2022年1月12日(水)第11週「1962−1963」
あらすじ
るいは、日に日に錠一郎との距離を縮めはじめていました。しかしるいは、錠一郎に心をひかれる自分に恐れを感じていました。そのためるいは、ジャズ喫茶への配達に行くことにすらためらいを感じていました。
同じ頃、東京の音楽プロダクションが主催するジャズトランペッターのコンテストが開かれるというニュースが錠一郎に舞い込んできました。そのコンテストは、関西一のジャズトランペッターを決めるためのものでした。
トミーは、そのニュースを聞いて大喜びしました。トミーは、そのコンテストがメジャーデビューするための滅多にないチャンスだと考えたのです。しかし錠一郎は、そのコンテストには参加しないと言い出し、トミーを激怒させました。
トミーは、錠一郎が自分を見下しているからコンテストに参加しないのだと思い込み、劣等感を感じていました。そして、錠一郎に振り向いてもらえず悩むベリーに対して、錠一郎とデートさせてやると話を持ちかけるのでした。
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予習レビュー
ジョーに心をひかれることを怖く感じるるいちゃん。
るいちゃん、自分で自分の恋心を察しました。
ところで安子ちゃんは自分の中の恋心を自分で察することができない人でした。
そのことが悲劇を生み出すきっかけにもなりました。
その点、自分の中の恋心を自覚することができるるいちゃんは安心です。
しかし、るいちゃんは自分の中の恋心を怖く感じるのだとか。
恋心へのるいちゃんのおそれの理由は今のところ不明です。
ただし、大阪に来てすぐに恋をした経験が原因しているような気がします。
2021年12月24日現在、判明しているるいちゃんの恋バナは次の通りです。
大阪にやって来てほどなくして、るいちゃんは常連客の一人で弁護士の卵の青年に恋心を抱くようになります。
その青年は、ある日、るいちゃんをデートに誘う。
このデートがその後どうなったのかは、今のところ不明。
ただし、デートが描かれる次の回でるいちゃんは「心が傷ついて」います。
なので、るいちゃんの初恋は破れてしまうことが予想されます。
そして、その苦い経験が、るいちゃんが自分の中の恋心におそれを抱く原因なのかもしれないとブログ主は考えています。
感想
ジョーとベリーのデートの機会
ジョーとベリーがデートする機会をつくるためにトミーが動く。
こんな展開になることは昨年のうちにその情報をつかんでいました。
また、その「デート」らしい映像も、昨年のうちに動画サイトにアップされ公開されていました。
そして、そのデートは、ジョーとベリーの距離を近づけるという目的の他に、もう一つある秘密の目的もある、ということも昨年中に知らされていました。
しかし、「ある秘密の目的」が何なのかは明かされていませんでした。
その、明かされていなかった目的が、かなりダークな目的を持っているらしいことが見え隠れしてきました。
推測:トミーのもう一つの目的
トミーは人の心、とりわけ人の恋心を見抜くことに長けているようです。
ちょうど、安子ちゃんの親友のきぬちゃんのように。
安子ちゃんの恋心を安子ちゃん自身が気づかないうちから、きぬちゃんはすべてをお見通しでした。
トミーもそれに近い嗅覚を持っています。
だからトミーは気がついています。
るいちゃんとジョーが距離を近づき始めていることを。
前回と今回、トミーがるいちゃんとジョーの関係に気がついていることをにおわす描写がありました。
さて、トミーはさらに深く見抜いているものと思われます。
るいちゃんとジョーはまだ距離を近づき始めた段階で、その関係は一歩間違えるとすぐに壊れてしまいかねないレベルにあることを。
そして・・・
るいちゃんとジョーの関係が壊れれば、ジョーは深く傷つくであろうことも。
ジョーが深く傷つけば、ジョーはトランペッターとしての活躍に支障をきたす。
トミーの目的は、そんなところにあるのかもしれません。
ネタバレあり:トミーとベリーの暗躍が始まるのか?
ジョーは、最終的にコンテストへの参加を決めます。
そして、どうやらコンテストで勝利を収めるのはジョーのようです。
次週、メジャーデビューをつかんだジョーが東京に行く場面があるので。
ここまでは事実です。
ここからは憶測です。
次週、コンテストが終わった直後にベリーはトミーに声をかけます。
声をかける目的はまだわかりませんが、今回のベリーとトミーの会話の場面は次週への伏線と思われます。
今回のベリーとトミーは、それぞれ、るいちゃんに対する敗北感、ジョーに対する敗北感、で「共鳴」していました。
ベリーとトミー、二人のそれぞれの敗北感は、次週さらにディープになることが考えられます。
るいちゃんとジョーはさらに距離を縮め、ジョーは勝利を収めるので。
ここまでは憶測です。
ここから再び事実です。
次週、メジャーデビューのチャンスをつかんだはずのジョーは、メジャーデビューの準備のために東京に行くもののすぐに大阪に戻ってきます。
メジャーデビューが延期になってしまうのです。
メジャーデビューが延期になる理由はまだ明らかになってはいません。
ここから再び憶測です。
一度はつかんだメジャーデビューのチャンスをジョーが逃してしまったのは、もしかするとトミーとベリーが暗躍したのではないか・・・
そんな暗い展開をブログ主は予想しています。
しかし、そんなダークなストーリーにならないことを願うばかりです。
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トミーは育ちのいいボンボンなので、影でコソコソという姑息なことはしないと思うんですよね。『ガラスの仮面』の姫川亜弓とか『エースを狙え』のお蝶夫人のような秀才努力型が北島マヤ、岡ひろみの天才型に焦りを抱く感じで、正々堂々とコンテストで勝たないと相手を打ちのめした気になれないタイプのような気がします。知らんけど。
トミーとベリー(お、漫才コンビみたいやん)は織田作で共鳴しあうインテリカップル(今回ならアベックか)としてお似合いだと思うなー、がんばれ、ベリーちゃん!ジョー以外で!
以前から『あさイチ』で博多華丸・大吉さんが仰っているように、このドラマ、勇ちゃんがやっていた頃から野球の描かれ方が何かおかしい…。
今回も、ホームラン性の大飛球が何でピッチャーフライになるの?
「おかえりモネ」では登場人物ほとんどが何らかの闇を抱えていて、
それが最終段階で解き明かされる展開でしたが、今回のドラマでは、
るいの闇が最初から紹介されているというか、そのための安子編だった
ような。つまりは、物語の全体の主人公はるいなのかもしれない。
朝ドラで本来子役が演じる序盤の役目を安子が受け持っていたのかも。
基礎もきっちり学んで大学にも行って取り巻きもうじゃうじゃいて(笑)何の不自由もないトミーだけど、門前の小僧のジョーには敵わない。バカにしてると激昂するのもその自覚があるということでしょうね。名誉に何の興味もないと言い切るジョーに益々苛立つのもわからないではないけれど。
高学歴のベリーの(田舎娘のw)るいちゃんに対する怒りもわからないではないけれど。
苦難の道を歩いて来た2人がささやかに育んでいる淡い恋心をどうか壊さないで…と願っている私です。
今日は、るいとジョーは脇役で、
トミーとベリーが主役だったかも?
裕福な2人同士で結ばれりゃいいような気もするけど、
まあ、そこはそれ、気持ちの問題ですなあ。
今日、村田さんは出ていたけど、
濱田さんは出ていまへんでした。
マスターの近藤芳正さん、
今日もいい味出していました、
っていうか、彼は何者?
ジョーの何かを知っているっぽい?
ヽ( ̄▽ ̄)ノ ヽ( ̄▽ ̄)ノ ヽ( ̄▽ ̄)ノ
(-A-) (-A-) (-A-) ← ざっくぅ
おしまい
額の傷がトラウマ、ジョーさんに惹かれる自分にブレーキをかけてしまう。片桐君の二の舞になるのを恐れている。別にトミーを馬鹿にしている訳ではない。傷付きたくない。二人に共通する弱点。アベック、懐かしい響き。
トミーとベリーなんかおかしな感じ。笹川プロダクション。モデルはナベプロ?トミーの策略?
るい、ジョー、ベリー、トミー。
全員がコンプレックスを抱え、全員が不器用ですねぇ(笑)
トミーは自信満々な態度はそのコンプレックスを必死に隠すためのもの。
ジョーがコンテストに出ないのは、彼にはトランペットしかなく否定されてしまったら自身のアイデンティティが無くなり、自分を見失ってしまうからかと。
彼の心の闇をトランペットで蓋をしているんでしょうか。
トミーとベリーの謎の密談。
劣等感コンビの僻みが企んでます…。