大阪のオバチャンに見えました(笑)

    飴ちゃんは全国共通の、最強のコミュニケーション・アイテムです。

  3. 秋桜おばさん より:

    気象予報士試験に望むことを決めたモネちゃん、「なぜ雲は出来るの?」「なぜ風は吹くの?」を疑問に思ってる時点で先行きがとっても心配ですが、菅波先生の覚悟を決めた表情で、ちょっと安心しています(笑)
    ま、そんなに簡単にクリア出来ることでもないでしょうけど。

    モネちゃんを可愛がる熊さんチームが可愛い!
    ずっと山林組合で働けばいいのになー。
    菅波先生も近くにいるし。

  4. よるは去った より:

    光太郎「何かミスをすれば人の命を奪ってしまう・・・・・・・・・。」

    以前の「まんてん」でヒロイン(宮地真緒)とその気象予報士仲間たち(大杉漣 他)がその知識と経験をフル動員して、急病で倒れた高齢者(笑福亭松之助)を悪天候の中を空のルートを用いて遠くの大病院へ搬送させる場面があったのを思い出しました。

  5. オペラ座の怪人 より:

    資格は大事だよね。
    私も、大学生の時に、
    資格を取っておけば良かったよ。

    モネちゃんは大学には行かず、
    高校を出て就職したみたいだから、
    世間的には大学生相当?
    しっかり勉強するんだよ。

    健太郎も一緒に勉強しろよ。

    ヾ(・◇・)ノ ヽ( ̄▽ ̄)ノ ヽ(・∀・)ノ

    (-A-) (-A-) (-A-) ← ざっくぅ

    おしまい

  6. 還暦のたつお より:

    登場人物が多くてサイドストーリーが次々展開していくのは果たして良い事なのか?脚本家の力量を考えると、ちゃんとメインストーリーに収斂、回収されると信じていますが、ちょっと心配。
     田中さん死期が近いと知ってアルバム作り、でも本人の了解を得ずに撮っちゃコンプライアンス上問題ですよ。
    気象予報士にもなってなくて、勉強したてのモネ。と山のベテランのクマさん、何となく龍巳さんとみーちゃんのエピソードを連想します。菅波、受験のプロですね。

  7. 魁光3号 より:

    山の男の気性は山の天気の様に変わりやすいですね。
    気象なだけに(笑)

    ですが心優しく柔らかく包み込んでくれる、懐深い人間たちでした。

    遊戯王かポケモンカードかのように資格証を叩きつけていくモネ視点での「神々の遊び」は何だか見ていて爽快だなぁと(笑)

    彼らの見方も180度変わりました(笑)

  8. 魁光3号 より:

    無茶に見える悪天候での伐採。
    全てが資格と経験に裏打ちされたものであることを知り、別の世界に生きる人間の様に見えたでしょう。

    資格と付くものは、万が一のことがあれば自分自身が社会的責任を負うという誓約書みたいなものです。
    身近なところだと普通自動車免許だってそうです。

    そして気象予報を「知識として深めたいか?」「試験に受かりたいか?」は7話の耕治さんの「仕事と趣味」のアンサーにもなりました。
    とことん気象予報の世界と向き合う決意をした。
    そんな大事な回となりましたね。

  9. 文月 より:

    週末のまとめで流れた予告編
    新次と耕治の親友の関係が気になってましたが、どうも、耕治が惚れていた女性が新次の妻になり、しかも震災で亡くなったという展開かもしれませんね。
    しかし、そうすると田中の元妻がよくわからないな??亜哉子かもともおもったんですが。

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