NHK連続テレビ小説(朝ドラ)『おむすび』
2024年10月7日 〜 10月11日放送
あらすじ
書道部とハギャレンの二重生活
クラスメイトの恵美の勧めで書道部に入ることに決めた結の一番の楽しみは、憧れの先輩・風見からの指導を受けることでした。
一方で結は、土日になると家族にも学校にも内緒でハギャレンのギャルたちとの交流を続けることになりました。
そんな中、ハギャレンが糸島のイベントでパラパラを踊ることになり、結はギャルたちから参加を求められるものの、ギャルも姉も嫌いだと言って断りました。
糸島東高校と福岡西高校の野球の試合
糸島東高校と福岡西高校の野球の試合が行われることになりました。引き分けで迎えた九回裏、糸島東はノーアウト満塁というチャンスを手に入れました。
しかし、リリーフとして登板した期待の投手・四ツ木翔也が無失点に抑え、最終的に福岡西が勝利を収めました。
翔也は海に飛び込んだ結を助けた男子高校生でした。翔也の実家は栃木のイチゴ農家で、福岡に野球留学に来ていました。
瑠梨から助けを求められる
ある日、農作業をしている結の携帯に、ハギャレンの瑠梨からメールが届きました。そのメールには、天神駅前の交番にすぐに来てほしいとありました。
瑠梨は深夜の天神を歩いているところを警察に補導されていました。結が天神駅前の交番に駆けつけると、結を追って愛子もやって来ました。
愛子は警察に頼み瑠梨はようやく解放。謝罪する瑠梨に対して結は言いました。私にパラパラを教えてほしいと。
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今週の展開
6: 10/7(月) 結の二重生活がはじまる
7: 10/8(火) 書道部による横断幕作り
8: 10/9(水) 結を過剰に心配する聖人
9: 10/10(木) 野球部を応援する結たち
10: 10/11(金) 助けを求めるメール届く
予習レビュー
ヒロインの恋バナ?
9/23放送の番宣でも少しだけ触れられていましたが、ヒロインの恋バナらしきストーリーが第2週から始まります。
相手は書道部の先輩です。
クラスメイトの勧めでたまたま書道部に入った結ちゃんですが、そこにいた先輩の男子学生がなかなか素敵な男の子らしい。
キャスティング発表時にも「結の憧れの存在」という記述がありました。
結ちゃんの憧れの存在の名は風見亮介。
松本怜生さんが演じます。
番宣でも紹介されていましたが、新入生が憧れてしまう典型的なタイプでした。
しかし従来の朝ドラのパターンから考えて、最初の出会いで何らかのトラブルが発生しない男性はその後のパートナーにはならないことの方が多い。
風見くんという存在も結ちゃんの高校生時代の思い出で終わってしまうような気がしています。
ヒロインのギャルたちの交流
前週で、ギャル軍団「博多ギャル連合=ハギャレン」に勧誘された結ちゃん。
誘いに乗ってギャルたちとの交流を始めます。
ハギャレンへの勧誘が、ストーリー上でのヒロインの最初の小さな試練と思われますが、その小さな試練を突破。
しかし、ギャルたちとの交流は土曜日と日曜日のみ。
家族にも、高校の仲間たちにも、ギャルと交流している事実は内緒のまま。
ところで、結ちゃんはギャルになりたくてハギャレンに入ったわけではありません。
むしろギャルにはネガティブな感情すら抱いているらしい。
どうやら、かつて伝説のギャルと呼ばれれていたお姉ちゃんとの間に何かワケがあるらしい。
だから余計にギャルは好きではない。
では何故、ハギャレンに入ったのかといえば目的は人助け。
衰退気味のハギャレンを復興させたいという現ハギャレンのリーダーの熱意にほだされたものと思われます。
ヒロインの第二の試練?
ハギャレンに入るという高いハードルを超えることができた結ちゃんに第二の試練です。
糸島で開催されるイベントでハギャレンがパラパラを披露することに。
そのパラパラに参加を求められます。
しかも強制的に。
ちなみにパラパラとは、wikiによれば1980年代半ばに日本で発祥したダンスの一種。
ただし、wikiによればパラパラは2001年にブームが終焉。
本作は今2004年ですが、2004年にはパラパラからトラパラやテクパラにブームが移行。
2004年のギャル系ファッション誌にも取り上げられているそうで、ドラマの中で流行遅れのパラパラという位置付けなのかもしれません。
実際、翌々週には家を出ていた結ちゃんのお姉ちゃんが実家に帰ってきます。
そして「ギャルはダサい」とぶった斬る場面も。
ヒロインはギャルが好きではない。
しかもハギャレンは流行遅れ?
平成ギャルがヒロイン、というのが本作の目玉ではありますが、ギャルエピソードはそんなに長くは続かないような気がします。
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