らんまん

落ち込む綾を励ます竹雄 / らんまん 第62回

2023/6/27(火)第13週「ヤマザクラ」

あらすじ

綾は土佐中の酒屋による組合を作るために竹雄を連れて奔走するものの、綾の言葉に耳を貸す酒屋はまったくありませんでした。打ちのめされた綾は峰屋への帰り道に立ち寄った神社で弱音を吐きました。女の自分は呪いだと。

そんな綾を、竹雄は心のこもった言葉で励ましました。綾は呪いではない。綾は峰屋の祝いの女神なのだと。続けて竹雄は言いました。自分は祝いの女神に求められたいと。綾と竹雄はついに心を通い合わせることができました。

一方の万太郎は、タキの愛するヤマザクラの古木を病気から救おうと研究に没頭していました。研究が思うように進まず焦るあまりに夕食を食べようとしない万太郎は、寿恵子に対してつらくあたってしまいました。

万太郎に邪魔だとまで言われ落ち込んだ寿恵子は、そのことを竹雄と綾に打ち明けました。寿恵子、竹雄、綾の三人の会話を耳にした万太郎は、寿恵子の前で土下座して行きすぎた言葉を詫びるのでした。

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感想

飲んだくれの祝いの女神

ついに長年の竹雄くんの綾ちゃんへの想いが成就しました。

しかし安易な成就の道を選ばなかった竹雄くんは立派です。

弱気になった綾ちゃんは自分は呪いだという。

そして弱気になった末に綾ちゃんは夫婦になろうかと竹雄くんに告げる。

しかし、そんな綾さまから欲しがられたくないと竹雄くんはキッパリと断る。

相手が弱気になったことにつけ込むような恋愛テクニックも世の中にはあるようですが、竹雄くんはそんな姑息な手段を拒みました。

さすがです。

しかし一方で、綾ちゃんから求められることは竹雄くんにとって願ってもないことです。

竹雄くん自身も自分の口からそう言いました。

そこで竹雄くんが口にした言葉が秀逸でした。

「綾さまは祝いだ」
「峰屋の祝いの女神だ」
「飲んだくれの祝いの女神だ」

祝いの女神があらためて竹雄くんを求めることですべてが収まるところに収まりました。

この日が来るまで長かった。

次週からは物語の後半が始まりますが、今のところ次週以降に竹雄くんと綾ちゃんが登場する気配はありません。

二人の物語を引き続き見ることができるのか。

物語前半が間も無く終わるタイミングでのブログ主の最大の関心事のひとつはその一点です。

万太郎くんと寿恵子ちゃんのすれ違い

結婚直前に万太郎くんと寿恵子ちゃんのすれ違い。

このすれ違いは、物語後半でトラブル続きになる槙野家の描写のフラグ?

それとも、結婚直前のタイミングですれ違いを経験したことで、結婚後に同じことを繰り返さない学習をしたのかな?

もし「学習」だとしたら…

万太郎くんは学んだはずです。

竹雄くんを相手にしているときは、自分の好き勝手に振る舞うことが許された。

竹雄くんは子供のころから万太郎くんのわがままに付き合い続けてきたのでストレス耐性が鍛えられています。

同じことが寿恵子ちゃんには通じないと。

一方の寿恵子ちゃんも学んだのかな?

万太郎くんが植物の研究に没頭しているときは、下手に話しかけない方がいいということを。

言いたいことがあるときは、植物の研究が一段落ついたところで面と向かって話せばわかってもらえることを。

次週の展開

次週の展開が少しづつ見えてきました。

次週の火曜日は、万太郎くんと寿恵子ちゃんが田邊教授宅を訪問。

田邊教授と奥さまの聡子さんに迎えられます。

槙野家と田邊家の家族ぐるみの付き合いが始まり、万太郎くんと田邊教授の蜜月期が描かれることに。

しかし、あの腹黒い田邊教授との蜜月期というのはあまりにも怖い。

「蜜月」を演出する裏にいろいろとドス黒い思惑がからんでいそうだから。

さて、万太郎くんと田邊教授の蜜月はいつまでも続かないはずです。

そして万太郎くんと田邊教授の決裂を経て、寿恵子ちゃんの波乱の日々が描かれるのかもしれません。

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予習レビュー

今週、万太郎くんと寿恵子ちゃんが結婚。

二人の祝言に出たタキさんはその後ほどなくして逝去。

今週はそんな2大ライフイベントが描かれます。

ドラマの中では万太郎くんと寿恵子ちゃんが結婚を経てタキさんの逝去、という順番で2つのライフイベントが描かれます。

しかし史実の中では順番が逆です。

以下に史実の中でのライフイベントを簡単にまとめてみます。

明治20年(1887年)
リアル万太郎くん25歳。

この年にリアル万太郎くんは『植物学雑誌』を創刊。

その直後にリアルタキさんの訃報が入り、リアル万太郎くんは故郷の土佐へ戻ります。

そして土佐の滞在中も、植物採集を行なっていました。

明治21年(1888年)
土佐から東京に戻ったリアル万太郎くんは、恋した女性がいることをリアル大畑印刷所の大将に相談。

リアル大畑印刷所の大将はドラマの中の大将と同様にとても面倒見の良い人で、相談を受けてリアル白梅堂を訪問。

リアル寿恵子ちゃんのことを調べ上げる中、リアル寿恵子ちゃんもリアル万太郎くんのことが気になっていたことが判明。

リアル大畑印刷所の夫妻が仲人となって、リアル万太郎くんとリアル寿恵子ちゃんは結婚。

リアル万太郎くん26歳、リアル寿恵子ちゃん17歳のときでした。

新婚夫婦は東京の根岸に居を構え、この年からリアル万太郎は『日本植物志図鑑』の刊行を始めています。

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POSTED COMMENT

  1. ばなななち より:

    呪いと祝い、竹雄くんの話を組み立て方めちゃ引き込まれました
    長い間モヤモヤしてたところ、くっついてくれて安心しました!

    万太郎くんの植物学への呪いというか狂気、怖かったです
    手を離したけど、すぐ仲直りできてよかった!
    喧嘩したらすぐ仲直りしないと関係は戻りませんからね、
    当たり前だけど実行できない大事なことですね

    呪いと祝い、漫画のメイドインアビスでもキーワードとして出ていましたね
    絵本みたいな、ジブリみたいな世界観でとってもお気に入りな作品です

  2. 名乗る程の者ではございません より:

    「あまちゃん」の谷中編が始まり次週から「らんまん」が根津編に戻る
    今、谷根千エリアが熱いということでアド街あたりが取り上げないかな?

  3. 還暦のたつお より:

    組合作りは案の定難航。綾さんの弱音。厳しく叱咤する竹雄さん。煮詰まる万さん、心配する寿恵子さん。最初の夫婦喧嘩。愚夫賢妻。竹雄さん、綾さん。助け舟。誤りはすぐに認める好青年。(こんなCMあったな。)

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