NHK連続テレビ小説(朝ドラ)『虎に翼』
2024年8月26日 〜 8月30日放送
あらすじ
寅子と優未の星家での暮らし
昭和31年(1956年)。
寅子と優未が星家で暮らし始めました。
航一と優未が出会ってすぐに意気投合したのとは逆に、寅子は航一の子供たちとはギクシャクした関係が続いていました。
寅子が苦言
星家では航一の継母・百合が一人で一才の家事を引き受けていました。
そんな状況に寅子は違和感を感じていました。
寅子はうっかり苦言を口にするものの、寅子の言葉は受け入れられませんでした。
女性法曹の労働環境の改善
地裁で、判事補の女性が予期せぬ妊娠をしたことを寅子に打ち明けました。
この一件がきっかけとなり寅子は女性法曹の労働環境の改善に関心を持つようになりました。
そして寅子は「意見書」をまとめると桂馬に提出しました。
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今週の展開
106: 8/26(月) 星家での暮らしが始まる
107: 8/27(火) 朋一とのどかとの間の溝
108: 8/28(水) 判事補の秋山が妊娠する
109: 8/29(木) 寅子が桂場に意見書提出
110: 8/30(金) 家族のようなものを休止
予習レビューと史実のリアルエピソード
トラちゃんが星家で暮らし始めました。
二人の新生活を機に、ドラマの中と史実の二人を取り巻く状況をまとめてみました。
史実:三淵嘉子と三淵乾太郎の結婚
二人がどのような経緯を経て再婚に至ったのか、詳細は記録などに残されていません。
大きな功績を残した人物とはいえ民間人なので、プライベートのことまで記録に残されてはいないのでしょう。
そんな中でも、再婚したことについての三淵嘉子さんことリアルトラちゃんの言葉が残されています。
「(再婚前は)断崖の端に立っているような緊張した心」
「(再婚後は)自分でもおかしいぐらい余裕を持てた」
再婚するまでリアルトラちゃんは、リアル優三くんとの死別ご飯はまだ学生の弟たちと幼い息子を育てあげる責任を一手に引き受けていました。
リアルトラちゃんの言葉にある「緊張した心」とは、たった一人で家族を養う重責のことを指しているものと思われます。
そんな中での再婚。
さらに再婚当時は、弟たちは社会人に。
息子さんも中学生になり、それまでよりも手がかからなくなっていました。
再婚と一段落ついた子育て。
そんな状況をリアルトラちゃんは「余裕を持てた」と言い表しているのかもしれません。
トラちゃんと航一さんの結婚
リアルトラちゃんが再婚した頃の状況は、ドラマの中でも脚色されながらも再現されています。
再婚当時に弟たちが社会人になったという状況。
これは、花江ちゃんの息子が一人は司法試験に挑み一人はサックス奏者になるための修行を始めるというエピソード。
さらに直明くんが結婚後は家を出るかどうかで花江ちゃんと対立する様子。
これらによって、再婚当時の状況が再現されているものと思われます。
サブタイトル「女房に惚れてお家繁盛?」
今週のサブタイトル「女房に惚れてお家繁盛?」の言葉の意味は次のとおりです。
夫が女房に惚れ込んでいると、夫は外で浮気や道楽しなくなり家庭が円満になるという意味。
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再婚となるとそこに新しい家族がはいる
母親とはなかなか思えない子供達もいるんだろうし。難しいとは思う。
新しい家族の中で,寅ちゃんがギクシャクすることは誰しも想像できることでした。 花江さんはそのことを心配したのでしょう.すでに生活のリズムが出来上がっているところに入り込む訳ですから,当然です.そこで航一さんの配慮の見せ所でしょうけど、なかなか難しいでしょうね。割り切って,新しい家族と家を出て生活をするか、このまま寅ちゃんが我慢をして,そのうち子供達も独立して、お母さんはいづれ家事も出来にくい年齢になるのを待つか,,でも,ドラマですから,そこはなんとか上手くいく方向に、持っていってほしいです。寅ちゃん持ち前の,人の心に寄り添う才能を活かして、是非、観客にも夢を与えて頂きたいと,願っています。