2021年5月24日(月)第2週「いのちを守る仕事です」
あらすじ
百音が登米で働き始めてから一ヶ月ほど経った5月。百音は森林組合の採用試験に合格し、正式な職員として採用されることが決まりました。それまでの百音の働きぶりを見ていた同僚たちは、百音の合格を祝福しました。
そんな中、百音の父・耕治が亀島から駆けつけてきました。登米で一人暮らしを始めた百音のことが心配でならない耕治は、百音を亀島の実家に連れ戻すつもりでいたのです。耕治は百音を説得するためにサヤカの家に足を運びました。
サヤカの家で、百音と耕治は久しぶりに話をする機会を得ました。耕治は、漁師を継がずに仙台の銀行に就職した理由を百音に語りました。漁師以外の道で世の中を良くしたい。そう考えた耕治は漁師を継がないと決めたのだと。
続けて耕治は百音に尋ねました。登米でやりたいことは見つかったのか、中学時代まで大好きだった音楽はもうやめてしまうのかと。しかし、百音が島を離れたいと言い出だした理由を耕治は尋ねることができないのでした。
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予習レビュー
前作『おちょやん』は、実家を出たヒロインがその後生まれ故郷には二度と戻らないという朝ドラとしては異例の展開をしました。
本作『おかえりモネ』は、ヒロインにとって生まれ故郷は大事な存在ですが、第1回でヒロインが故郷をすでに離れたところからスタート。
第1週でヒロインの故郷の日々が描かれないという異例の構成です。
ただしこれからの展開の中で、ヒロインが働く森とヒロインの実家がある海は自然の循環の中で一つに結ばれているということが強調されます。
なので、森(登米)と海(亀島)がヒロインの故郷であるという設定なのかもしれません。
さて、今回はモネちゃんのお父上が実家からやって来ます。
実家からやって来るその目的はモネちゃんを実家に連れ戻すため。
お父上はモネちゃんのことが心配です。
そして心配になるのはそれなりの理由があるようです。
それなりの理由とは、どうやら過去に何かがあったらしい。
その心配の理由=過去が、今後のモネちゃんのライフワークの中で回収されるようなので、今週はフラグが随所に立つ週になるかもです。
注意深く観察しながら鑑賞したいと思います。
感想
耕治さんとモネちゃん、それぞれの過去に関して事前のストーリー公開の中でも触れられていなかったことが語られました。
整理してみます。
耕治さんの過去
耕治さんが漁師を継ぐ道を選ばなかったことは事前にアナウンスされていましたが、漁師の道を選ばなかった理由が明かされたのは今回が初めてです。
さて、仙台の大学を卒業した頃の耕治さんは、故郷の海や島が嫌いなわけではありませんでした。
しかし、便利で都会的な暮らしを選ぼうと思えば容易に選べるにも関わらず、わざわざ命を危険にさらす仕事を選ぶ必要があるのか。
このように耕治さんが考えたことは初めて語られましたが、ブログ主には想定内。
想定外だったのは、漁師以外に、世の中を良くする方法を見出した点。
きつい仕事を避けて通ったという理由だけで銀行員の道を選んだわけではないという点です。
モネちゃんの過去
モネちゃんが音楽コースのある高校を受験したことは事前にアナウンスされていましたが、その高校の合否結果がはっきりと語られたのは今回が初めてです。
そして、モネちゃんはその高校を不合格になったことをきっかけに音楽をやめたということでしが、やめた理由は別にありそう。
3年間、一度も開けられたことがないらしいスーツケースは、モネちゃんが閉ざした心のシンボルのようです。
耕治さんがモネちゃんに一番聞きたかった「肝心なこと」とは「スーツケースを開けない理由=心を閉ざした理由」のようです。
しかし耕治さんはそのことを聞けず、モネちゃんもまたそのことを語る心の準備が出来てはいないようです。
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ブログ主様
訂正させてください。
モネちゃんのお部屋にあるのは「スーツケース」ではなく楽器ケース。アルトサックスが入っていると思われます。
スーツケース ではなく
楽器ケースだと思いました。
お父さん、3年前のあの日、モネと同じ場所にいて、同じ様な思いを持ったはずなのに、
モネの闇に気づいていない。それはすでに自分は海の仕事ではない道を歩んでいたことと、
これから歩もうとしていた人間の違いなのだろうが、そのこともあって、一度は島を
離れたいというモネの気持ちを理解していたはずなのに、いさぎよくないね。
エールの二人が音楽で支え合った様に、この親子が音楽で支え合う日が来るのだろうか。
しかし、こんなに子離れできない父親、過去にあっただろうか。
世間の妹弟あるある。兄姉の同級生達の中に混じって、幼なじみ体験を一緒に持って。
気楽に話せて思わずガッツポーズ。その思い、応援します。
みーちゃんと、何とかちんさん先輩、
恋の予感か!?
モネちゃんは高校の音楽コースに落ちちゃったんだね。
だんだんと、みんなの過去・現在・未来が明らかにされる、、、、、
ヾ(・◇・)ノ ヽ( ̄▽ ̄)ノ ヽ(・∀・)ノ
(-A-) (-A-) (-A-) ← ざっくぅ
おしまい
何だかまだまだ語られていないことがたくさんありそうですね。
娘を心配する父親って可愛い。大体においてウザがられるんですけど(笑)
サヤカさん始め森林組合の皆と会えば、モネちゃんが大切にされてることがわかって安心出来るでしょうに。
食い違う親子の思い。妹の恋、、趣味として好きな物と一生の仕事、歩寄れそうで歩み寄れない親子、どの親子もそうだけどなかなか難しいです。
漁師になったりょーちん。
でも心の中の不安をみーちゃんだけに言ってくれました。本当に漁師になってよかったのか。と自問自答している感じでした。
やっぱり震災後に再起不能になってしまった父を身近に見ているからでしょうか。こんな重責、俺で大丈夫か。と言っているかのように思います。
それだけではなく耕治父さんの言う通り、一歩間違えたら死であること。そして何かとお金がかかる上に収入も自分の実力次第であること。と何かと大変ですからね…。
本当にこれでよかったのか。
モネ同様みんな悩みながら日々を過ごしていることがよくわかる第6話でした。
好きなことを仕事とするか趣味とするか…。
私だったら後者です。
仕事になると好きに時にやりゃいいからやらなきゃいけないに変わり、結果としてそのことが嫌いになるかもしれないと思ったからです(笑)
何事も適度に楽しめばいいと思っています。
森林組合に入ってまだ1年も経ったか経ってないかくらいなんで結論を急がせるのはまぁ酷ですね。
そして気仙沼パートも本格的にスタートしましたね。
みーちゃんのツンツンした感じがりょーちんの前ではトキメキが抑え切れない感じでギャップがとても楽しいですね(笑)
百音「私は・・・・・・個々にいます・・・・・・・。」
自分の道をようやっと見つけたモネちゃん。
でも耕治父さんは心配・・・・・・・?
百音「いい季節だあ・・・・・・・・・。」
前回の「おちょやん」の「今日もええ天気や・・・・・・・。」を少し意識したかな?