2021年12月15日(水)第7週「1948−1951」
あらすじ
昭和26年(1951年)春。るいの小学校入学を目前にしたタイミングで『カムカム英語』の放送が終了することが知らされました。大阪にいた頃、るいとの唯一の楽しみだった『カムカム英語』の終了は、安子にとってショックな知らせでした。
一方で雉真繊維は、るいが入学する小学校の制服を製造することになりました。勇の働きにより、制服の受注をすることができたのです。勇の活躍を雉真繊維の幹部は喜ぶものの、千吉は勇について考えていることがありました。
千吉は勇に言いました。そろそろ嫁をもらえ。安子と一緒になれと。千吉の提案は勇にとってあまりにも思いがけないものでした。勇は困惑するばかりでしたが、千吉は勇と安子の結婚に対して本気でした。
そんなある日、定一の喫茶店に足を運んだ安子は思いがけない人物と遭遇しました。進駐軍の撤退で大阪に移ったロバートがやって来たのです。一方で勇は、千吉から提案された安子との結婚のことで、ある決意が芽生え始めていました。
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予習レビュー
千吉さんがある提案を勇くんにするのだそうです。
その提案の内容は今のところ不明です。
しかし千吉さんのその提案に対して勇くんが見せる反応は・・・
・戸惑いを隠せいない
・悩み抜いた末に決断を下す
などなど、勇くんにとって、かなり重く意外な提案であることが予想されます。
さて、今週のどのタイミングかは分かりませんが、勇くんが女中の雪衣ちゃんと向き合う場面があるとのこと。
その場面と、千吉さんの提案がからむかどうかもまだ分かりませんが、もしかすると勇くんと雪衣ちゃんの結婚。
そんな提案かもしれません。
または、雉真繊維の社長の座を勇くんに禅譲したいという提案。
想像力の乏しいブログ主が想像する提案はその程度のものですが、想像の斜め上をゆくまさかの提案になるかもしれません。
感想
千吉さんが、勇くんと安子ちゃんの結婚を提案することは事前にわかっていたことでしたが、ブログ主には一つだけ疑問がありました。
千吉さんのまさかの提案に対して、美都里さんはどんな反応を見せるのだろうかと。
また美都里さんが面倒な反応を示すのではないかと、ブログ主は気が気でなかったのですが、前回の美都里さんのナレ死によってこの問題はクリアに。
さて、千吉さんは、かつての勇くんの安子ちゃんへの恋心を察していました。
さらに、稔くんなら、勇くんと安子ちゃんの結婚を喜んで受け入れてくれるだろうと、千吉さんは勇くんに言いました。
この千吉さんの言葉で、勇くんは背中を押されたようです。
今回の最後にナレーションによって語られた「決意が芽生えた」とは、勇くんが安子ちゃんと結婚を決意したということでしょう。
一方、千吉さんと勇くんの会話を聞いてしまった雪衣ちゃんはショックを隠せない。
そんなタイミングで、安子ちゃんはロバートと再会。
ここ一週間ほど静かだったドラマが、安子編のクライマックスに向けて少しづつ動き始めました。
ネタバレあり『On the Sunny Side of the Street』
るいちゃんの小学校入学を目前にして、安子ちゃんがるいちゃんに対して『On the Sunny Side of the Street』の思い出を語りました。
この場面、今後の展開の大きなフラグかと思います。
次週の水曜日が、るいちゃんの小学校の入学式の日になるのだそうです。
しかし、るいちゃんの入学式の日、安子ちゃんは大阪にいます。岡山にはいません。
そうです、安子ちゃんはるいちゃんの入学式に出席できなくなってしまうのです。
安子ちゃんがその日、岡山にいないのは「たちばな」再建資金を持ち逃げした算太くんを探すため大阪に行っているからです。
小学校の入学式の不在の安子ちゃん。
このことがるいちゃんの心に影を落とすのかもしれません。
そして・・・
来年の年明け早々の週で、成長したるいちゃんが『On the Sunny Side of the Street』を聴木、過去を思い出して取り乱す場面があるのだそうです。
今回の定一さんの喫茶店の場面。
次週の入学式に不参加の安子ちゃん。
そして『On the Sunny Side of the Street』を聴いて過去を思い出してしまい苦悩するるいちゃん。
これらが一つにつながっているような気がしてなりません。
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やはりそれが一番いい道なのでしょうね。
はた目から見れば。
千吉さんは雉真繊維の次期社長夫人にふさわしいと安子ちゃんの人柄を認めて、稔くんとの結婚を許したのだから。
また、今の宙ぶらりんな安子ちゃんの立場をも慮っての決断は、さすがイエスマンではなく自分の意見を言う部下を身近に置いている千吉さんだけのことはあると思いました。
そうなれば勇くんも(おそらく)ずっと想い続ける初恋の人と結ばれることになるし、るいちゃんもいつも可愛がってくれていた叔父さんがお父さんになるなら安心でしょう。
亡くなった美都里さんも、安子ちゃんが勇くんのお嫁さんになるなら安心でしょう。
全てが丸く収まる提案です。
安子ちゃんさえ、承知するなら。
承知すれば、全て上手くいく。
でも、断れば?
断ったら安子ちゃんは、もう雉真の家にはいられなくなるのではないでしょうか。
安子ちゃんが家を出るにしても、千吉さんはるいちゃんを離さないでしょう。
安子ちゃんは、大きな岐路に立つことになりますね。
初登場のときから勇ちゃんに思いを寄せていることが伝わってきた雪衣さん。片思いの心をグッと抑えて抑えてもあふれる思いと今日の失意の場面に、片思いで失恋の経験のあるわたしは泣けてきました。
嫉妬して意地悪をするなんてステレオタイプの安っぽいストーリーにはうんざいりしているのです。もしそんな展開になったら、もうこのドラマを見るの止めます。
大好きな勇ちゃんが大切にしている人だから、自分も大切に思うという形で愛を表現してほしいです。
靖子が勇のプロポーズを断ること、勇はわかっているでしょう。
これまで男前な生き方をしてきた勇のことだから、雪衣さんの気持ちを受け止めて、雪衣さんと結婚してほしいと願っています。
やっぱりそうなりますよね。
宙ぶらりんの立場、確かにそうです。
でも、もしも安子ちゃんが勇ちゃんと再婚したとしても、子どもが産まれてその子が男の子だったら、雉真の後継ぎはその子になるんですよね。
うーん…稔さんが亡くなってから安子ちゃんを雉真家に縛りつける意味があったのかな。
あの時代はそれが当然だったのかな。
るいちゃんの明るさがせつないですね。
段田安則お父さんから勇に、
安子との結婚を提案してきたか~
で、今日の最後、
勇が1つの決意を、って、
さあ、どっちだ?
安子に結婚を申し込むのか!?
安子とは結婚しない決意か!?
ヽ( ̄▽ ̄)ノ ヽ( ̄▽ ̄)ノ ヽ( ̄▽ ̄)ノ
(-A-) (-A-) (-A-) ← ざっくぅ
おしまい
ラジオ英会話終了。一つの時代の終わり。えっ、きぬちゃん妊娠。口説く算太さん、社交辞令で答える雪衣さん。「なんなら。」この台詞を聞くとどうしても「仁義なき戦い」や「孤狼の血」を思い出します。隣県の話なのに方言がところどころ共通してます。千吉さん鋭い。果たして勇君はこの提案どう応える。雪衣さん心中複雑。ロバートさんまだ日本。定一さんの肝臓、なんか悪いフラグの予感。いよいよ告白の時?果たして。
千吉さんよ…。こういう話は人の気配が去ってから話すもんでしょう。すぐ話しなさんな…。
ああ…。雪衣さんにまるっと聞かれてしもうた…。
算太…。君はもう脈なしだ。今すぐに諦めな(笑)
勇ちゃんの野球部効果でアメリカ軍からの特需が見込めそうで雉真繊維はさらに躍進しそうです!
個人的には安子はロバートと結ばれそうですね。
勇ちゃんはつくづく救われない展開が続きそうですが、どうなるんでしょうか…?
提案って安子と一緒になれという事かもね。