2023/5/30(火)第9週「ヒルムシロ」
あらすじ
酒に対する課税が年々重くなる中、酒造りを営む峰屋も役人から厳しい指導を受けるようになっていました。
そのころ、タキは身体が弱りはじめていました。
しかしタキは、峰屋の状況やタキの身体のことについて万太郎に決して知らせぬよう、綾に固く口止めをしていました。
一方、万太郎は田邊から植物学雑誌創刊の許可を得ることができずにいました。
そして田邊にそのことを相談する機会をうかがっていたある日、万太郎は田邊から西洋音楽の演奏会に誘われました。
参考:Yahoo!テレビ
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鑑賞後の感想
感想欄は放送後に追記します。
予習レビュー
酒税が峰屋の経営を圧迫している状況をタキさんは綾ちゃんに固く口止め。
しかし酒税に関しては、あるセリフを通して万太郎くんの知るところとなります。
あるセリフとは、万太郎くんの実家が酒造りをしていると知ったことに反応して藤丸くんが口にするセリフです。
東京大学の学生の一人である藤丸くんのご実家は酒問屋という設定です。
そして、万太郎くんの実家のことを初めて聞いた藤丸くんが、酒税が年々上がる中で自分の実家の経営が圧迫されている話をするのです。
酒税などという地味な話がどうして登場するのだろうか?
そんな疑問を持ったブログ主はさっそく日本の酒税について調べてみたところ面白いことを発見しました。
ネットで公開されている国税庁の最新のデータ(令和4年)によれば、国税の税収のランキングで酒税は第6位。
消費税、所得税、法人税、相続税、揮発油税、そして酒税という順番です。
ちなみに第1位の消費税は186,670億円。
それに対して第6位の酒税は11,760億円。
第1位の消費税と比較した場合、第6位の酒税は消費税の6.3%しかありません。
ところが・・・
明治30年代、日露戦争の戦費調達などで国税の税収第1位に。
ランキング第1位の座は昭和10年代まで続いたのだとか。
税金の稼ぎどころとして酒類業者は目をつけられていたそうです。
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