NHK連続テレビ小説(朝ドラ)『らんまん』
2022年4月24日 〜 4月28日放送
あらすじ
万太郎と綾が結婚をすすめられる
東京への長旅から峰屋に帰ってきた万太郎は、東京で出会った植物学者や寿恵子との思い出を胸の中に封印し、これからは峰屋の当主として生きると決意。
一方、東京での万太郎の様子を竹雄から聞かされたタキは、万太郎が峰屋の当主として生きることへの迷いをなくすため、ある決断をしました。
タキは万太郎と綾を呼び出すと、二人は姉弟ではなく従兄弟どうしであることを告げ、万太郎と綾が結婚し家業に専念することを求めたのです。
幸吉への想いをあきらめる綾
綾は、酒造りを教えてくれた職人の幸吉に思いを寄せていました。なので、万太郎と結婚しろというタキの言葉を受け入れることができませんでした。
家を飛び出した綾は幸吉のもとに駆けつけるものの、結婚して間もない妻と働く幸吉の姿を見た綾は、幸吉への想いをあきらめました。
一方、家を飛び出した綾を探しに出かけた万太郎は、自由民権運動の団体「声明社」の集会で綾の姿を見つけました。
自由民権運動の団体「声明社」
万太郎は「声明社」の集会の演台に引っ張り出されました。やむなく万太郎は即興で演説を行うものの、意外にも万太郎の演説は聴衆の心をとらえました。
また、「声明社」の者たちが翻訳に難儀している洋書を万太郎が苦もなく読んだことで、万太郎は「声明社」の者たちの注目の的になっていました。
そのころ、綾はようやく落ち着きを取り戻し、タキの言葉に従って生きようと決意。そんな綾の気持ちを察した竹雄は、万太郎と綾に一生を捧げようと心を固めました。
ジョン万次郎との出会い
万太郎に興味を持った「声明社」のリーダー・早川逸馬が、万太郎にある人物を引き合わせました。その人物とはジョン万次郎こと中濱万次郎でした。
万太郎が子供のころから憧れていた万次郎は失意の中にいました。万次郎は幕府からスパイと疑われ、志を果たせずにいたのです。
後悔しない生き方を送るよう万次郎から助言された万太郎は、自分は何をして生きるべきなのかをはっきりと悟るのでした。
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今週の展開
16: 4/24(月) 峰屋に帰って来る万太郎
17: 4/25(火) 万太郎と綾を結婚させる
18: 4/26(水) 家を飛び出た綾は高知へ
19: 4/27(木) ジョン万次郎との出会い
20: 4/28(金) 決意を新たにする万太郎
予習レビュー
タキさんのまさかのアイデア
憧れの東京に行き、憧れの植物学者を訪ねることができた万太郎くんは、それで満足してしまうのか。
それとも夢をあきらめてしまうのか。
土佐に帰ってきたころには実家の当主として生きる覚悟を固めているのだとか。
東京への旅に同行した竹雄くんが、東京では万太郎くんに「当主らしく振る舞え」みたいなことを繰り返し言うそうなので、そのことが効いたのかもしれません。
一方、そんな万太郎くんの決意を知らない祖母のタキさん。
東京での万太郎くんの行動の一部始終の報告を竹雄くんから受けたタキさんは、万太郎くんの将来が心配になる。
万太郎くんの将来というよりは家の将来が心配になると言った方が適切かも。
タキさんは、万太郎くんと綾ちゃんが姉弟ではなく従姉妹の関係にあることを告げると、二人に結婚せよとまさかの指示。
でも、万太郎くんは東京で寿恵子ちゃんという女性に一目惚れ。
実は綾ちゃんも恋心を抱いています。
綾ちゃんの恋心
綾ちゃんの恋心も今週のどこかのタイミングで描かれるはずです。
しかし綾ちゃんが恋心を抱いた相手は既婚者です。
ただし綾ちゃんは相手が既婚者であることを知らずに恋心を抱いてしまったらしい。
相手が既婚者だと知ったときの綾ちゃんのショックはどれほどのものか。
相手が既婚者だと綾ちゃんが知ってしまう場面を想像すると切ない気持ちでいっぱいです。
植物学者の話なので本作は恋バナはそれほど深くは描かれないだろうと思ってましたが、なかなかどうして、複雑にからみあった恋バナが描かれるようです。
ジョン万次郎
ジョン万次郎こと中濱万次郎が登場。
演じるのは宇崎竜童さん。
宇崎竜童さんといえば昭和の歌謡曲の黄金時代に活躍した人。
平成に入ってからは数多くの映画に出演し、ブログ主は宇崎竜童さんが出演された映画をいくつも見ています。
なのでブログ主にとってはよく見かけるお名前です。
しかし、幅広く活躍されている割には朝ドラ出演は初。
ブログ主には意外でした。
でも朝ドラが似合わないことも確かです。(笑)
朝ドラが似合わない宇崎竜童さんが、大河ドラマ向きの人物を演じるの図。
どんなことになるのか楽しみな週です。
ササユリ
今週のサブタイトルの「ササユリ」は漢字で「笹百合」。
野生の場合、種子から初花の開花まで7年もかかるのだそうで、そんな性質がドラマの中で回収されるのでしょうか。
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万太郎と万次郎…すごい!