NHK連続テレビ小説(朝ドラ)『らんまん』
2023年7月17日 〜 7月21日放送
あらすじ
新種の発表と図鑑の発行
大窪と共同研究を行った万太郎は、高知で採集した植物の中に新種のヤマトグザを見つけ、それを発表しました。
また万太郎は、念願の植物図鑑の発行も成し遂げることができました。
新種の発表や植物図鑑の発行によって、万太郎はようやく植物学者として認められるようになりました。
田邊の失意
そのころ、田邊は深い失意の中にいました。
新種として発表しようと研究を進めていた植物が、イギリスに留学中の日本人の学者に先を越されて新種として発表されてしまったのです。
そんなある日、藤丸が十徳長屋にやってきて大学をやめると万太郎に告げました。
学者たちが新種の発表という手柄をめぐって激しく対立する状況に対して、藤丸はいや気がさしていたのです。
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今週の展開
76: 7/17(月) 田邊の新種発表が無効に
77: 7/18(火) つわりで食欲失う寿恵子
78: 7/19(水) 藤丸が大学の休学を決断
79: 7/20(木) 万太郎と藤丸が旅に出る
80: 7/21(金) 寿恵子が無事に出産する
予習レビュー
順風満帆の万太郎くん
大窪さんとの共同研究によって、万太郎くんは高知で採集した植物の中に新種のヤマトグサがあることを見出し、それを発表。
ところで「ヤマトグサ」は今週ではなく前週のサブタイトル。
よって前週が万太郎くんが「ヤマトグサ」に向き合う一週間となり、今週に入って万太郎くんと大窪さんの研究が身を結ぶ。
そんな展開になろうかと思われます。
それはさておき万太郎くんは新種の発表をすることができました。
前週の万太郎くんは、新種の発表の機会を模索していたので、その願いを叶えたわけです。
また、新種の発表の機会をつくるために手がけ始めた図鑑も出版。
今週の万太郎くんは順風満帆です。
しかし万太郎くんが順風満帆であるその一方で、逆風にさらされている人物がいます。
田邊教授です。
田邊教授の挫折
部下の手柄を平然と横取りするほどの田邊教授のことです。
自分自身が評価されることへの執着心は人一倍強いことが考えられます。
万太郎くんと大窪さんの共同研究によって新種の植物発表の成功を目の前で見た田邊教授はどんな気持ちだったのか。
もしかすると自分の指示によって新種の発表につながったのだと自画自賛するのかな?
前々週、万太郎くんが高知で採集してきた植物の中に新種があるかもしれないと報告。
その報告を受けて田邊教授は、その植物を自宅に持ってくるように指示を出しています。
万太郎くんの新種発表には、何らかの形で田邊教授もからんでいるので。
そのあたりのことはまだ定かではないですが、その一方で田邊教授自身も新種の発表に向けて着々と準備を進めていたらしい。
しかし先を越されてしまう。
部下が新種の発表に成功したその直後の挫折。
田邊教授のダークなドラマがそろそろ始まるのかもしれません。
藤丸くん
順風満帆の万太郎くん。
失意のどん底の田邊教授。
笑う者がいれば泣く者もいます。
そしてそんな世界にいや気がさした者もいます。
藤丸くんです。
ウサギに癒しを求めていた藤丸くん。
やっぱり弱いメンタルの持ち主だったようです。
笑う者、泣く者、そして気を病む者。
様々な人間模様が楽しみな週でもあります。
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いつも楽しみに読ませていただいています。このページで1点だけ、藤丸さんのことを「やっぱり弱いメンタルの持ち主だったようです」と書いていらっしゃいますが、「繊細なメンタル」あるいは「ナイーブな性格」といった表現の方が良いように思います。もし不愉快に思われたらごめんなさい。
同じ内容の誤字の訂正です。
承認していただけるのであれば、
以下 ↓ を、ご掲載ください。
ナミカワタカトシ様のご意見に、賛成です。
そのようなことに気がつかれることに、敬意を表します。
同じような意味でも、表現の仕方により、
様々な受け取り方をされることがあります。
デリカシーというものは、やはり大切です。
失礼な物言いで、申し訳ありません。
気分を害されたのなら、お詫びします。