2023/2/2(木)第18週「親子の心」
あらすじ
五島の祥子から岩倉家に手紙が届きました。手紙の中には、五島で行われる釣りフェスタのチラシが同封されていました。舞はさっそく祥子に電話をし、浩太の生前の夢だった飛行機の部品製造に挑み始めた近況を報告しました。
そんな中、菱崎重工の荒金が試作ボルトの強度試験の結果をめぐみと舞に報告。強度に申し分はないが発注は朝霧工業にすることが決まったと。つづけて荒金は、新人時代に長崎で浩太と一緒に働いていた事実をめぐみと舞に打ち明けました。
そして荒金は、航空機部品に特化するつもりはないかとめぐみと舞に提案。めぐみは荒金の提案を断りました。航空機用ボルトの試作を手がけて以来、会社の将来を考え続けていためぐみは、航空業界に参入する難しさを理解していました。
その数日後、菱崎重工から自動車部品を発注することが決定。その知らせに社員たちが沸く一方で、めぐみは悠人から会社の土地と工場の権利を返すと申し出を受けていました。その頃、悠人は投資で損失を出し窮地に立たされていました。
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感想
飛行機の製造の夢を追うストーリー
前回の久留美ちゃんの婚約破棄の決断にも驚かされましたが、今回のめぐみさんの航空機部品参入をやめる決断にも驚かされました。
作劇上、ここで登場人物がリスクをとった方がドラマとしては盛り上がるので。
しかし、現実的にはリスクを回避しためぐみさんの判断は賢明です。
そして何より、めぐみさんの判断を尊重するだけでなく、リスクを回避する判断を下しためぐみさんの社長として働きを讃える舞ちゃんの態度が素晴らしい。
こんな状況だと、安易なドラマの展開では、飛行機部品にこだわる娘が母親と対立を深めたりするので。
めぐみさんの判断を受け入れたものの、目標を失った舞ちゃんの心の中にポッカリと穴が空いてしまうところなども実にリアル。
しかし、飛行機の製造の夢を追うストーリーはここで一旦おしまい。
菱崎重工から受けた仕事の延長線上に、小型飛行機の製造というストーリーが展開されると予想していたブログ主には想定外の夢の断念でした。
小型飛行機の製造というストーリーが、菱崎重工の延長線上にはないことがほぼ確定。
すると、今回の冒頭に登場したばんばからの手紙に封入されていた釣りフェスタ。
釣りフェスタ=五島の町おこしが、小型飛行機の製造のきっかけになるのかもしれません。
しかし、小型飛行機の製造のストーリーの前に、不穏なストーリーが描かれる模様です。
不穏なストーリーとは、悠人くんの挫折のストーリーです。
悠人くんの挫折のストーリー
次週(または次回)から、悠人くんのインサイダー取引疑惑にかかわる騒動が描かれるのが事前にアナウンスで知ってはいました。
しかし、悠人くんがどうしてそんなことをやらかすのかが見えてこなかった。
悠人くんがやらかす理由、それが今回はっきりと描かれました。
これまで連戦連勝で来た悠人くんがどうやら、負け続けているらしい。
悪化した状況を挽回するために、悠人くんはインサイダー取引に手を染めてしまうという展開が見えてきました。
今にして思えば、貴司くんの短歌賞ほ受賞祝いで、悠人くんの浮かない表情をめぐみさんが心配していましたが、きっとあの頃から悠人くんの状況は悪化していたものと思われます。
そして、IWAKURAの土地と工場の権利書を悠人くんがめぐみさんに返したのは、IWAKURAの土地と工場の権利を債権者に渡すという最悪の事態を避けるためでしょう。
IWAKURAの土地と工場の権利が第三者の手に渡さない準備は完了。
その直後、悠人くんはビジネスパートナーらしき人物に対して、挽回のための打ち手はあるみたいなことを言ってましたが・・・
ついに悠人くんはやらかしてしまうんですね。
悠人くんの終わりの始まり。
次週は悠人くんの挫折のストーリー。
そして、失意の中の悠人くんを励ますのは、これまで挫折ばかりの人生だった佳晴さん。
そして八神先生と婚約破棄したばかりの久留美ちゃんも、悠人くんの挫折に寄り添うようです。
悠人くん、久留美ちゃん、佳晴さんの人間関係の変化が楽しみになってきました。
予習レビュー
浩太さんの生前の夢への初の挑戦となった飛行機用の試作ボルトの強度試験の結果が荒金氏より告げられます。
強度試験の結果がどうなるのかは今のところ不明。
しかし荒金氏が若い頃に浩太さんと同じ職場で働いていた過去が、めぐみさんと舞ちゃんに初めて語られます。
舞ちゃんが荒金氏と出会ったセミナー会場で、舞ちゃんが口にした「岩倉」「東大阪」というキーワードに荒金氏は反応を示していました。
そのときの荒金氏の反応が回収されるわけです。
ブログ主は、強度試験の結果がどうなるのかよりも、荒金氏が浩太さんとの思い出を語った上で、めぐみさんと舞ちゃんに対して行う「提案」の方が気になっています。
そして、その「提案」がどのような展開に発展するのか。
今後の楽しみがまた一つ増えました。
一方、五島の新たなストーリーが始まるのでしょうか。
五島の人々も夢に向かって動き始めたようです。
五島といえば・・・
さくらさんの彼氏「むっちゃん」はその後どうしてるんでしょうね。
『おかえりモネ』の宇田川さんに次ぐ、最後まで登場しないキャラになってしまうのかな?
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めぐみさんは流石に会社を率いる責任者ですね。夫の夢であっても、ここは社員を守り、堅実に会社を運営することを選びました。ぷ舞ちゃんなら、感情先行で、突っ込んだと思います 舞ちゃんはお父さんに似ているところがあります。 夢は大事だけれど、現実を見極めることは時に、もっと大切です。 またここから、新たな展開はあると思います。
荒金さん、浩太さんの後輩でしたか。でも仕事に私情は挟まない、立派な人です。
発注が無くなった時点で正体を明かし、そしてその後、純粋に技術を認めての
仕事の依頼。それは、経営者として正しい姿勢を持つめぐみさんを信頼できたからの
結果でしょう。ここでごり押しせずに、社長を信じて従うことにした舞ちゃんも
立派。どこぞの誰かさんなら、まだわがままを言ってたでしょうけれどね。
これでIWAKURA編は終了でしょうか。明日から始まるのは悠人の物語。
で、傷心の久留美ちゃんとの出会いなのかな。大人バージョンになった最初に
久留美ちゃんと悠人君の出会いがあった場面で、なんとなく、この二人が
くっつきそうな気配を感じていたんだが、久留美ちゃんが彼氏を連れてきた
時に、その場に悠人がいたことが気になっていました。なんらかの伏線かなと。
どうやら、それが回収されそうな。
貴司君も気になるんだけれど、あの変な編集者とは早く縁を切った方が
いいと思うけれど、ドラマの進行上、それは無理なようみたい。
昨日までの恋愛模様は
今日はお休みで、
今日はお仕事編。
航空機産業への参入はできなかったけど、
航空機産業への参入努力というか、
ノウハウというか、
を評価されて、
自動車産業へ参入できました。
何とか重工の幹部(部長さん?)と
舞ちゃんお父様との関わりも
明らかにされました。
投資家お兄様は
インサイダー取引か何かで逮捕されるのか!?
と思ったら、
さすがにそれはなくて、
株価予想がことごとく外れている、
ってな感じかしらね?
ヾ(・◇・)ノ ヽ( ̄▽ ̄)ノ ヽ(・∀・)ノ
(-A-) (-A-) (-A-) ← ざっくぅ
おしまい
釣りで人を釣る、実現化。品質試験結果発表。品質は合格。ただ量産体制をとれないので、仕事はライバルへ。荒金さん、浩太さんの後輩だったんだ。めぐみさん、立場と気持ちは分かるが、なんとか浩太さんの遺志は継げないか?でもイワクラが航空機部品から手を引いたら展開がおかしくならないか?何の為にパイロットあきらめたの?、荒金さんから発注の助け舟。悠人さんイワクラの権利放棄、相場の読み違えか。
斜め視点で見たらツッコミ満載でかなり面白いんだけどね、今週は
ただし(というかだから)泣けないわな
例えたら大学落研による人情話聴かされているみたいにお涙ちょうだい感が溢れているんだよね、名人はクサくならないよう最低限の抑揚でサラッと語るから泣けるんですよね
今週泣けない私は桑原教信者なんすかね?
生まれてこれまでミッション系大学だったこと以外は宗教に無縁の唯物論者なんですがね
もしかしたら年齢重ねたら今週のお話が泣ける日が来るかな?そうだったならばドラマ放送終わればブルーレイ購入するかな、しばらくは航空学校編と併せて今週分はスキップするだろうけど
とりあえず、五島オールスターズは、むっちゃんとは面識はあるでしょうね。まあ親戚付き合してるようなもんだからね。