2024/2/9(金)第19週「東京ブギウギ」

あらすじ

新曲『東京ブギウギ』のレコーディングを終えたスズ子がワンマンショーに向けた稽古を開始しました。しかし愛子の世話をするために稽古は度々中断。稽古が思うように進まず一同が頭を悩まていました。

佐原や羽鳥たちは子守りを雇うことをスズ子に提案するものの、スズ子はその提案を受け入れようとはしませんでした。そんな中、稽古場に姿をあらわした茨田りつ子が愛子の世話を申し出ました。

昭和23年(1948年)1月。「福来スズ子ワンマンショー」の初日を迎えました。スズ子は愛子を茨田りつ子に託し観客たちが待つステージへ。そして幕が上がり『東京ブギウギ』のステージが始まりました。

スズ子の歌と踊りは会場を沸かせました。指揮をする羽鳥自身もスズ子のパフォーマンスを心から満喫。「福来スズ子ワンマンショー」は大盛況のうちに終わり、それ以来スズ子は「ブギの女王」と呼ばれるようになりました。

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感想

今週の振り返り

トミさんとの関係
愛助くんが亡くなってから3ヶ月。

愛助くんが亡くなってから3ヶ月。

悲しみの中からスズ子ちゃんが再起する週ですが、『東京ブギウギ』という底抜けに明るい曲の誕生が描かれるせいなのか、悲壮感のない週でもありました。

今週は月曜日にトミさんが登場。

スズ子ちゃんとトミさんが初めて二人きりで向き合う場面を通して、スズ子ちゃんとトミさんの関係に「しこり」が残っていないことが表現されました。

トミさんは愛子ちゃんを引き取りたいと言いましたが、愛子ちゃんを村山家に入籍させるつもりだったのでしょう。

一時は堕胎までちらつかせていたトミさんでしたが、愛子ちゃんの存在を認めたことで、亡くなりはしたけれど愛助くんとスズ子ちゃんの関係も認めることになりました。

本作全体を通して主人公にとって最も厄介な登場人物がトミさんでした。

しかしトミさんとの関係の中にあった諸々のことが清算されることで、キレイな状態で結末を迎える準備が整ったなと思います。

また、愛子ちゃんを引き取りたいというトミさんの頼みをスズ子ちゃんは断りました。

しかしスズ子ちゃんの意思をトミさんは尊重しました。

このやりとりもまた、スズ子ちゃんとトミさんの間に何も「しこり」がないことをよくあらわしていました。

新曲と羽鳥先生
トミさんとの間の諸々が清算された後、スズ子ちゃんは再起を決意。

羽鳥先生に新曲のリクエストをするという、前例のない行動に出ました。

前例のないところにスズ子ちゃんの決意がよくあらわれています。

一方、前例のない行動に戸惑ったのが羽鳥先生。

羽鳥先生がスズ子ちゃんの歌を作曲するこれまでのスタイル、以下はブログ主の推測ですが・・・

・まずはじめにメロディが降りてくる
・そのメロディがスズ子ちゃん向きの場合、スズ子ちゃん仕様に作曲
・そのメロディがスズ子ちゃん向きでなければ他の人の歌に?
・スズ子ちゃんのキャラクターに合わせて作詞家を選定
・完成

降りてきたメロディから始まり、それをスズ子ちゃんに当てはめてゆくのがこれまでのスタイル。

それが初めて最初からスズ子ちゃんのために作曲することに。

自然にメロディが降りてくるのを待っていた羽鳥先生としては、スズ子ちゃんのためのメロディを見つける作業は経験がない。

だから長らく何も書けなかったのかと。

でも、汽車の中でようやくメロディが降りてきました。

物語前半の登場人物の回収始まる
今週はまた、物語前半の登場人物の回収が始まりました。

回収一人目は梅吉さん。

ツヤさんが亡くなった直後は完全に壊れてしまっていた梅吉さんでしたが、香川に帰って立ち直ることができたようです。

香川へ帰るきっかけになったのは幼馴染みの工場の手伝い。

今は写真館を経営しているということなので、どこかのタイミングで独立したのでしょう。

独立に際し、何故写真館を選んだのかは不明。

映画の脚本はもうあきらめたのかな?

梅吉さんの再生ストーリーが気になるところです。

梅吉さんはもう一回だけ登場場面が用意されています。

もう一回の登場場面が本格的な前半の回収になるはずです。

そのときに梅吉さんの再生ストーリーが語られて欲しい、というのがブログ主の願いです。

物語前半の登場人物の回収のフラグ
次週は、物語前半のもう一人の登場人物も回収されます。

そのフラグが前回と今回立ちました。

フラグとは前回と今回登場した靴磨きの少年。

そして今回、茨田りつ子の靴磨きをする少年を遠くから見つめている女性のことです。

ブログ主は、この靴磨きの少年から始まる回収ストーリーがとても楽しみ。

次週の放送が今から待ちきれません。

次週予告

以下、ネタバレが含まれます。

予告映像の中でブログ主が最も反応したのがスズ子ちゃんの一言。

「タイ子ちゃん、何があったんや」

前回と今回の二回にわたって登場した靴磨きの少年の母親がタイ子ちゃんです。

今回、少年を見つめていた女性です。

タイ子ちゃんに何があったのか、どんな状況なのかはここでは伏せておきます。

しかし、スズ子ちゃんがこの道に進むきっかけをつくった重要なキャラがついに回収されます。

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予習レビューと史実のリアルエピソード

『東京ブギウギ』のレコーディング

昭和22年(1947年)9月10日、『東京ブギウギ』のレコーディングが行われました。

レコーディングが行われたのは東京内幸町にあるコロムビアレコードのスタジオです。

その日、『東京ブギウギ』の作詞を手がけた鈴木勝氏は、親しくしている数名の米軍関係者にレコーディングすることを告げました。

そして迎えたレコーディング当日。

鈴木勝氏は、米軍関係者に声をかけたことを深く後悔しました。

レコーディングの噂が米軍の士官たちの間でまたたく間にひろがり、スタジオには米兵が大挙して押しかけてきたのです。

しかし録音が始まると米兵たちはセキ一つせずに『東京ブギウギ』に聴き入りました。

そして演奏が終わった瞬間、米兵たちは歓声を上げ『東京ブギウギ』を合唱しはじめました。

そのときのことを服部良一氏は次のように書き残しています。

ぼくは、ビールに舌つづみをうちながら、「東京ブギウギ」がアメリカ人にも通じた喜びをかみしめていた。
引用:服部良一著『ぼくの音楽人生』

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