2021年8月23日(月)第15週「百音と未知」
あらすじ
2016年11月、未知が東京にやって来ました。百音のもとに訪ねて来て早々、未知は菅波に会わせてほしいと百音に頼みました。未知は百音と菅波の様子を見てきてほしいと亜哉子から頼まれていたのです。
ほどなくして、百音と莉子のキャスターのトレーニングが始まりました。余裕で練習に挑む莉子に対して、百音は極度に緊張していました。自然な笑顔をどうしても作ることができない百音の様子は周囲の面々を不安にさせます。
そんな中、百音は中継キャスターのトレーニングが始まったことを菅波に伝えました。中継キャスターを引き受けると決めた百音の決意を菅波は褒め称えました。一方の百音は、未知の頼みを受けて菅波をデートに誘いました。
そして迎えた百音と莉子のデビューの日。気仙沼では永浦家の家族たちが。そして登米ではサヤカや森林組合の面々が。テレビの前で百音のデビューを応援しました。百音の出番は無事に終わったものの、莉子に異変が生じるのでした。
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予習レビュー
今週のサブタイトルは「百音と未知」。
モネちゃんとミーちゃんの、姉妹の小さな心の葛藤がテーマです。
葛藤の中心は亮くんです。
しかし、葛藤の中心の亮くんの登場の前に、ついにモネちゃんと菅波先生の二人の関係が新しいステージに進みます。
一方、モネちゃんがついに中継キャスターに。
そして、もともと中継キャスターをつとめていた莉子ちゃんは気象キャスターに。
気象予報会社のキャラクターを操る「手」のテレビ出演の経験しかないモネちゃんは、練習の時点で「顔が怖い」と言われるほどガチガチに緊張。
一方、テレビ出演慣れしている莉子ちゃんは、練習に当たって余裕の表情。
そんな莉子ちゃんの心の葛藤が次週に描かれるはずです。
今週の莉子ちゃんの姿は次週へのフラグです。
しっかりと莉子ちゃんの様子を観察して記憶に留めておこうと思います。
感想
ミーちゃんのドラマ
モネちゃんに一切の連絡をせず、モネちゃんから連絡があっても無視していたミーちゃんが亜哉子さんの頼みを引き受けてモネちゃんのもとにやって来ました。
ミーちゃんが東京滞在中に中継キャスターとしてデビューを果たしたモネちゃん。
そして迎えたデビューの当日の早朝、ミーちゃんはモネちゃんのスマホに応援のメッセージを送りました。
ミーちゃんの中のモネちゃんへの複雑な感情はかなり解消されたみたいだと安心していたら・・・
モネちゃんのデビューの瞬間を、龍己さん、耕治さん、亜哉子さんは夢中になって見守りました。
サヤカさんや、森林組合の心優しき人々もテレビの前でモネちゃんに声援を送りました。
菅波先生は、呼吸をするのを忘れるほど緊張しながらモネちゃんのデビューを見守りました。
汐見湯の人々も朝からテレビにかじりついていました。
しかし・・・
ミーちゃんだけが、モネちゃんのデビューに対して無関心を装っていました。
モネちゃんがテレビに出ているそのタイミングで汐見湯を出発。
その時のミーちゃんの後ろ姿が、ミーちゃんの中にまだある複雑な感情を暗示していました。
そんなわけでミーちゃんのドラマが始まりました。
莉子ちゃんのドラマ
ミーちゃんだけでなく、莉子ちゃんのドラマも始まりました。
莉子ちゃんが失敗するのは事前に知っていました。
だから、出だしは順調だった莉子ちゃんの姿には驚きました。
ところが・・・
モネちゃんのデビュー姿を見たことで動揺してしまったのか、想像を超えた動揺ぶり。
放送事故と呼んでも差し支えないレベルです。
莉子ちゃんをあそこまで失敗させてしまった要因は何なのか。
莉子ちゃんが心配です。
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モネちゃんはカメラに慣れてないだけで、舞台そのものはブラスバンドで経験してますからね。
ある意味「人の目に触れる事」に関しては莉子ちゃんより先輩だったのかも。
百音「先生、また言い過ぎてます」
菅波「!ごめん」
「すいません」ではなく「ごめんなんさい」でもなく「ごめん」ってところがミソですね。
今日はモネちゃんのくそ度胸に救われたけど、莉子ちゃんやみーちゃんのことが気になります。
山あり谷ありを越えて、みんなに笑顔が戻りますように。
「目黒のサンマ」あれ本当は目黒じゃないんですけど。モネ、リハの段階でテンパっている。菅沼先生、モネの分析なかなか鋭い。モネからのお誘い、クソ度胸?モネの初舞台。気仙沼、登米の人達の心配をよそにクソ度胸を発揮して無難にこなす。しかしスタジオでは莉子さんがパニックに果たしてどうなる?
思っちゃったからしょうがないコーナー
モネ「キノコがっ!」(以下略)
千代「我々には神聖な義務がっ!」(以下略)
???「ビューティフォー!また仲間が出来たわ!私のことは先生じゃなくてミュージックティ…」(以下略)
また今回は足元も注目点です。
クロックスのモネとハイヒールの莉子ちゃん。
堂々とカメラ前に立つモネとワタワタする莉子ちゃん。
まさに地に足を付ける者と浮き足だった者。
この対比も素晴らしい。
ただ莉子ちゃんがハイヒールに慣れていないだけではない深い描写です!
微笑ましい光景だけではない、今後の影を落とすような展開もチラホラ。
大人しそうに見えて「クソ度胸」のあるモネと自信満々に見えてプレッシャーに弱い莉子ちゃんの対比。
これは今後の莉子ちゃんの苦悩フラグ。
以前の莉子ちゃんのデビュー時の指し棒を握る手が震えていたこともそうでした。朝岡さんの後任という重すぎる役割を果たすのは今は正直厳しいかもしれません。
自分のカラーを出す余裕すらないでしょう。
菅波くんは既にモネの知らないところで潜在能力を見抜いていたのは流石。しかし見守っていた菅波くん本人が一番緊張しているようで(笑)
そして複雑な表情を見せるみーちゃん。
頑張れと言いながら、素直には喜べないような感じでした。
りょーちんのことやキャリアもあって、姉妹の歪みが出てきていることは明らか。
何とか暴発せずに報われて貰いたいものです…。
耕治「わが娘ながら大したもんだ・・・・・・・・・。」
以前の「なつぞら」でヒロイン(広瀬すず)の名前がアニメの動画担当としてテロップがテレビ画面に表示されただけで周囲がわーっと喜んでいる場面がありましたね。
いつの時代も変わりませんねこの辺は(笑)
未知「目黒・・・・・・・サンマの・・・・・・?」
ミーちゃん、ひょっとして落語通?