NHK連続テレビ小説(朝ドラ)『らんまん』
2023年7月10日 〜 7月15日放送
あらすじ
図鑑の発刊を決意
万太郎は考え続けていました。
正式な教育も受けていない自分が新種の植物を発表する機会を手に入れるにはどうしたら良いのかと。
考え続けた万太郎が出した結論は、図鑑を自力で発刊して植物学者として認められるしかないということでした。
大窪からの提案
植物図鑑を自らの手で発刊しようと決めた万太郎は、昼は大学で研究を行い夜は大畑印刷所に通うことにしました。
その万太郎の決意を聞かされた寿恵子は、思いもよらぬ行動に出ました。
そんなある日、十徳長屋に訪ねてきた大窪が、万太郎が高知で採集した植物の共同研究をしないかと提案してきました。
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今週の展開
71: 7/10(月) 植物図鑑発刊を決意する
72: 7/11(火) 万太郎に伴走する寿恵子
73: 7/12(水) 印刷機を購入する寿恵子
74: 7/13(木) 万太郎と大窪の共同研究
75: 7/14(金) 万太郎が新種を発表する
予習レビュー
図鑑発行の目的
万太郎くんが寿恵子ちゃんにプロポーズをした際に、植物図鑑を「八犬伝」方式で出版するとまつさんに対して宣言しました。
その「八犬伝」方式による図鑑の出版についに着手することになるのでしょうか。
ただ「八犬伝」方式による図鑑の出版の目的と、今週のドラマの中で描かれるらしい図鑑の出版の目的は異なります。
前者の目的は、日本中の植物に名前をつけて植物画とともに図鑑にまとめること。
後者の目的は、新種の植物を発表する機会を自らの手でつくることです。
なので、万太郎くんがプロポーズをした際に宣言した「八犬伝」方式による図鑑とは別の図鑑を万太郎くんは手がけるのか。
それとも「八犬伝」方式による図鑑によって新種の発表の機会をつくるつもりなのか。
そのあたりのことはまだ定かではありません。
再び大畑印刷所へ
万太郎くんが再び大畑印刷所に通いはじめます。
植物学雑誌の出版を成し遂げるまでの万太郎くんは、石版印刷の技術を習得することが大畑印刷所に通う一番の目的でした。
すでに万太郎くんは石版印刷の技術は習得しています。
なので、再び大畑印刷所に通う万太郎くんの目的は二つのことが考えられます。
植物学雑誌の出版のときと同様に、図鑑に掲載する植物画のすべてを自らの手で石版に描くこと。
もう一つは自分自身が印刷にかかわることで、出版にかかる人件費のコストカット。
大畑印刷所の見るからに汗臭そうな印刷軍団の面々がブログ主は大好きなので、大畑印刷所が再び登場するのはとても嬉しい。
しかし万太郎くんと寿恵子ちゃんの二人はまだまだ「新婚時代」です。
万太郎くんは独身時代以来の生活パターンですが、寿恵子ちゃんはそのパターンをどのように受け止めるのか。
その点が気がかりです。
大窪さんの提案
大窪さんが万太郎くんに対して共同研究を持ちかけるというまさかの展開に。
大窪さん自らが決めたことなのか、それとも田邊教授からの指示があったのか。
講師の大窪さんにせよ、助教授の徳永さんにせよ、何をするにせよ田邊教授の顔色をうかがいながら出ないと出来ない立場です。
なので大窪さんの行動の背後に田邊教授の姿が見え隠れしてしまうのは考えすぎでしょうか。
ちなみに物語の後半では田邊教授の私生活も描かれるなど、田邊教授のドラマが展開される見通しです。
なので、大窪さんの提案には、田邊教授が関係しているように見えてしまいます。
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