2022/11/16(水)第7週「パイロットになりたい!」
あらすじ
失踪した貴司が五島にいることがわかり、舞と久留美は二人で五島に向かいました。そして舞が予想していた場所に貴司はいました。貴司は舞と久留美に自分の今の気持ちをありのままに打ち明けました。
その日の夜、舞は貴司と久留美を祥子の家に案内しました。貴司と無事に会えたことを舞は雪乃に電話で報告。そこに一太が訪問。舞と一太は再会を喜び合いました。祥子は一太を夕食に誘うものの、一太は誘いを断りあわてて帰りました。
明くる日、祥子との会話で心が軽くなった貴司は、旅をしながら詩を書くと心に決めました。貴司の気持ちを聞かされた久留美も、福岡で暮らす母に会うことを決意。舞もパイロットをあきらめないと宣言しました。
そのころ東大阪では、浩太とめぐみがパイロットになりたいと言い出した舞のことを話し合っていました。舞の願いにどう応えたらいいのかわからないと口にするめぐみに浩太が言いました。五島まで舞を迎えに行かないかと。
第12週
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感想
「変わりもんは変わりもんで堂々と生きたらよか」
本日の放送が始まる前、小学生時代の貴司くんのことを思い出していました。
貴司くんが舞ちゃんと下校するときのことだったか、サッカーに誘われた貴司くんのことを舞ちゃんがうらやましがると、貴司くんは意外な言葉を口にしました。
みんなと一緒に遊ぶことに興味はない。
しかし、しかたなく付き合っている、みたいな言葉を。
周囲の子たちが興味を持っていることに自分は興味を持てない。
しかし、周囲の子たちに不快な思いをさせぬよう、貴司くんは「付き合い」だけで一緒に遊んでいたわけです。
貴司くんのその性格は、その後もずっと変わらなかったらしい。
そして、その性格が貴司くんの重荷にもなっていたらしい。
その貴司くんが祥子さんの言葉でようやく救われました。
「変わりもんは変わりもんで堂々と生きたらよか」
祥子さんが遠慮会釈なく「変わりもん」と言い切ったことで、貴司くんも自分が「変わりもん」であることを安心して受け入れることができたのでしょう。
祥子さんの言葉を借りると、舞ちゃんのように腫れ物に触るように貴司くんのことを扱っていたとしたら・・・
貴司くんが「変わりもん」である事実から目を逸らそうとしていたら・・・
貴司くん自身も、自分が「変わりもん」だということを受け入れきれず、「変わりもん」ではない自分を演じることにさらに消耗していたかもです。
舞ちゃんに次いで、今度は貴司くんが祥子さんに救われました。
【祝】一太くんが再登場
ついに一太くんが再登場しました。
ところでネタバレになりますが、祥子さんから夕食に誘われた一太くんが、誘いを断りあわてて帰ってしまったのには理由があります。
一太くんは、貴司くんが舞ちゃんの婚約者だと勘違いしたようです。
次回、一太くんのその勘違いによって木戸さんまでもが勘違いするという展開に。
ところで一太くんが舞ちゃんの将来の恋バナの相手説があったようですが、その説はなくなかったかなとも思います。
舞ちゃんに「婚約者がいる」と知って一太くんは驚きはしたものの、がっかりした様子は見せていなかったので。
チビ舞ちゃんが五島を去る際、一太くんは淡い恋心を舞ちゃんに抱いていたみたいです。
でも、その淡い恋心はすでに忘れてしまい、一太くんにとって舞ちゃんは一夏だけ一緒に過ごした幼馴染みの一人になっているのでしょう。
とは言え、少年時代に強烈な存在感を発揮した一太くんというキャラ。
少年時代の存在感相応の役割を今後の展開の中で担ってほしいものです。
予習レビュー
子役ちゃん時代のこと、舞ちゃんから送られてきた五島の絵葉書を貴司くんが眺める場面がありました。
あの場面が回収されます。
失踪した貴司くんが行っていたのは五島。
舞ちゃんが送った絵葉書の場所でした。
チビ貴司くんがチビ舞ちゃんからの絵葉書を眺める場面、そこに何らかの意味があるなどとは思いもよりませんでした。
絵葉書に写っているその景色は、貴司くんの幼い心に強い印象を残したようです。
一方、その絵葉書の景色の場所をしっかりと記憶していた舞ちゃんにとっても、その景色は思い入れのある場所だったのでしょうか。
舞ちゃんの思い入れが貴司くんにも伝わったのかもしれません。
同じころ、浩太さんとめぐみさんは、舞ちゃんの進路についての話し合い。
航空学校に行きたいという舞ちゃんの希望に対して一度は反対しためぐみさんでしたが、舞ちゃんの希望を受け入れるそんな展開になりそうです。
舞ちゃんの人生がいよいよ動き出しました。
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そうか。
貴司くんは、吟遊歌人になるのですね。
祥子さんの言葉は相変わらず、直球ど真ん中の剛速球ですね。
それを、さらりと言ってのける。
祥子さんの人柄の厚み、過ごしてきた人生の重みを感じさせます。
またその言葉を正面から受け止めた貴司くんは、さすがに大したものです。
このドラマは大切なことを「ここ、ここ重要!」と大上段に振りかぶることなく、さりげない会話の中に入れ込んでくれるから、かえって心に響きます。
舞ちゃん、その紹介の仕方はダメだよ。
せめて、「幼馴染の…」とか言わなきゃ。
思いがけない一太くんとの再開で、テンションが上がっていたんだろうけど、それにしても言葉足らず。
でもまあ一太くんなら昔の淡い恋心を暴走させて「全部なかったことに…」なんて言い出さないだろうから、安心だけど。
おばあ様と再会!は、いいんだけど、
一太君とも再会!って、
え!?
10年ぶり!?
10年間、五島に来ていなかったの?
そして、お父様・お母様も五島へ行くの?
ヽ( ̄▽ ̄)ノ ヽ( ̄▽ ̄)ノ ヽ( ̄▽ ̄)ノ
(-A-) (-A-) (-A-) ← ざっくぅ
おしまい
壮大な五島の風景が、貴司くんの頑なな心を溶かしてくれたんですね。
まるでチビ舞ちゃんが救われたように。
祥子ばあちゃんも相変わらずで、若者の心に喝を入れてくれる、ホントに気持ちのいい回でした。
幼なじみ3人の関係もとても良くて、見終わってからホンワカしています。
何かを誤解した一太くんもいい味出してましたね。
相変わらずおばあちゃんは良いこと言いますね。認めてしまったら気が楽だ。
そして、そのままでいいんだと。貴司君に向けられた言葉だけれど、久留美ちゃんにも
響いてきた。
しかし、3日間貴司君はこの灯台にいたのかな。寝食はどうしたんだろうか。
貴司君、やっぱりSE向いてなかったよ。なんか山頭火や尾崎放哉みたいな漂白の文人だったのかな。一太君現る。彼なんか勘違いしてるぞ。また祥子さんの名アドバイス。ここまで言ってくれる人なかなかいない。やっぱり漂白の歌人。こういう人はなかなか普通の社会生活送りずらいよなあ。
心の栄養がすっかりなくなっていた貴司くん。
そこを腫れもの扱いせず、真っ向から向かい合い、肯定する祥子さんの器の広さに感心しきりです。
五島祥子クリニックの力は偉大です。
久々の登場の一太くんも違和感なしでいいですね。
舞の「諦めない」と暢子の「諦めない」に重みと深みが段違いに出ました。
ちゃんとキャラの深掘りをしないと言葉の意味が薄っぺらくなってしまうものです。
そんなことを思っていました。
貴司君、大学を出て、司書や学芸員の資格を取るか、どうせ営業的な仕事をさせられるのなら、SEよりも出版社に就職した方が良かったのでは。文学と関係ない仕事に就いて人物の幅を広げようとしたのかもだけど裏目に出たね。
山中さくら
名字変わってないけど、むっちゃんとは結婚してないのか?
一太くん、10~13歳ぐらいの歳の差ならば全然ありだぜ、ワイがキミならアタックするわさ
梅津の大将が読んでいた新聞コラム「10.19 伝説の夜」、テレビ朝日開局50周年記念番組「テレ朝が伝えたスポーツ名勝負」にて「中山律子パーフェクトスコア達成」「アントニオ猪木対モハメドアリ」と並んで特集されていたなあ
あの試合があったから翌年王者ライオンズの連覇を阻んだブライアントの4打席連続ホームランが光るんだよなあ
めぐみさんおとうさん今を女男均等に就職していますよパイロットも私は航空無線で女パイロット交信が審判に聞こえてきますよねそのほかに和在来線新幹線バス運転集にも女の方が今話大分いますよですからめぐみさん暖かく舞えちゃんお航空大学に送り出してくださいてもはじめはパラグライダーモータパラグライダーモータープレーンなどを講習教習ォ受ければデマますよ舞えちゃん其れでも始めてか旅客
機パイロット目財しま堂で使用ね