おかえりモネ

学習机のサンプルが完成 / おかえりモネ 第24回

2021年6月17日(木)第5週「勉強はじめました」

あらすじ

小学校に納入するための広葉樹を使った学習机のサンプル品づくりが始まりました。一方、仕事が終わると菅波に協力してもらいながらの天気の勉強。百音は二つのことに意気込んで取り組んでいました。

そんな中で百音は、山で働いている作業員たちの協力によって広葉樹を使った学習机の最初のサンプル品を仕上げることができました。その後も改良に改良を重ね、ついに百音たちはサンプル品を完成させました。

しかし、百音たちは新たな課題に直面します。教育委員会が求める量を定められた納期までに納品する見通しが立たなかったのです。想像すらしていなかった困難な事態に、百音は深く落ち込んでしまいました。

落ち込む百音を菅波は励まし、天気を勉強しやすいようにと中学校の理科の教科書を贈りました。それは百音への誕生日プレゼントでした。理科の教科書で天気への理解は深めた百音は、教科書の記述から大きなヒントを得るのでした。

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予習レビュー

モネちゃんのアイデアによる広葉樹を使った学習机のサンプル品が晴れて完成。

しかし、新たな難題が・・・

製作が納期に間に合わない。

ちなみに学習机の納品数は四千台以上。

サンプル品の製造に費やした時間を四千台の学習机にかけると、全量の納品までに十年以上もかかってしまうとか。

納期に間に合う間に合わない以前の問題です。(笑)

モネちゃんのアイデアは受注した分だけ製造するという点では売れ残りロスのリスクもなく優れたものでした。

しかし、受注量があまりに多すぎました。

アイデアは良かったけれど、新人さんにはあまりにも壮大な新商品企画。

今週の最後にあたる次回には、この難題が解決されるのでしょうか。

また解決されるとしたらどのように解決されるのでしょうか。

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感想

菅波先生の気持ち

決して本心を見せない菅波先生の気持ちが初めて見えた回でした。

モネちゃんとの会話の中で得た情報をもとにして誕生日を特定する菅波先生の姿に見えるモネちゃんへの想いはわかりやす過ぎるくらい。

さらに誕生日を特定しただけではなく、誕生日プレゼントまで贈るとは。

そして誕生日プレゼントを贈った直後に我に返って一言。

「誕生日プレゼントに教科書を贈るなんて子供なら泣くレベル」

あまりにも前のめりな自分の行動に気づいたようですが、前のめりになるような一面が菅波先生にはあったのかと、とても新鮮でした。

たしかに好きな人への誕生日プレゼントとしてはあまりにも無粋だったかもしれませんが、今のモネちゃんにとっては最も嬉しいプレゼントになったようです。

しかし、今のモネちゃんのニーズにハマり過ぎたため、プレゼントをくれた菅波先生の気持ちを想像することができなかった模様。

菅波先生、お気の毒です。

さて、菅波先生というキャラは朝ドラヒロインの相手役(またはヒロインと距離を縮める意味での相手役)の定番の一つ、無愛想な理系男子。

しかしこれまで朝ドラに登場した理系男子と異なり、わかりやすいキャラと言えるかもしれません。

ブログ主の中で、菅波先生への好感度が急上昇した回でした。

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POSTED COMMENT

  1. 丹善人 より:

    市内の全学校全学年全クラスに一斉に納入って、普通はありえません。
    段階を踏んで、たとえば、最初は6年生から、で、高学年を行ってから、
    低学年に、と順を踏む物です。

    僕は、ちょうど、「教科書無料配布」の恩恵を受けない最後の学年だったので、
    そういうことをはっきり覚えています。
    小学校4先生の時に、1年生が教科書無償になり、5年生の時に、4年生までが無償。
    6年の時に5年生まで無償。卒業したら、小学校は無償になり、中学校でも同じ事態で、
    中学校卒業した年に、義務教育完全無償化になりました。

    お金のかかることを、全学校全学年で一斉に行うことなど、あるのかな?

  2. たいとうみほ より:

    勉強したくない人が本とか知育玩具とかプレゼントされたら不愉快です。嫌な事を押し付けられている、もっと言えば「お前全然勉強してないだろ」との嫌がらせにすら感じます。これは自炊など全然できない人が高額な包丁などプレゼントされても同じ事。しかし今のモネちゃんは知りたい、勉強したいという状態です。こういう人は勉強する為の本やプロ仕様の道具は喉から手が出るほど欲しいもの。菅波先生、今モネちゃんが心底欲しいものをあげたのはちっとも無粋じゃないです。

  3. 魁光3号 より:

    余談コーナー

    菅波くんよりもだいぶ前に人気気象予報士森田正光さんがモネの誕生日を特定した件です。

    https://news.yahoo.co.jp/byline/moritamasamitsu/20210521-00238873/

    さらにサヤカさんはカスリーン台風の時に生まれたのでは?と独自の予想をしており、森田さんもめちゃくちゃ見てるんじゃないか!と思った次第です(笑)

  4. 還暦のたつお より:

    蒸発と沸騰どこまでわかっているのやら。「新しいことをやりかけてポシャルなんて林業ではしょっちゅうだ。」林業に限った話ではないです。誕生日プレゼントちょっとこじつけのような。子供なら泣くレベルの嫌がらせだけど、相手は向上心のある青年女子。喜んで受け取ってくれました。

  5. オペラ座の怪人 より:

    お天気教室、
    2人、仲良くやっているじゃないか!?

    しかし、ああ言えば、こう言う健太郎、
    もう少し、何とかならんかな?

    ん?
    お誕生日?
    本当か?

    ヾ(・◇・)ノ ヽ( ̄▽ ̄)ノ ヽ(・∀・)ノ

    (-A-) (-A-) (-A-) ← ざっくぅ

    おしまい

  6. 魁光3号 より:

    今作は「勉強になる」「知識が詰め込まれる」要素が満載で今までの朝ドラと違います。

    ドラマも楽しめて、知って得した豆知識も増えて二度美味しい感覚になってしまいます。

    なおかつどの年齢層にもわかりやすい説明を心がけています。

    モネは初めてその知識に触れる我々視聴者を投影したもの。同じ目線で学んでいくのでスッと入りやすくなりますね。

    今日の「天てれ」とのコラボも納得な気がします。

  7. 魁光3号 より:

    はっはーん!菅波くん。
    あの日がいつだったか調べてモネの誕生日を特定したんだなぁ。

    それはモネのことが気になってるのと同じじゃないですか!(笑)

    そんな誕生日プレゼントがもたらしたヒント。
    太陽光を使い、ビニールハウスで一度に木材を大量乾燥できるシステムを考えつきましたね!

    加工が容易、大量生産できる鉄とコンクリートに負けない川久保さんの思いをこの学習机に込めるんだ!

  8. よるは去った より:

    百音「これ・・・・・・私にですか・・・・・・・。」

    「中学校理科」
    「理科」だけでなく「語学学習」もたまに中学校レベルに戻ってみることも大切だね。

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