2023/5/5(金)第5週「キツネノカミソリ」
あらすじ
万太郎が東京に旅立つ日が近づく中で、万太郎は竹雄に告げました。東京には自分一人で行くので竹雄はついて来なくてもよい。綾を支えてほしいと。竹雄は万太郎に反発するものの、万太郎は竹雄の言い分を聞き入れませんでした。
しかし竹雄は綾からは手伝いを拒絶され、一蔵からは番頭の仕事を引き継ぐつもりはないと言われてしまいました。困惑した竹雄はタキに相談するものの、タキは自分の道は自分で決めろと竹雄を突き放しました。
悩み抜いた末に竹雄は万太郎について行くと決めました。そして、竹雄が下した決断を最初に伝えたのは綾でした。竹雄は東京で買い求めた簪を綾に贈ると、綾に寄せ続けてきた秘めた想いを告白しました。
それから月日が流れ季節は春。万太郎は神社の境内で亡き母や「天狗」に東京への旅立ちを告げました。そして迎えた万太郎が峰屋を去る日。一人で旅立つつもりだった万太郎に同行することを竹雄は宣言。万太郎と竹雄は東京へと旅立つのでした。
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感想
初の予告
主題歌がなかなか始まらない今回。
今回は高知編の最後の週でもあるので、ここ数年の朝ドラでよくやる最終回のような演出をするのだろうとすぐに察しはつきました。
案の定、最後の場面で主題歌が流れクレジットも表示。
しかしその後の東京編の「予告」は意外で新鮮でした。
これまで本作は金曜日の放送の終わりの予告はなし。
これまで予告を入れなかったのは、今回の東京編の「予告」を強く印象づけるためだったのかな?
というわけで次週からいよいよ東京編。
新キャラが次々に登場した予告映像でワクワクが止まらない週末になりそうです。
前週(前半)の万太郎くん
今週は万太郎くんが自分の生きる道を選択するまでが描かれましたが、万太郎くんの人生の選択のストーリーは前週から始まっています。
そこでこの二週間の万太郎くんを振り返ってみました。
前週は、万太郎くんが自分の大好きなことを心の奥深くに封印した日々からスタート。
植物学の道はあきらめ、峰屋の当主として生まれてしまったからには、峰屋の当主として生きてゆく以外に選択肢はないくらいに万太郎くんは考えていたと思われます。
そんな消極的な決断なので当主としての仕事に身が入らない。
カラダは峰屋の当主でもココロはいつも植物のこと。
万太郎くんがそんな状態にいることを、いつも万太郎くんを注意深く観察している竹雄くんは気が付きました。
そして竹雄くんからそのことを聞かされたタキさんがまさかの提案。
万太郎くんと綾ちゃんは夫婦になれ。
今にして思えば、事態が動き出したのはこのタキさんの提案がきっかけです。
万太郎くんはタキさんの提案に反発したものの、そのときの万太郎くんは自分が綾ちゃん以外の嫁をもらって当主になれば、すべては丸く収まる。
それくらいに考えていたはずです。
ところが、そのころ「意中の人」がいた綾ちゃんがショックを受けて家を飛び出してしまった。
そして綾ちゃんを追って万太郎くんは高知まで。
歴史にもドラマにも「もし」はありませんが、もしこのとき綾ちゃんが家を飛び出していなかったとしたら。
万太郎くんは「すべては丸く収まる」道を選んでしまっていたかと思います。
前週(後半)の万太郎くん
高知に着いた万太郎くんは、東京からの帰り道に知り合った自由民権運動の結社を率いる逸馬さんと再会。
逸馬さんと再会したタイミングでも万太郎くんは「すべては丸く収まる」道を選ぶつもりでいました。
峰屋の当主として生まれた以上それ以外に道はない、みたいなことを万太郎くんは逸馬さんに対して言っていたのです。
しかし、逸馬さんが紹介してくれたジョン万次郎との出会いが万太郎くんの考え方を変えました。
峰屋の当主として生まれはしたけれど、それ以外の生きる道を選択してもいいのだということを万太郎くんは知りました。
今では自分の道を決められるのは当たり前の考え方ですが、当時の人々にとっては世界がひっくり返るほどの画期的な考え方だったかと思います。
というわけでジョン万次郎との出会いを通して万太郎くんは、自分は何のために生まれてきたのか覚醒しました。
今週(前半)の万太郎くん
覚醒した直後、万太郎くんは自由民権運動の活動家と勘違いされ収監されてしまいました。
収監された直後、万太郎くんは叫びました。
ここから出してくれ。
自分はこんなところにいられる身ではないのだと。
自分が何のために生まれてきたのかを悟った万太郎くんとしては、収監されて自分の使命を果たすことができないことに痛烈な焦りを感じたのでしょう。
そしてこの出来事が、万太郎くんの覚醒を強化したのかな?
タキさんの尽力によって釈放された万太郎くんは、自分は何のために生まれてきたのかという思いをますます強くしていました。
今週(後半)の万太郎くん
そして前回。
万太郎くんは峰屋を離れて植物学の道に進み、峰屋の一切は綾ちゃんに託すと宣言。
峰屋の当主として生まれたという境遇に選ばれていた万太郎くんは、自分が生まれてきた使命と信じる道を選びました。
竹雄くん
竹雄くんというキャラ設定があまりにも素敵すぎて、しばらくブログ主の中では竹雄くんが主人公でした。(笑)
しかし前週と今週の神木隆之介さんの神演技によって、ようやく万太郎くんがブログ主の中で主人公に。
しかし、そうは言っても竹雄くんからは目が離せません。
前回、そして今回の冒頭で万太郎くんから「お別れじゃのう」と言われたときの竹雄くんの寂しそうな表情が忘れられません。
今回は、万太郎くんの旅立ちの瞬間が描かれながらも、主人公はほぼほぼ竹雄くん。
困惑する竹雄くんが最終的に決断を下すまでの描写がメイン。
再びブログ主の中で竹雄くんが主人公になりました。
予習レビュー
万太郎くんが土佐を離れ峰屋の当主もやめ、東京に出発する日を迎えました。
そして綾ちゃんが峰屋の当主に。
万太郎くんの生きる道が決まり、綾ちゃんの生きる道も決まりました。
そんな中で、自分の道に迷うのが竹雄くんです。
竹雄くんは、お父上を次いで峰屋の番頭になるという将来がすでに決められています。
さらに竹雄くんは、幼少のころより万太郎くんのお目付け役という役割を命じられています。
自分の仕事や立場を自分で選択した経験が一度もありません。
そんな竹雄くんが、万太郎くんの上京によって、幼少のころからの役割がもしかすると無くなるかもしれない。
一方、お父上はまだまだ引退する気はないようなので、番頭のポジションが自分にまわってくるのはまだまだ先の話です。
しかもタキさんは自分の道は自分で決めよと竹雄くんを突き放す。
自分の仕事や立場を自分で選択した経験が皆無の竹雄くん、かなり困惑するはず。
しかし竹雄くんは最終的に万太郎くんのお目付け役を継続します。
竹雄くんが生まれて初めて選ぶ自分の生きる道。
ブログ主の中では極めて大きな存在の竹雄くんの人生の転機がどのように描かれるのか。
ブログ主の今週の最大の注目ポイントはこの一点です。
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なんかね酒造りに覚醒した綾様見ていたら「夏子の酒」久々に読みたくなった
電子版で全12巻大人買いし一気に読んでしまったわ、ストーリーほとんど忘れていたから非常に面白かったな
和久井映見さん主演のドラマも見てたんだけどなあ、主題歌がすごく好きだった
再放送というか朝ドラでリメイク版やってくれないかなあ
竹雄くんの自由、選び取れてよかったです
綾ちゃんに気持ちを伝えられたのも本当よかった!
モヤモヤしないで東京編に集中して楽しめそうです!
ずっと控えていた次週予告、1章が終わってしまったという気持ちになるのと、次週がワクワクになる気持ちになりました
製作チームのこだわりを感じますね
名乗る程の者ではございません様。まあそういうもんですね。これは敢えて片目つぶりましょう。変な所に目がいくのは私の悪い癖。(BY 杉下右京)小学生の時は何の不思議も感じずに見てましたから。ようやく「シン・仮面ライダー」見ました。台詞がいちいちかっこいい。贅沢な配役。切れの良いアクション。キャラが立ってる登場人物、泣けるシーン。多分「シン・ウルトラマン」より好きかもしれない。頭におまけでくっついていた「エヴァンゲリオン」のスピンオフ短編も良かった。(♬人のやれない~ことをやれ~♬)この映画については落ち着いてから感想まとめた方が良いかな。
今まで録った録画は、その日のうちに見れば消去していたけれど、
たまたま消し忘れていたこの3日間は永久保存版にします。
竹雄くん、ヤッタネ!
ようやく東京で買った櫛を綾ちゃんに渡し、気持ちを伝えることが出来ました。
そして考えて考えて、自分の意思で万太郎くんについて行くと決める事が出来ました。
綾ちゃんと一緒になれるとは、思っていなかったのでしょう。
ただただ気持ちを伝えたい。
その思いを遂げられたから、あとは万太郎くんについて行きたい。
箱入りも箱入り、塗りの桐箱入りの万太郎くんの身の回りの世話をするために。
それが、竹雄くんが選んだ道。
さて来週から竹雄くんは万太郎くんを、なんと呼ぶのでしょうね?
峰屋を出たからには、もう「若旦那」ではありません。
じゃあ、『万太郎くん』?『万太郎さん』?
それともやっぱり、『若』?
タキさん、ちょっぴりイジワルな冗談も言うのですね。
行き場の無くなった竹雄さん。わし何もないのう。でもそれは、逆に無限が有るということ。綾さんへの告白。一人で旅立つ万太郎さん、果たして、竹雄さんはって、一緒に行くんかい。予想される弥次喜多珍中。
「好きじゃ」「ダメ若」
この二つの台詞、特に後者はいつか万太郎と呼び捨てに変わり物語が加速するんだろうなと予感させるもの
本日は竹雄くん主役の回
還暦のたつお様
まあウルトラマン関連の転職というのはその後もレーサー・パン屋配達員・看護師・バックパッカー等が前職とはあまり関連性のない警備隊に入っていますからねえ
まあ大映のガメラシリーズにて怪獣対策本部にガキどもが何の不思議もなく入り込んで「ギャオっと鳴くからギャオスだよ」と大人相手に説明しているぐらいおおらかな時代だったんだろうということで(ガメラシリーズはギャオスを除いて相手怪獣の造形はホント酷かったですね)
漆塗りの重箱に入った箱入り息子ー個人的に1番ウケた台詞です、ツボりました
それはさておき、箱入り息子の万太郎くんに続いて竹雄くんも旅立とうとした時、万太郎くんだけが驚きましたが(蔵人組は驚いてたかな?)、もし逆に竹雄くんが本当についていかなかったら、峰屋中大騒ぎだったかと思います
竹雄くんが一度は断られていることを知ってるのは、おそらくタキさんと綾ちゃんだけ
若旦那が1人で上京するなんて、誰一人夢にも考えてないと思います
タキさんだって冷静に「竹雄が自分で決めればいい」と言ってましたが、内心は竹雄くん同様キョトン状態、孫の自立心の芽生えを喜びつつ、お手並み拝見どう決着するか?と待ってたと思います
来週からはいよいよ東京編
楽しみではありますが、高知の人達の出番が少なくなるのは寂しいです
竹雄「わし・・・・・・・何も無いのう・・・・・・。」
何か竹雄君に共感を覚えてしまいました。
翌週のタイトルが「どくだみ」
万太郎母ちゃん中の人がCMに出ていた健康茶の中にも配合されてましたね
味にクセがあり臭みもありますがワイは好きですぜ、どくだみ茶
あと、個人的にどくだみから連想するのはマンガ「独身アパートどくだみ荘」、まあ下品で下ネタも多いのでオススメはしませんが「女帝」「男喰い」とならび週間漫画TIMES連載で好きな作品でしたね