2023/6/26(月)第13週「ヤマザクラ」
あらすじ
痛みに苦しむタキの様子を見て、万太郎は自分にも何かできることはないか考えていました。そんな中でタキは、寿恵子に花嫁衣装を選ばせるために、呉服商・仙石屋の義兵衛を峰屋に呼びました。
そして義兵衛との会話の中で、仙石屋の庭に咲くヤマザクラが病気だと聞かされました。仙石屋のヤマザクラはタキが大好きな古木でした。タキは仙石屋のヤマザクラを救うことはできないかと万太郎に相談しました。
一方、綾は土佐の酒屋で組合を作ることを決意。組合によって監視の目を光らせ、闇の酒が出まわらないようにすることが綾の目的でした。綾は土佐中の酒屋を説得して歩くために竹雄を連れて出かけました。
タキから相談を受けた万太郎は仙石屋のヤマザクラを見るために足を運びました。そのヤマザクラは万太郎にとってもタキとの思い出のつまった古木でした。万太郎は仙石屋のヤマザクラを救うことに挑みはじめました。
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感想
今週はストーリー前半の最後の週。
ストーリーの折り返し地点となる重要な週は、身体の痛みに苦しむタキさんの姿からはじまりました。
タキさんと仙石屋の桜の古木
いよいよ容態が悪化してきたタキさんの病状。
一方でタキさんがこよなく愛した仙石屋の桜の古木の病気。
タキさんの寿命を仙石屋の桜の古木の寿命と重ね合わせたストーリーが今週のお題になるのかな?
万太郎くんが仙石屋に足を運んだ際に、仙石屋の手代の方が言いました。
せめて春に花を咲かせた姿を見てから切り倒したいと。
切り倒される日がせまる仙石屋の桜の古木の寿命は、そのままタキさんの寿命。
病に苦しむタキさんのために何かできないかと考えた万太郎くんは、仙石屋の桜の古木を救うことを通して「タキさんのため」になることを見出した様子。
おそらく万太郎くんにとってはこれが最後のお婆ちゃん孝行になるものと思われます。
仙石屋の桜の古木を救うことを通してタキさんを救いたい万太郎くん。
今週はどこかのタイミングで大いに泣かされそうです。
綾ちゃんと竹雄くん
綾ちゃんと竹雄くんのストーリーがついに始まりました。
綾ちゃんが竹雄くんを連れて土佐中の酒屋をまわる中、二人の関係に変化が生じるというのが今週の二人の展開。
竹雄くんのお父上は、綾ちゃんと竹雄くんが一緒になることはあり得ないと断じていましたが。(笑)
竹雄くんは万太郎くんの助手の座をすでに返上しています。
すでに綾ちゃんを支え続けると心に決めているはず。
そんな竹雄くんの決意が次回あたりから描かれることになるのかな?
この日が来るのをブログ主はずっと楽しみにしていました。
しかしその楽しみが終わってしまったあと、しばらくの間「綾ちゃんと竹雄くん」ロスに悩まされることになりそうです。
新種
万太郎くんが発見した植物の新種の学名の一部に「槙野」という文言が入ったものの、それは束の間の喜びでした。
その新種の発見者として名前が刻まれるのは万太郎くんではない事実。
この厳しい現実に対して抱いた悔しさは、今後どこかのタイミングで回収されるのかな?
ちなみにリアル万太郎くんは、日本固有の新種の学名を、日本人の手で、日本の出版物の中で発表する「日本初」を成し遂げます。
その新種を最初に発見したのはリアル万太郎くんとリアル寿恵子ちゃんの結婚の二年前。
東京大学での研究生活を続ける中で郷里の佐川に帰ったおりに発見しました。
ドラマの中の万太郎くんは東京大学に出入りを許されて以来、佐川に帰るのは今週が初めてのことです。
なので、今週描かれる佐川滞在中に、ドラマの中の万太郎くんは見慣れない植物を発見。
それを標本にして東京に持ち帰り、その後それが新種であると特定する。
そんな展開によって万太郎くんの悔しさは回収されるのかなとブログ主は予想しています。
予習レビュー
全26週からなる本作は今週で半分が経過し物語の折り返し地点を迎えます。
物語前半の区切りとなる今週は、主人公とその周辺の人々にとってのビッグイベントが相次ぎます。
今週、何が起こるのか。
今回の予習レビュー欄でまとめます。
万太郎くんと寿恵子ちゃんの結婚
万太郎くんと寿恵子ちゃんが結婚します。
タキさんが寿恵子ちゃんと嫁として受け入れることで、万太郎くんと寿恵子ちゃんの結婚が確定。
祝言は佐川の槙野家で行われ、東京からは仲人の大畑夫妻と寿恵子ちゃんのお母上のまつさんがやってきます。
さすがにお金のなさそうな十徳長屋の住人は一人も佐川に来ないようです。
綾ちゃんと竹雄くんの結婚
竹雄くんの長年の恋がついに実ります。(祝)
万太郎くんが寿恵子ちゃんを連れて佐川に里帰りしたころ、綾ちゃんは重税から酒蔵を守ために酒蔵の組合の結成を目指します。
しかし女の綾ちゃんがそんなことを持ちかけても誰も相手にはしてくれない。
そんな中、疲れきった綾ちゃんが竹雄くんにポロリと一言。
「のう竹雄。夫婦になろうか」
こんな思いつきの言葉に軽く竹雄くんではありませんが、この綾ちゃんの一言がきっかけで二人の関係は急展開するようです。
万太郎くんが家督を竹雄・綾夫婦に正式に譲る
綾ちゃんと竹雄くんの結婚が決まったのを機に、万太郎くんは当主の座を正式に返上し、峰屋のすべてを綾ちゃんと竹雄くんの二人に譲ると宣言。
これで形の上でも万太郎くんと竹雄くんの間の主従関係は無くなります。
しかし万太郎くんと竹雄くんはそれぞれが所帯を持つことになるため「相棒」の関係も一区切りがつくものと思われます。
竹雄くんの出番が今後は少なくなるかもしれません。
その点だけが心残りです。
タキさんが逝去
タキさんが亡くなります。
万太郎くんと寿恵子ちゃんの結婚が決まったことで、どうせなら孫の顔を見てから逝きたいと願うタキさんでした、その願いは叶いませんでした。
ところで史実の中のリアルタキさんは、リアル万太郎くんの嫁を見る前に亡くなっています。
ドラマの中のタキさんは孫の顔を見れなかったのは残念ですが、嫁の顔を見ることができたのはせめてもの救いかなと思います。
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還暦のたつお様
御寮さんとは関西特有の呼び名と知りませんでした、ありがとうございます
花登筺さんの作品でしたら「鮎のうた」や「あかんたれ」辺りで汎用された呼称なのかもしれませんね
あと、「どてらい男」のシゴキは覚えています、坂田ムカつくと思ってましたわ
坂田を演じた藤岡重慶さん、「あしたのジョー」の丹下段兵(声)でしたがジョーをあそこまでシゴいていません(というかシゴかなくてもジョー自身結構ストイックでしたから過酷な減量等自らにシゴキ課していましたが)
あっ、けん玉名人の演歌歌手。呉服屋の若旦那。意外に芝居巧いね。滑舌もしっかりして。万さんあせってもしょうがない。綾様新しいチャレンジへ、でも難航しそう。「ないないないない。無くはない。」桜の老木。万さんどう助ける?
「ラストマン」最終回。皆美(福山雅治さん)の父親(血が繋がってないけど)を演じた要潤さん。この事件の元凶で、とんでもなく悪い奴。彼の凶行を止めようとして事態を悪化させる警察幹部を「エール」に出ていた奥野瑛太さん(老いてからは寺尾聡さん)。同時期のドラマで同じ役者さんが悪い役を演じるのも珍しいけど「ラストマン」朝ドラ経験者が沢山出てたな。
呪いと祝福は表裏一体
深夜アニメで(というかパチンコの方が有名か)シンフォギアのセリフ
辛いに線を一つ足せば幸せになる
映画「シン・仮面ライダー」で汎用されたセリフ、初めに言ったのが寿恵子と中の人が同じルリ子だったかな?
辛いことがまだまだ続くと予想される竹雄くんと綾様に幸あれ
スタープラチナ ザワールド!
というわけで佐川出身の小野D出演しますね、ジョジョ承太郎の声優さん
あぁイタリア料理人トニオさんがいたらタキさんの病気が治るかなあ、ジョジョのスピンオフ作品「密漁海岸」でトニオさんは恋人の病気を治しているからねえ(因みにトニオさんのイタリア料理はちむどんイタリア料理の100倍美味く見える)