ちむどんどん

賢秀がケンカをした相手 / ちむどんどん 第13回

2022/4/27(水)第3週「悩めるサーターアンダギー」

あらすじ

暢子は就職が内定している会社に、賢秀のことで謝罪に足を運び、就職内定の取り消しを避けることはできました。しかし暢子は、雑用やお茶汲みなどしか任されない現実を知り、自分はその会社で本当に働きたいのか悩み始めていました。

騒ぎを起こした賢秀は謝罪を求められるものの、謝罪の要求に応じようとしませんでした。その一方で賢秀は、働きづめの日々を送る優子の姿を見て心を改め、飯場で仕事を得て働きはじめました。

良子は給料日を迎えました。その日、良子は自分の服が破けていることに気がつきました。そこで良子は、新しい服を家族には内緒で買いました。その買い物は良子にとって大きな挑戦でした。

そんな中、歌子が熱を出して学校を欠席。歌子が在宅中に訪ねてきた智に歌子は聞きました。暢子が好きなのではないかと。智は必死に否定するものの、歌子は智の気持ちを察していました。その一方で歌子は、智に想いを募らせていました。

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感想

歌子ちゃんが切なすぎる

比嘉家の四兄妹それぞれが抱えている今の気持ちが丁寧に描かれましたが、中でも歌子ちゃんの切なさいっぱいの描写にブログ主は心ひかれました。

まずは今回の冒頭。

ピアノがある家とはどんな家なのか、優子さんに尋ねる歌子ちゃん。

ピアノが欲しいけれど、ピアノは見るからに高そう。

うちで買える値段なのだろうか。

それが知りたくて、ピアノがある家にはどれほどお金があるのかを確認して、うちでピアノを買えるかどうかを確認したのでしょうか。

しかし、ピアノがある家は、土地がいっぱいある農家だったり、会社のオーナーだと知り、歌子ちゃんは心の中でピアノを断念したはず。

お母さんの負担にならないような聞き方をして、お母さんの気づかぬうちに自分の望みをあきらめてしまう歌子ちゃんが切なすぎました。

そして今回の最後。

歌子ちゃんが智くんに直球の質問。

ネーネーのことが好きなのだろうと。

智くんは必死になって否定するものの、智くんの言葉を歌子ちゃんは信じない。

そして、智くんの気持ちを歌子ちゃんはお見通し。

・・・ここまではよかった。

歌子ちゃん、どうやら智くんに想いを募らせているらしい。

しかも小学生の頃から。

でも智くんの気持ちはネーネーに向いているので、自分はあきらめるしかない。

智くんにもネーネーにも気づかれぬまま、自分の気持ちを諦めてしまう歌子ちゃんが切ない。

歌子ちゃんの切ない描写が二つもあった今回を経て、ブログ主の中で歌子ちゃんは注目度ナンバーワンの登場人物に浮上しました。

第5週のサブタイトル判明「フーチャンプルの涙」

5/9(月)から始まる第5週のサブタイトルが判明しました。

サブタイトルは「フーチャンプルの涙」。

フーチャンプルとは車麩を使った炒めもので、沖縄の定番料理の一つなのだとか。

ブログ主は初めて知りました。(恥)

ちなみに黒島結菜ちゃんは撮影にあたり沖縄料理を特訓。

フーチャンプルが得意料理になったのだとか。

さて、その第5週では賢秀くんが盛大にやらかしてくれます。

第5週「フーチャンプルの涙」

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予習レビュー

賢秀くんがトラブルメーカーであることは、ある程度は予想できていましたが、そのトラブルメーカーぶりはブログ主の予想を大きく超えてしまいました。

素行の悪さによって地域に知られるようになり、暢子ちゃんの就職活動に悪影響が出始めたのが前回。

今回は騒ぎを起こすことで、暢子ちゃんを窮地に追いやります。

さらに・・・

次週以降の賢秀くんのトラブルメーカーぶりはさらにパワーアップするようです。

ろくに働きもせず、一攫千金の夢を見るばかり。

そんなダメンズの姿が次々と描かれるようです。

ダメンズなだけならまだいいのですが、翌々週にはついに投資詐欺にだまされてしまい、比嘉家を窮地におとしいれることに。

『スカーレット』のヒロインのお父ちゃんや、『おちょやん』のヒロインのお父ちゃんを彷彿させるダメンズぶり。

ただし賢秀くんはお父ちゃんではなくお兄ちゃん。

お父ちゃんではなくお兄ちゃんだったことは、ヒロインにとって不幸中の幸いかもしれません。

ところで、賢秀くんが投資詐欺にひっかかるエピソードには、優子さんも少しだけからんでいます。

かつて賢吉さんが、優子さんのお人好しの性格を心配する場面がありましたが、ついにあの時の懸念が回収されてしまいます。

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POSTED COMMENT

  1. 秋桜おばさん より:

    小さい頃からみんな一緒に過ごして来たから、好き→LOVEになかなか転換出来ませんよね。
    歌子ちゃんの好きも、まだ憧れからLOVEになるかなじゃならないかの辺りでしょうか。
    しっかり者の妹3人に対して、ちょっと問題児のにーにー。根っからの悪人じゃないのは救いだけど、自分が働いたお給料で好きな物を買うことを躊躇う良子ちゃんと対比するとやるせないです。

  2. 名乗る程の者ではございません より:

    翼をください

    いろんな柵があるのは察するけど
    最後に一度だけでいいから元赤い鳥の山本潤子さんと平山泰代さんのデュエットを聴きたいのは私だけかなあ?

  3. 丹善人 より:

    切ないですね。お兄ちゃんの友人を好きになるのはよくあるパターンだけど、
    その相手が好きなのは、実のお姉ちゃん。年格好もちょうど良すぎて、
    自分の出番はなさそう。

    大丈夫だよ。お姉ちゃんの子役をやった子は、スカーレットでお姉ちゃんの友人と
    結婚したよ。

    余談ながら、「ちゅらさん」やってるときに、渋谷のNHKまで行って「ゴーヤーマン」
    買ってきました。

  4. あさのあさみ より:

    優子さんが出かけた畑は、以前夫婦で働いていたサトウキビ畑ではなく、小さな家庭菜園レベル、自給自足しているのでしょうか?
    きっとサトウキビ畑を売って借金返済したんでしょうね
    でなければ、子供4人とも中卒で働いていても足りなそうなくらいの貧乏生活の先週から、きれいな制服着ている高校生活の今週に繋がりません
    所詮ドラマなんだから細かく突っ込むなという話ですが、
    どうしても気になってしまう案件です

    あと、優子さんがニーニーに甘い件、
    友人知人親戚みても、子供が男女両性いる場合、母親はおしなべて息子に甘いです!特別な理由がなくても!
    そして、息子くん達は姉妹よりも優遇されてることに無自覚です(笑)
    (オレオレ詐欺は娘では起こりません)

  5. よるは去った より:

    暢子「うち本当にあの会社で働きたいのかな・・・・・・・・。」

     このセリフを発するのが畑の中ではなく帰り道にある道標のようなもの(例えば『お地蔵様』とか)の前でとかだったら・・・・・・・ちょっとわざとらしい演出になっちゃうかな。

  6. オペラ座の怪人 より:

    他の方も指摘していたけど、
    仲間お母さんはニーニーに甘い、甘過ぎる。
    お約束の、出生の秘密、か?

    ( ̄▽ ̄;)  ( ̄~ ̄;)  ( ̄□ ̄;)!!

    (-A-) (-A-) (-A-) ← ざっくぅ

    おしまい

  7. オペラ座の怪人 より:

    貧乏な物語は見るのがつらいですなあ。
    うちも貧乏だったから、昔を思い出しますなあ。
    仲間お母さんは「貧乏で申し訳ない。」ってな感じだけど、
    うちの親は「貧乏なのに育ててやってんだ、感謝しろ!」
    「お前(私のこと)を育てるのには、金がかかってしょうがない。」
    「金、返せ!」みたいな。ひどい親だった。

    (/_\;) (/_\;) (/_\;)

    さて、ニーニーと違って、
    豆腐屋の「さとる」はキチンとした人間みたいだけど、
    主人公黒島結菜ちゃんを好きなのか?
    その「さとる」を上白石妹ちゃんは好きみたいで、
    姉妹で三角関係か!?

    ヾ(・◇・)ノ ヽ( ̄▽ ̄)ノ ヽ(・∀・)ノ

    (-A-) (-A-) (-A-) ← ざっくぅ

    おしまい

  8. 還暦のたつお より:

    「翼をください」流石に巧い。賢秀は下手くそなので歌うな。のんびり風呂につかってる場合か。渡辺君「勝手にふるえてろ」の時とキャラ一緒。いやもっとひどい。賢秀、飲み代、お母ちゃんからかな。ごく潰し。畑が小さくなってる。畑を売って借金返したの?働く賢秀、やっと改心?智君、将来見据えて働く。智君、暢子ちゃんへの好意言葉とは裏腹に笑顔に出てる。でも歌子ちゃんも智君好きみたい。

  9. 魁光5品目 より:

    優子さんがなぜそこまで賢秀が甘いのか…。
    過去に何かあったレベルですね。そこも掘り下げられるのでしょうか?

    そして歌子がぶち込んだ爆弾発言。歌子は智のことが好きなんですね。
    暢子の事が好きか?と聞いて様子を伺っていましたが、自分から好きとは言えないようです。
    智も反応がバレバレです。

    とても切ないですが、歌子もみーちゃんみたいに拗らせて闇堕ちしないことを祈ります…。

  10. しまぶー より:

    沖縄の男の人の生態ですかね、『ちゅらさん』でも、ゴリさんが演じるにぃにぃが、同じようなことをしてましたよね?
    『ゴーヤーマン』の販売とか

    • よるは去った より:

      「ちゅらさん」の「ゴーヤーマン」は、あの一家への同情もあってかNHKの方に「是非欲しい。」という注文がたくさんきたそうですね。
       ドラマの中でもヒロイン(国仲涼子)の弟(山田孝之)のロック活動を通じて「ゴーヤーマン」は人気商品になるという展開でしたからね。
       「ちむどんどん」でも妹の歌子ちゃんが一家に「福」をもたらす展開になると面白いですね。

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