らんまん

らんまん 第12週「マルバマンネングサ」予習レビューとあらすじ

NHK連続テレビ小説(朝ドラ)『らんまん』
2023年6月19日 〜 6月23日放送

あらすじ

寿恵子が万太郎からの求婚を受け入れる

万太郎の部屋の中に初めて入った寿恵子は、そこに積まれている大量の本と標本を見て驚きを隠せませんでした。

そのとき寿恵子は理解しました。万太郎が目指していることがどれほどのことなのか。そんな万太郎と一緒に生きてゆくことが冒険であることを。

寿恵子は万太郎に告げました。自分は冒険をしたかった。万太郎とならその願いを叶えられると。それは寿恵子が万太郎からの求婚を受け入れた瞬間でした。

「白梅堂」の閉店

その数日後、万太郎は「白梅堂」のまつのもとに挨拶に行きました。そして、植物図鑑を分冊して売りながら生計を立てる計画を万太郎はまつに告げました。

一方のまつは「白梅堂」をたたむことにしたと打ち明けました。菓子職人の文太が「白梅堂」をやめて故郷に戻るのを機に、まつは店をたたむことにしたのです。

続けてまつは言いました。自分はこれまで文太の世話になってきた。これから文太の後について行き、恩返しするつもりなのだと。

万太郎が寿恵子を連れて故郷へ

半年ほどが経過し季節は春。万太郎は寿恵子を連れて故郷の佐川村に向かいました。道中、万太郎は寿恵子を自分の助手に任命しました。

佐川村の峰屋では、万太郎と寿恵子の到着を綾が待ち侘びていました。一方、そのころのタキは末期ガンの痛みに耐える暮らしをしていました。

タキは苦痛を押し殺して寿恵子に対して百人一首の勝負に挑みました。その勝負を通して寿恵子の気遣いを察したタキは、寿恵子を嫁として迎え入れました。

「槙野」の名前が付けられた新種

その頃、峰屋は重税に苦しめられていました。そしてタキが病床に伏せていることで、すべてが自分の肩にかかっている不安を、綾は竹雄に打ち明けました。

一方、寿恵子は万太郎に提案しました。佐川で小学校の教員をしながら植物採集をしたらどうか。自分は佐川に住むことになってもかまわないと。

そんな中、東京から手紙が届きました。その手紙は、万太郎の標本の一つが新種と認められ「槙野」の名前がその新種に付けられたという知らせでした。

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今週の展開

56: 6/19(月) 寿恵子が十徳長屋に来る
57: 6/20(火) 結婚の許しを得る万太郎
58: 6/21(水) 万太郎たちが峰屋に到着
59: 6/22(木) 峰屋の将来を心配する綾
60: 6/23(金) 万太郎の標本が新種認定

予習レビュー

今週の前半の舞台は東京、後半の舞台は久しぶりに高知です。

夕顔のお姫様の驚き

前週、高藤邸から逃げ出し純白のドレスに身を包んで「夕顔のお姫様」として「十徳長屋」に飛び込んできた寿恵子ちゃん。

そこまでは良かった。

寿恵子ちゃんが飛び込んだ、そして初めて目にした万太郎くんの部屋は、寿恵子ちゃんにとっては異次元ワールドでした。

大量の本と植物の標本の中で立ち尽くす寿恵子ちゃんの図。

万太郎くんが一生をかけて追い求めたいと考えているものがどれほどのものなのか、寿恵子ちゃんは目にモノを見せられるわけです。

万太郎くんの本当の姿を初めて見た寿恵子ちゃん。

大量の本と植物の標本の中で立ち尽くす寿恵子ちゃんの姿を見て、「十徳長屋」の住人たちは直感するそうです。

これで万太郎くんはフラれたな。

万太郎くんの恋はこれでおしまい、と。

そこからのまさかの大逆転劇が今週の前半のお題です。

「白梅堂」廃業

寿恵子ちゃんの結婚を機に、寿恵子ちゃんのお母上のまつさんはドラマの中から退場するのでしょうか。

まつさんは菓子屋「白梅堂」を廃業することに。

菓子職人の文太さんが故郷の湯守の仕事を受け継ぐことになり「白梅堂」を退職。

文太さんがいなければ「白梅堂」の味は失われ、店は成り立たなくなります。

そこで「白梅堂」を廃業。

さらにまつさんは文太さんと一緒に文太さんの故郷へ行くらしい。

どうやら二人は夫婦になるようです。

まつさん、落ち着くところに落ち着いてよかった。

妹のみえさんが寂しがるかもしれませんが、彼女は社交界の華です。

一人ぼっちになることはないのでしょう。

つらすぎる再会

万太郎くんが寿恵子ちゃんを連れて故郷の佐川村へ。

さて、万太郎くんが故郷に帰るしばらく前からタキさんは体調の異変を訴えていたのだとか。

胸が痛いから始まり、背中も痛みだし、ついに日常生活に支障をきたすほどに。

しかし万太郎くんを心配させたくない一心のタキさんは、自分の身体の異変を万太郎くんに知らせることを禁じていました。

なのでタキさんがこんな状態になっていることを、万太郎くんは帰郷して初めて知るわけです。

自分が生まれる前に父親を亡くし、幼いときに母親も亡くした万太郎くんにとって、タキさんはおばあちゃんというより親も同然。

万太郎くんとタキさん、つらすぎる再会になりそうです。

マルバマンネングサ

今週のサブタイトルの「マルバマンネングサ」の漢字表記は「丸葉万年草」。

学名は「セダム・マキノイ・オウゴン(Sedum makinoi Ogon)」。

学名にある「マキノイ(makinoi)」とは、万太郎くんの実在モデル・牧野富太郎氏の「牧野」のこと。

リアル万太郎くんの名前が発見者として学名につけられたエピソードはドラマの中にも登場します。

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