ちむどんどん

暢子が沖縄を離れる決意 / ちむどんどん 第10回

2022/4/22(金)第2週「別れの沖縄そば」

あらすじ

比嘉家の四兄妹のうち、誰かひとりを引き取り育ててもいいという申し出に対して、暢子が自分から東京に行きたいと言い出しました。そして、暢子が生まれ育ったやんばるの家を去る日の前日を迎えました。

その日の朝、暢子は家族に最後の沖縄そばを作りました。そして、その日の夜、暢子は家族に頼んで歌を聞かせてもらいました。そして迎えた暢子が沖縄を発つ日。暢子は東京に戻る史彦と和彦に連れられ東京に旅立つことになっていました。

青柳家の父子と一緒にバスに乗り旅立つ暢子は、バス停で家族に別れを告げました。暢子はバスの車窓からいつまでも家族の姿を見守り続けました。一方、兄妹たちは暢子を乗せたバスを追いました。

バスを追う兄妹たちの姿を見た暢子は思わずバスを止めました。そして兄妹たちは暢子を東京に行かせたくないと優子や賢吉に懇願。暢子は沖縄に留まることになりました。その7年後、暢子は高校三年生になりました。

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感想

子役ちゃん時代

最終的に暢子ちゃんは沖縄に留まることはわかってはいました。

しかし、暢子ちゃんが故郷を発つバスに乗り込み、そのバスが出発してしまったときは、さすがにどうなるかとハラハラさせられました。

兄妹たちが暢子ちゃんの出発を止めるというまさかの展開。

今回の兄妹たちの行動がなければ、暢子ちゃんの今後の人生は大きく変わっていたはずです。

料理人を目指すこともなかったかもしれません。

暢子ちゃんの人生に大きな影響を与えることになった比嘉家の兄妹たち。

きっとこれからも物語の重要なキャラクターとしてヒロインである暢子ちゃんに大きな影響を与え続けるのでしょうか。

そうであってほしいと心から願った『ちむどんどん』第10回。

本日で子役ちゃん時代は終了しました。

ネタバレあり:トラブルメーカー

いよいよ次週から黒島結菜ちゃん演じるヒロインの本格的な登場です。

次週の第3週から三週にわたって描かれるのはヒロイン暢子ちゃんの高校生活。

高校三年生になった暢子ちゃんが、高校卒業後の進路に悩むという朝ドラ定番の展開、異例の3人のヒロインがいた前作でも三代目ヒロインは同様の描写がありました。

しかし本作ヒロインの高校生活最後の一年は、自分自身の進路だけでは済まされないある悩みがあります。

ニーニーが騒ぎを起こしてヒロインをひっかきまわすのです。

ヒロインが家族に足を引っ張られる展開は、直近のブログ主が知っている作品では『スカーレット』と『おちょやん』がありました。

両作品ともお父ちゃんがヒロインを悩ませました。

本作ではお兄ちゃん=ニーニー=賢秀くんがヒロインを悩ませます。

せっかく決まった暢子ちゃんの進路にネガティブな影響を与えるようなトラブルを起こすのだとか。

しかも賢秀くんのトラブルメーカーぶりは、暢子ちゃんの高校卒業後も続くことが判明。

暢子ちゃんの高校生活が描かれる三週を経て、第6週からは東京編、上京後の暢子ちゃんの姿が描かれます。

ところが暢子ちゃんの上京初日から、賢秀くんがやらかしてしまいます。

何をやらかすのか詳細は不明ですが、暢子ちゃんがこれまで経験したことがないレベルのピンチにおちいるとだけアナウンスされています。

ところで賢秀くんは、どこかのタイミングで養豚場のオーナー令嬢と結婚し、その養豚場の後継ぎになります。

その頃には賢秀くんはすっかり落ち着いているのでしょう。

その日が来るまでは、暢子ちゃんは賢秀くんに悩まされ続けることになりそうです。

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予習レビュー

優子さんを悩ませた「遠い親戚からの申し出」とは、比嘉家の四兄妹のうち、誰かひとりを預かってもいいというものであることが判明しました。

ブログ主は、借金の繰り上げ返済を予想していましたが、今回もみごとに予想は外れました。

そもそも「申し出」なので、借金返済を求められるということにはならないですが。(笑)

さて、そんなまさかの申し出に優子さんは悩み抜きます。

しかし、その申し出を優子さんはキッパリと断ることはできないようです。

それほどまでに四人の子供たちを育てながらの暮らしは苦しいということなのでしょう。

そして、優子さんが悩み続ける中、おそらくは暢子ちゃんが、東京の美味しいもの食べたい一心から、東京に行きたいと言い出すのでしょう。

さて、今回の終わり頃には黒島結菜ちゃん演じる暢子ちゃんが登場します。

今回のクレジットの中に黒島結菜ちゃんの名前も登場しています。

ところで番組宣伝の映像の中では、黒島結菜ちゃん演じる暢子ちゃんが東京ではなく沖縄のやんばるで過ごす映像が多数紹介されています。

それら映像からわかること。

暢子ちゃんは高校卒業まで沖縄を離れないらしい。

ギリギリのところで優子さんが、暢子ちゃんを手放す決意を撤回するのか。

それとも、暢子ちゃんを手放さなくて済む状況になるのか。

そんな展開が今回の後半に用意されているものと思われます。

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POSTED COMMENT

  1. まりん より:

    暢子が沖縄に残るのはよかったのだけれど、高校3年生になるまで家族がどうやって生活してこられたのかもやもやします、、、
    月曜に何らかの説明があるのかもしれないけれど、簡単に解決できるようなことなら最初からそうしておけばよかったでしょうと思ってしまいます、、、

  2. 還暦のたつお より:

    仲間さん。「相棒」でも高校生の娘がいる母親の役でした。この時も違和感なかったなあ。思えば庵野秀明監督の実写映画「ラブ&ポップ」でヒロインの友人で、出演していて、あの凄い美少女誰だろう?(この時は女子高校生役だった。)と思った頃から考えたら、昔日の感があります。

  3. チムアラキ より:

    暢子は以外な形で東京行きをやめて沖縄に残る決意をした。予想外の展開だった。別れの沖縄そばは父親の死だけの意味になってしまったみたいだ。青柳一家とはこれからの東京編で再会がありそうだ。チムドンドンからは金曜日も次週の予告編をするよいになったけど、もう一つ気になるのは金曜日ごとに物語の節目がやってきていてそれも今までの朝ドラに比べて強めに出ている。金曜日は2週連続で主題歌が後回しになっていた。しかも今回は主題歌も月曜バージョンつまりロングバージョンになっていた。チムドンドンからは金曜日は来週からももしかしたら主題歌は後回しになるのかなあ?暢子が上京する時、すなわち山原編から東京編に移る時は必ず今回のように主題歌は後回しになってかつロングバージョンになるのでは?

  4. 名乗る程の者ではございません より:

    「他の仕事探してくれ」と親方のセリフを考えたらお水関係のお仕事で7年間で完済し子どもたちも進学させカタギのお仕事に戻るというのが無難な流れかな?まあ、優子さんおキレイだし

    ダチョウ倶楽部の肥後リーダー、仲間さんとの絡み良かったです、そう言えば3月まで放送されていた「真犯人フラグ」で仲間さん旦那の田中哲司さんと上島さんが共演していましたね
    絡むシーンもそれなりに多かったですし

  5. 秋桜おばさん より:

    子役ちゃん時代、大好きだったお父さんがいきなり亡くなって、貧乏生活突入。やっと買った体操服も運動具も豚ちゃんの餌食に(汗)お父さんの親戚から子どもを1人引き取ると言われ、旅立ちの朝に急遽取りやめ…。状況変化がてんこ盛りでした。
    でも、生活は厳しいながらも穏やかな沖縄の日常に落ち込むことなく見続けられています。
    可愛かった子役ちゃんたちとのお別れは寂しいけど、また大人編も楽しみ!

  6. 丹善人 より:

    今作に関しては、予習はしないと決めていたので、まさかの大逆転劇。
    最後に食べた沖縄そばがもう食べられないことで未練残ったか。イヤイヤ。
    将来は東京に出るようなので、先に出ていってたとしてもおかしくない流れなのだが。
    7年間、お母ちゃん大変だったろうね。役立たずのにいにいだけで、
    小学校の給食代もままならなかったのに、二人の娘は高校にも行ってるけれど、
    入学金や授業料はどうやったのだろうか。お姉ちゃんは教師になっている
    そうなので、大学も通ってたし。まあ、大学生ならバイトで行けたかも
    しれませんが。他のドラマ・アニメなどでも、(たとえば「オオカミこどもの・・・」とか
    映画「春との旅」とか)どうやって生活していたのか、ドラマの都合だけで
    通り過ぎているのが気になってしかたがない。

  7. オペラ座の怪人 より:

    基本的に予習はしないけど、
    黒島結菜ちゃんが今週の最後、
    すなわち、今日、登場するとは聞いていたので、

    今日、沖縄→東京で、
    東京であっという間に、大きくなって、
    と思ったら、

    おいおい、この期に及んで、
    東京に行かないかね!?

    ( ̄▽ ̄;)  ( ̄~ ̄;)  ( ̄□ ̄;)!!

    (-A-) (-A-) (-A-) ← ざっくぅ

    おしまい

  8. よるは去った より:

    和彦「世界中の美味しいもの食べさせてやるからな・・・・・・・・・・・・・。」

     回収されるのはいつの日か・・・・・・・・・・。

  9. 還暦のたつお より:

     「だったら俺が守ってやる。」和彦君かっこいい。だから別れの沖縄そば。「うちの最後のそばだよ。」本当は行きたくないんだろう?またあの唄、今度は家族で合唱。皆君餞別代わりのゆし豆腐。行くなとは本心「見送りには行かないよ」行くと悲しくなるから。皆君、和彦君から愛の告白されたようなもの。ニーニーの身代わり宣言。追う兄姉妹たち。え、どうするの?敢えていばらの道を家族で選ぶ。7年後ってこの間一体どうやって生計を立てたの?

  10. よるは去った より:

    カビラN「七年の歳月が流れ・・・・・・・・・・。」

     楽じゃなかったはずの七年間をあの一家がどう乗り越えたか知りたい気がするけど、朝ドラをあまり重くするのもどうかと思うし、これからの展開の中で時々想い出話みたいチラチラと語って欲しい気もします。

  11. 魁光5品目 より:

    アバンなしで大きな山場が来ると予想。

    来週の展開からして暢子が東京に行かず、沖縄に残るのは確実。どうやって覆されるのか気になっていましたが、バスを止めたんですね。

    やり方としては随分迷惑なやり方ですが…(笑)

    やっぱり東京の魅力よりも故郷の重みが勝りましたね。
    史彦さんの授業はその伏線。

    来週からは黒島さんにヒロインをバトンタッチ。
    本作から本編に組み込んだ次週予告では新キャラ続々登場で楽しみが増えてちむどんどんしています!

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