舞いあがれ!

悠人が協力の要請を断る / 舞いあがれ! 第65回

2023/1/5(木)第14週「父の背中」

あらすじ

舞は久しぶりに柏木に電話をし、浩太の会社の仕事を手伝っていることを報告。舞の報告を聞かされた柏木は、パイロットになる意志の有無を舞に尋ねました。柏木からの問いかけに舞は複雑な気持ちになってしまいました。

そのころ浩太の会社では、経理の古川がさらなる人員削減を浩太に要請。古川の要請は、浩太には受け入れ難いものでした。浩太は人員削減を拒むものの、会社の経営状況を熟知する古川も自分の考えを曲げようとはしませんでした。

同じころ、新規に受注した太陽光発電機のためのネジの試作品を結城が完成させました。試作品は合格し、大口の新規受注の道も開けました。そのことを浩太は心から喜ぶものの、その直後に結城は浩太に辞表を提出しました。

浩太は残念な気持ちを抑えて結城の辞表を受け取りました。ほどなくして結城がIWAKURAを去って行く日を迎えました。結城はこれまで世話になった礼を述べ、一方の浩太はこれから結城と一緒に働けなることを惜しみました。

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感想

もっともつらい回

本作『舞いあがれ!』が始まって以来、もっともつらい回でした。

昨年の暮れの放送のあたりから、IWAKURAをやめるかどうかで悩み続けていた結城くん。

同僚たちに赤ちゃんの誕生が近いことを報告すると、同僚たちからベビー服をあげるだのベビーベッドをあげるだの言われていました。

あのときの仲間たちへの未練いっぱいの結城くんの表情が忘れられません。

結城くん、IWAKURAをやめることを思いとどまるのかなと期待していたのですが、残念ながら結城くんは転職することに。

結城くんは退職願を浩太さんに提出。

かつては、お世辞にも仕事ができるとは言えず、そもそも仕事のやる気があるかどうかすらも怪しかった結城くん。

その結城くんをここまで育て上げてきた浩太さんの気持ちを思うとつらすぎます。

しかし浩太さんは結城くんの事情を察し、自分の気持ちを押し殺して結城くんの退職願を受け取りました。

結城くんの去り際に浩太さんが結城くんにかけた言葉も心に沁みました。

結城くんに辞められることよりも、結城くんと一緒に働けなくことの方がつらい。

一方、これまで世話になった礼を述べて去って行った結城くんの態度も立派です。

つらすぎるけれど、素敵な回でもありました。

しかし・・・

浩太さんの体調はますます悪化している模様。

次回は、今回よりもつらい回になるかもしれません。

次週のストーリーに情報を追記

次週のストーリーに情報を追記しました。

追記した情報は次のとおりです。

第67回 1/9(月)
めぐみさんが憔悴しきっており、そんなめぐみさんのことを心配した雪乃さんが、睡眠をしっかりととるようにアドバイス。

一方の舞ちゃんは、いまだに信じられないと貴司くんに自分の気持ちを打ち明けます。

めぐみさんが憔悴し、舞ちゃんは起こったことが信じられないと言う。

何が起こったのかは想像にお任せします。

それを書くのはあまりにもつらいので。

第68回 1/10(火)
IWAKURAの今後を心配する取引先から問い合わせが殺到。

その電話対応をするのはめぐみさん。

めぐみさんには傷心を癒す時間すらありません。

第69回 1/11(水)
祥子さんが五島に帰る間際、めぐみさんは祥子さんに尋ねます。

お父さん、すなわち祥子さんの夫が亡くなった際、どうして祥子さんは船を継ぐ決意を下したのか。

祥子さんがすでに夫を亡くし船を継いでいたという設定が、ここで回収されるようです。

第70回 1/12(木)
祥子さんが夫の船を引き継いだ話を聞かされ、さらにIWAKURAの従業員たちの会社への愛情を目の当たりにしためぐみさんが、会社を存続させると決断を下します。

今週のサブタイトル「決断の時」が今回描かれます。

そしてめぐみさんの決断を信用金庫の担当職員は応援してくれるものの、支店長が難色を示すという池井戸小説のような展開に。

第71回 1/13(金)
舞ちゃんが人員削減を担当することになり、リストラ対象となった3人のうち2人は、舞ちゃんの尽力によって再就職先が決定。

しかし残りの1人が退職を拒むのだとか。

舞ちゃんが試練に直面しますが今週はこれでおしまい。

残りの1人の問題が今週中に解決されるのかどうは不明です。

第15週「決断の時」
第67回 1/9(月) 憔悴しきっためぐみと舞
第68回 1/10(火) めぐみが決断を迫られる
第69回 1/11(水) 舞が久留美に弱音を吐く
第70回 1/12(木) 悠人に出資を懇願する舞
第71回 1/13(金) 舞が経営の手伝いを開始

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予習レビュー

舞ちゃんが悠人くんに頼み込みます。

浩太さんの会社の立て直しを手伝ってほしいと。

しかし悠人くんは正論によって舞ちゃんの頼みを一蹴。

来年、舞ちゃんが航空会社に就職した後のことまで真剣に考えての協力の要請なのかと。

悠人くんのいう通り、会社の立て直しをそんなに短期間にできるわけもありません。

会社の立て直しに時間がかかるということを考えに入れていなかった舞ちゃん、痛いところを突かれました。

一方で舞ちゃんは、久しぶりに話をする柏木くんからも痛いところを突かれるようです。

浩太さんの会社の手伝いに夢中になっているようだが、パイロットになる夢は忘れていたりはしないのか、と。

悠人くんの厳しい指摘に従い、会社の立て直しに本気になって取り組んだら、パイロットの夢はあきらめざるを得ない。

しかし、パイロットの夢をあきらめることは、柏木くんとの関係が終わるリスクが生じるということ。

舞ちゃん、厳しい決断を迫られることになりました。

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POSTED COMMENT

  1. ずんこ より:

    一人だけ救命胴衣…
    言われてみれば、確かにそうですね。
    山田さんはじめ従業員の人たちは、いつリストラされるか、いつ会社がつぶれるか、気が気ではない。
    そうなったらいきなり無職。
    それはめぐみさんと浩太さんも、同じこと。
    でも舞ちゃんには、ちゃんと就職先がある。
    今は自宅待機なだけ。
    昨日の悠人くんの「無責任」発言と相まって、自分自身の立ち位置や仕事との向き合い方を考えざるを得ない言葉でした。

    章兄ちゃんが、去って行きました。
    思えばネジの試作品が完成したとき、思ったほどに喜んでいないように見えました。
    このネジを完成させてからIWAKURAを辞めよう、そう決めていたのかなと思いました。
    ネジが完成したときが、IWAKURAを去るとき。
    だからあの複雑な表情だったのですね。
    章兄ちゃんは、大きな置き土産を置いていってくれました。

    一緒にお好み焼き屋
    深刻な悩みを冗談のような話に持って行く、大阪独特の慰め方かな。

    還暦のたつおさま
    お加減はいかがでしょう?
    お大事になさってください。

  2. 丹善人 より:

    コンビ名が二人の苗字なのは「ますだおかだ」「宮下草薙」
    変化球なのが「藤原」とか。

  3. よるは去った より:

    勝「いっしょにお好み焼屋やったらええやん・・・・・・・・。」

     酒を飲んで憂さ晴らしすることすら、健康的に許されない浩太父ちゃんにとって、幼馴染みのこの言葉は細やかな慰めになっているのかな。

  4. 名乗る程の者ではございません より:

    アキラ兄ちゃんがドラマから去るのは残念、柏木はまだいるのかという個人感

    事務の山田役の大浦千佳さん
    なんかこじらせたアラサー役が非常に良いですね、プロフィール拝見したら河内弁が常用の東大阪市・八尾市に隣接する大阪市平野区出身で東大阪市にある近大OGとのこと、ネイティブなのも納得
    なんかこの手のタイプって後にはヒロインの理解者となるんだろうと思わせますね、カムカムのベリーちゃんやおちょやんのみつえちゃんみたいに

  5. オペラ座の怪人 より:

    お父様とお兄様の対立に関して、
    お兄様の言い分は、冷静沈着、客観的で、ごもっとも、
    ではあるのですが、

    こういった、数字を根拠にした(っぽい)冷静な判断は大事だけど、
    もっと熱血な意欲・精神力は、
    もっと大事だ、
    というようなことを言っていたのは、かの!ケインズ先生!
    アニマルスピリッツ、と言います。
    (まあ、だいぶ、大雑把な言い方を、私はしていますが。)

    ベンチャー企業、創業(間もない)企業では、
    精神力で乗り切った例は枚挙にいとまがなく、

    また、大企業でも、
    (当時業界3位で、4位のサントリーに肉薄されていた)
    大昔(スーパードライ以前)のアサヒビールで、

    住友銀行出身の天下り社長が、
    「あなた、本当に銀行出身?」と、
    ハーバード大MBAの授業で疑問を呈されるほど、
    スーパードライに、果敢に集中投資して、大躍進、

    という例もあるのです、な~。

    お父様とお兄様との対立は、
    どうなる? どうする?

    ヾ(・◇・)ノ ヽ( ̄▽ ̄)ノ ヽ(・∀・)ノ

    (-A-) (-A-) (-A-) ← ざっくぅ

    おしまい

  6. 名乗る程の者ではございません より:

    こんな回だったから敢えてど~でもええコメントとして

    ウメヅイワクラ、漫才コンビみたいやなというセリフですが、名字同士がコンビ名になっているケースは以外と少ないのでは?
    それこそ、この場面にいたクワバタオハラと「おちょやん」「お帰りモネ」に出演していたまえだまえだの二組ぐらいしか思いうかばない(ケンドーコバヤシさんがコンビ芸人だった頃のコンビ名が「小林VS松澤」だったという類似ケースはありますが)

  7. オペラ座の怪人 より:

    柏木「パイロットには、なるんだろ?」
    舞「、、、、、うん。」
    おいおい、ならないのか!?
    猛烈に悪い予感がするの~!

    あきら君(?)、
    お別れか~。
    残念だ。
    転職先で幸せになれることを祈ります。

    私は、転職先の社長に「騙されて」転職して、
    半年で、クビになりました。

    (/_\;) (/_\;) (/_\;)

    (-A-) (-A-) (-A-) ← ざっくぅ

    おしまい

  8. 還暦のたつお より:

     一人だけ救命胴衣着てるのに。山田さん追い詰められているのに、例えが巧い。新製品の立役者、結城さん退職引き止めないのは、浩太さんらしい。でも、浩太さんの体調が心配。うめずさん夫婦の励まし。発想の転換になれば良いけれど。

  9. 還暦のたつお より:

    名乗る程の者ではございません様、早速のお見舞いありがとうございます。4回ワクチン接種を受けていたので、幸い症状は、軽いのですが、動けないのが辛いです。ともあれ、皆様あけましておめでとうございます。

  10. 名乗る程の者ではございません より:

    還暦のたつお様
    お見舞い申し上げます
    お大事に

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