NHK連続テレビ小説(朝ドラ)『おむすび』
2024年10月28日 〜 11月1日放送
あらすじ
神戸に住んでいた結
寂しそうな顔をしている理由を翔也に尋ねられた結は、9年前に神戸で経験したつらい過去を語り始めました。
結は6歳のころ、神戸に住んでいました。当時、両親は神戸の商店街で床屋「バーバー米田」を営み、姉の歩も含めて4人で暮らしていました。
そのころの結は大好きなセーラームーンの絵を描き、歩にセーラームーンの主人公のような髪を結ってもらうことが楽しみでした。
阪神淡路大震災
1995年1月16日、歩は親友の真紀と一緒に買い物に。真紀は結のためにとブローチを買って来てくれました。その翌日未明、結たち一家は大地震に遭遇しました。
結たち一家は全員無事に避難所に避難することができました。しかし、歩にブローチを買ってきてくれた真紀はタンスの下敷きになり死亡してしまいました。
そして、結たち一家の思い出が詰まった家は倒壊。結たち一家は、避難所となった小学校での生活を余儀なくされました。
結がギャルをやめる
救援物資を持って被災地に駆けつけてきた永吉の勧めにより、結たち一家は神戸を離れ糸島に移住することになりました。
1996年4月、歩は糸島東高校に入学。しかし登校初日にギャルのメイクで登校した歩は停学になり、その翌月には傷害事件を起こしました。
2004年。糸島フェスティバルの打ち上げで泥酔した聖人は、歩を非行に走らせてしまった後悔の言葉を発し、それを聞いた結はギャルをやめると心に決めました。
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今週の展開
21: 10/28(月)
22: 10/29(火)
23: 10/30(水)
24: 10/31(木)
25: 11/1(金)
予習レビュー
阪神淡路大震災
第5週でようやく阪神淡路大震災の話が登場します。
震災の話が出るきっかけは、翔也くんの質問です。
どうしていつも寂しそうな顔をしているのか、そんな質問をします。
ちなみに翔也くんは栃木県出身で福岡西高校に野球留学中の高校球児。
高校球児としてはかなりの速球を投げられる期待される投手で、「福西のヨン様」とも呼ばれています。
9/23に放送された番宣では、栃木の実家で収穫した「とちおとめ」を結ちゃんにプレゼントしようとする場面がありました。
もしかすると翔也くんは結ちゃんのことが好きなのかもしれない。
だから寂しそうな顔が気になるのでしょう。
上記の質問に答える形で、結ちゃんの過去が語られます。
6歳の結ちゃん
結ちゃんが6歳のころ、結ちゃんと両親、そして歩ちゃんは一家で神戸で暮らしていました。
両親は神戸のさくら通り商店街で床屋を営んでいました。
ところで、神戸のさくら通り商店街の登場人物たちが何人も発表されています。
そして、それぞれの登場人物たちの震災前、震災直後、震災後の設定もされています。
よって、阪神淡路大震災が発生した平成7年(1995年)頃の描写は、単なる回想では終わらない、かなり丁寧な描写になることが予想されます。
さて、両親と商店街の人々に囲まれながら育った結ちゃんはセーラームーンが大好き。
そして、当時は中学生の歩ちゃんが結ちゃんの髪をセーラームーン風に結ってくれたりするとなど、歩ちゃんもこの当時は普通の女の子だったらしい。
そんな幸せな日々を一瞬にして奪った大地震。
当時、結ちゃんは幼かったので記憶は定かではないものの、それゆえに自覚できない心の傷が残っているのかもしれません。
その自覚できない心の傷が寂しそうな顔にあらわれているのでしょう。
推測:歩ちゃん
歩ちゃんも、もしかすると震災によって深い心の傷を負っているのかもしれません。
歩ちゃんが被災したのは彼女が中学2年か3年の頃。
最も多感な頃です。
米田一家が神戸から福岡の糸島に移ったのは震災後。
歩ちゃんが高校に入学するかその直前のタイミングと思われます。
ここからは推測ですが、糸島に移住後に歩ちゃんは普通の女の子からギャルに。
心に負った深い傷から逃れたいがためにギャルになり、カリスマと呼ばれるほどにハギャレンの活動に没頭したような気がします。
しかし家族は、そんな歩ちゃんの気持ちがわからない。
そして歩ちゃんの心の傷と、それがわからない家族とのギャップが拡大し、ついに歩ちゃんは家を出る。
以上、これはブログ主の推測です。
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