2023/4/24(月)第4週「ササユリ」
あらすじ
東京への旅を終えた万太郎と竹雄が船に乗って高知の港に戻ってきました。高知から佐川へ向かう道中、万太郎は自由民権運動の活動をしている男が国会開設などを求める演説をする現場に出くわしました。
その後、帰宅した万太郎はタキや綾、峰屋の働き手たちに博覧会で見聞きしたことを報告。当主としての風格を備えはじめた万太郎の姿に働き手たちは喜びました。続けて万太郎はタキに告げました。もう植物の研究はやめて家業に専念するつもりだと。
植物学を嫌いになったとまで言う万太郎の言葉を聞かされても竹雄は心配でした。東京で一緒だった竹雄は万太郎の本当の気持ちに気づいていたのです。しかし竹雄は万太郎の秘めた気持ちをタキには告げられませんでした。
万太郎は植物学への気持ちを胸の中に封印し家業に専念し始めました。そんな中、万太郎に縁談に持ち込まれました。一方、佐川に戻って以来、万太郎のことを案じ続けていた竹雄はタキにある相談を始めました。
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感想
万太郎くんが植物学への情熱を封印。
実に切ない回でした。
そして週の前半は切ない展開になりそうです。
万太郎くんの本心
佐川で植物学を続けるのは無理。
標本づくりは意外なほど面倒だったので植物学は嫌いになった。
だから、もう植物学はやめる。
自分の気持ちに一区切りつける言い訳を必死になって探す万太郎くんの姿が切ない。
植物学が嫌いになったのではなく、植物学を嫌いになれそうな理由をいくつも見つけて、自分の気持ちに一区切りしようとしているのでしょう。
それでも顕微鏡の箱を開いた瞬間によみがえってくるのは「心の友」との出会いの場面。
その思い出を万太郎くんは顕微鏡と一緒にしまい込んでしまいました。
それ以降、万太郎くんの行動が変わりました。
酒の違いはどこから生じるのかと言って、酒蔵に入って説明を求める。
掛け帳(?)を一心不乱に転機する。
峰屋の働き手たちは万太郎くんが当主として覚醒したと信じたようです。
縁談を持ち込んできた呉服屋のご主人も、万太郎くんの熱心な働きぶりに感心。
タキさんも、万太郎くんの宣言は本気らしいと思いはじめた模様。
タキさんや峰屋の働き手たちが抱き始めた万太郎くんへの期待。
その期待とは正反対の、封印された万太郎くんの本心。
両者のギャップが切なさを増幅させました。
竹雄くんだけは知っている
タキさんや峰屋の働き手たちが万太郎くんの変化に期待する中、竹雄くんだけは知っています。
峰屋の面々を喜ばせる万太郎くんの一連の行動は、家業に没頭しているのではなくて、家業に気持ちを向けることで植物のことを忘れようとしているだけなのだと。
だから竹雄くんだけは終始浮かない表情でした。
そして竹雄くんが何よりも心配なのは、万太郎くんが自分の心を殺してしまったかのように見えること。
竹雄くんも万太郎くんの変化は本物だと見ているのでしょう。
本気で草のことを忘れるつもりなのだ。
植物学への情熱が再びよみがえるようなことはまずないだろう、と。
しかし、そんなことよりも万太郎くんが生きがいを失ったことが竹雄くんは心配。
そして生きがいを封印するほどに万太郎くんを追い詰めてしまったことを悔やみ続ける竹雄くんが優しい。
竹雄くんの迷い、今回も主人公レベルに深い!
さて、万太郎くんの本心を竹雄くんがタキさんに告げようとしたところで終了。
万太郎くんの本心を知ったタキさんがどんな反応を示すのか。
当主としての自覚を持ち始めたかに見えた万太郎くんのことを信じかけたタキさんの反応が楽しみでもあり怖くもあります。
綾ちゃんのストーリー
自由民権運動の演説にあった「男女平等」という言葉に綾ちゃんが反応しました。
綾ちゃんはもしかすると「男女平等」という概念を生まれて初めて耳にしたのかもしれません。
だとすると、綾ちゃんにとってそれは衝撃的な考え方のはず。
綾ちゃんの人生の最大の転機のひとつになるレベルかと。
もし綾ちゃんが主人公であれば、綾ちゃんが自分のライフワークに通じる道を発見した瞬間として描かれてもおかしくないほどの場面です。
しかし綾ちゃんが見出した新しい道とは正反対の方向に事態は進展することが予想されます。
次回あたりから綾ちゃんの葛藤のストーリーも描かれるのでしょうか。
予習レビュー
万太郎くんが東京から戻ってきました。
今週は、東京で運命の人と出会ったり憧れの植物学者に出会ったりした経験を経て、万太郎くんの人生の転機が描かれます。
そして今回は、万太郎くんが最終的に選ぶ人生とは正反対の選択からスタート。
万太郎くんは植物の研究をやめ家業に専念するつもりであるとタキさんに報告します。
万太郎くんは東京に滞在しているときも、東京に来る日は二度とやって来ないだろうと考えるようなので、万太郎くんの言葉は半分は真実なのでしょう。
しかし、その言葉は本心を心の奥深くに封印して出てきたものであることを竹雄くんは気づいていました。
もしかするとタキさんも気づくのかもしれません。
朝ドラの一週間の定番の展開は、月曜日に最終的な展開の逆の状況からスタート。
植物研究をやめる、家業に専念する、これらの宣言は最終的に真逆の選択を万太郎くんがすることの逆フラグなのでしょう。
最終的に今回とは真逆の選択を万太郎くんがするまで、一体何が起こるのでしょうか。
ドラマを観る者の心をゆさぶりそうな一週間になりそうです。
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名乗る程の者ではございません様。確かに県東部の国民宿舎で食べた猪鍋は美味しかったです。実写版「デビルマン」は確かにどうしようもなかった。この一本で那須博之監督は、晩節を汚してしまいました。「シン・仮面ライダー」はなんとか劇場で見たいです。次は何だろう?「シン・ゴレンジャー」まさかね?庵野氏、岡田氏。、武田氏以下関西SF連盟(ガイナックスの前進)が戦隊モノのパロデイで「愛国戦隊日本」というネトウヨが見たら大喜びしそうな映画を撮っていたけど。もう一度見たいな。
還暦のたつお様
コメント反応ありがとうございます
まとめて返信致しますね
宇崎竜童さん、逆に迷作出演のダントツ1位が「実写版デビルマン」ですよね、しかも夫婦揃ってで
私自身は原作漫画は大好きですからね、だからあの作品について語れば批判以外ないですわ、誉めろと言われてもホント無理なんですよね
批判するのは差別的なことや過剰に猥的なことを避けるという最低限のマナーさえ守ればあとは自由なんだと私は思います、なんだかんだとコメントの自由を赤の他人にごちゃごちゃ指摘されるのはうざいだけなんだと思います
「実写版デビルマン」は駄作ですし、海原雄山が言うように生野菜はキライ、スイーツ短歌は大キライです、個人的には
あと、個人的に猪肉はたつお様在住の中国地方の方が美味しいと思います、これも個人感ですが
最後に「シン・仮面ライダー」は劇場で見られることをオススメです、仮面ライダーがぶっ飛ばす迫力が違いますので(逆に配信で見た方が良かったかなと思ったのはエンドロールで3曲流れるのですが自宅で見ていたら絶対に合唱していただろうということですね)
うちの奥さんがボソッと言いました。
実年齢は神木君の方が上だよね。
佐久間由衣28歳、神木隆之介29歳。
確かに。でも、そうは見えない。
万太郎さんの帰還。自由民権運動。万太郎さんの演説、早川さんの演説の影響を受けた?なかなか立派。「嫌いになりました。」本心じゃないな。泣く泣く顕微鏡を仕舞う。真相を知る竹雄さん心境は複雑。いきなり縁談。
名乗る程の者ではございません様。丹波といえば数年前の「孤独のグルメ」大晦日スペシャルで、ミニクーパーを押し付けられて東京まで帰る羽目になった五郎さん(松重豊さん)が猪なべ食べてたなあれは美味しそうだった。あのお店ではないけど味噌だれの猪なべ食べた事があるけど、入念に下処理した猪肉はなかなか絶品、美味しかったです。
今週のタイトルの「ササユリ」って調べたら私が住んでいる大阪からさほど遠くもない兵庫県丹波で6月頃に開花が見られ地元の方から群生地に柵まで囲い大事にされている花とのこと
休日に花見て猪料理食べてお土産に黒枝豆買って帰るのもいいかもね、これは新しい楽しみ見つけたな♪
あのなあ、知らん人が多いかもだからコメントしとくけど、今週民権婆さんとして出演する島崎和歌子さんは「スクールウォーズ2」に出演していた頃はメチャクチャ可愛いかったんだぞ、ウソだと思うなら画像検索してみなはれ
あと「スクールウォーズ2」は1に比べたら知名度低いけど十分熱いドラマだぞ、ナレーションが「ジェットストリーム」「カムイ外伝」でおなじみの城達也さんというのも味があって良き