本放送:2021年12月3日(金)
再放送:2024年12月20日(金)
第5週「1946−1948」
あらすじ
るいと慎ましくも幸せに暮らしていた安子のもとに、思いがけない人物がやって来ました。千吉がやって来たのです。千吉は安子に言いました。るいを連れて雉真家に戻ってくるように。雉真家にいれば、何不自由なく暮らしてゆけると。
しかし、安子は岡山に戻ることを拒みました。安子は千吉に告げました。岡山を離れるとき、るいを一人で育てると決めた。その気持ちは今も変わらないと。安子の強い決意を知った千吉は、その場は引き下がることにしました。
その頃から安子は、大口顧客をさらに増やすための営業にもまわるようになりました。仕事に追われる安子の暮らしはますます忙しくなり、るいとの唯一の楽しみだったカムカム英語を聴くゆとりすら失ってしまいました。
そんなある日、自転車で配達中の安子が交通事故に遭いました。その日、商用で大阪に来ていた千吉と勇は安子の事故現場に遭遇。勇は安子に岡山に戻るよう説得しました。その数日後、勇に連れられ安子とるいは岡山の雉真家に戻るのでした。
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予習レビュー
岡山を離れた安子ちゃん、居場所を突き止められてしまったようです。
千吉さんが安子ちゃんの前に姿をあらわします。
千吉さんは安子ちゃんを説得します。
るいちゃんを連れて雉真家に戻ってくるようにと。
しかし、雉真家に戻ったところで、安子ちゃんの居場所は雉真家にはありません。
安子ちゃんは千吉さんの求めを拒否。
さて、千吉さんはそのまま引き下がってくれればいいのですが、残念ながらそんなわけにはゆかないことが予想されます。
何故なら、安子ちゃんは大阪で暮らした後に、再び岡山に戻るところまで判明しているからです。
今回のうちに、安子ちゃんは岡山に連れ戻されることになってしまうのか。
それとも、安子ちゃんが岡山に戻るのは、次週以降になるのか。
詳細は不明ですが、一つだけ言えることがあります。
安子ちゃんが岡山に戻れば、再び美都里さんとの対立が待っています。
次週、何が起こるのか・・・こわすぎます。
感想
大阪の幸せな日々も見納め
大阪までやって来た千吉さんの次の言葉が安子ちゃんを駆り立てたのでしょうか。
「雉真の娘にふさわしい教育を受けさせたい」
その「ふさわしい教育」を、雉真家には一才頼らず、自分の力だけでるいちゃんに受けさせよう、と。
千吉さんが来るまでは、安子ちゃんとるいちゃんは息を合わせながら仕事をしていました。
しかし千吉さんが来て以降の安子ちゃんの仕事ぶりは、まるで何かにとりつかれたよう。
そして安子ちゃんの視野にはるいちゃんが入っていません。
挙げ句の果てに安子ちゃんは・・・
こんな筋書きを千吉さんが謀ったわけではないでしょう。
千吉さんはそんなことをするような人ではありません。
しかし、千吉さんの放った一言が安子ちゃんを暴走させてしまいました。
そして暴走の結果、岡山の雉真家に帰ることになりました。
安子ちゃんとるいちゃんだけの、幸せに満ち溢れていた大阪での暮らしぶりの描写がブログ主は好きでした。
そんな大阪の幸せな日々も見納めです。
そして雉真家に戻ると、あの美都里さんが待ち構えていました・・・(怖)
るいちゃんとお母さん
安子ちゃんに怒鳴り声をあげる千吉さん。
そんな千吉さんから、お母さんを守ろうとするるいちゃんがけなげで泣かせてくれます。
るいちゃんが物心ついた頃から、いつも一緒にいるのはお母さんだけ。
るいちゃんにとって、お母さんは特別な存在です。
そんなるいちゃんが、いつしかお母さんを恨むことになるとは。
よっぽどのことが起こるのでしょう。
その頃の『カムカムエヴリバディ』を観るのが怖いブログ主です。
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カムカムエヴリバディ|感想あらすじネタバレトップページ
次週予告にて右打ちの勇くんが左打ちの構えをしているシーンがありましたが、赤バットの川上哲治か青バットの大下弘なんでしょうかね?
短い大阪編でしたね。もう大阪には戻ってこないのかな。
悪い予感はしていたんだけど、
的中してしまいました、
段田安則お父さん、怒鳴っちった。
ぼんやりと自転車をこぐ安子と
車のタイヤが交互に映って、
嫌な予感が、またしちって、
あ~あ、交通事故。
岡山で、みどりさん(YOUさん)、
どうなる?
どうする?
A案:高飛車、嫌み「よく帰って来られたわね」
B案:三つ指ついて「ごめんなさい、安子さん」
B案を希望するけど、
やっぱ、A案かなあ?
明日の「次週予告」を見ない努力をしよう。
( ̄▽ ̄;) ( ̄~ ̄;) ( ̄□ ̄;)!!
(-A-) (-A-) (-A-) ← ざっくぅ
おしまい
千吉さんの訪問以降、全てを1人で抱え込んでしまった安子。
意地を張りすぎてしまった結果、愛する娘すら守ることが出来なかった。大阪での限界を感じてしまいましたね…。
安子にとってはるいが一番大事なのは分かっていた。しかしそのアプローチが決定的に間違っていたようです。
るいのステータスではなく、るいの存在自体を大事にしなければならなかったということです。
勇ちゃんは服装から見るにいよいよ雉真家の二代目当主に向けて歩み始めたようです。
るい、ひなたの物語でも男前な活躍が見られますように。
杵太郎さんも、金太さんも、こなせる量の仕事の範囲内で堅実に商売をしていました。能力以上の仕事を受けると商品の質が低下したり、職人さんのモチベーションが下がる恐れがあるからです。食品の場合、粗製乱造で味が落ちたと悪評が広まるとお客さんが逃げてしまいます。杵太郎さんと金太さんは優れた職人であると同時に優れた経営者でもありました。徒に仕事を増やそうとするのは、製造、販売を一人でこなす安子さんにとって、到底賢明な方法とは思えません。千吉さんの訪問によって余計意地になってますね。薄利多売これは、山崎やシャトレーゼのような大手でないとなかなか難しい。千吉さん、安子さんのやり方ではいつか破綻をきたす事を予測していましたね。ここは千吉さんの指摘が正しい。安子さん手段と目的が逆転してしまいました。お金を稼ぐのが目的ではなくて、るいちゃんと二人で幸せになるのが目的だったのに。過労がたたって、オート三輪に衝突。千吉さん心配して跡をつけていたのですね。だから直後に治療を受けれた。勇君の説得も効かない。「一生傷が。」るいちゃんが安子さんを恨む原因のひとつか?波乱の岡山帰還。