2022/11/9(水)第6週「スワン号の奇跡」
あらすじ
記録飛行の当日を迎えました。その日、舞が目指す目標は、女性パイロットの世界記録である15.44キロメートルを超えること。これ以上は望めないほどの飛行日和の中、スワン号は琵琶湖の上空へと飛び立ちました。
飛行が安定すると、舞は自分が大空を舞っていることに心を震わせました。仲間たちの期待を背負った舞は一心不乱にペダルを漕ぎ続け、刈谷と由良はボートに乗りながら舞をサポートしました。
舞はコックピット内の暑さに耐え、スワン号に賭ける部員たちの情熱を思い出しながら、必死になってペダルを漕ぎ続けました。そして3.5km飛行したところで舞を乗せたスワン号は湖面に墜落しました。
記録に遠く及ぼなかったことを、舞は刈谷と由良に泣いて詫びました。しかし刈谷や部員たちは、舞の健闘を心から讃えました。その日の夕方、飛行を終えた舞は由良に告げました。空を飛べて幸せだったと。
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感想
なにわバードマンの夏は終わりました
今回の最後のさだまさしさんのナレーション「なにわバードマンの夏は終わりました」の意味するところ。
それは、刈谷くんと鶴田くんがなにわバードマンに青春をかけた「夏の終わり」をあらわしているのでしょう。
三回生である刈谷くんと鶴田くんの二人にとってはこれが最後の夏。
刈谷くんと鶴田くんの二人には感慨深い夏になったかと思います。
コンテストへのエントリーで不合格になるという想定外の事態の発生。
それに加えて冬子ちゃんの墜落事故。
チームワークの崩壊。
スワン号に青春の時間を費やしてきた刈谷くんと鶴田くんにしてみれば、最後の夏を失いかねないところでした。
それが舞ちゃんの登場によって救われました。
刈谷くんと鶴田くんの二人の心の中にいつまでも残り続ける夏になったはずです。
と同時に、「なにわバードマンの夏は終わりました」というナレーションは、なにわバードマンで過ごす舞ちゃんの青春の1ページが終わりを告げる暗示かとも思います。
今回の最後で、舞ちゃんは空を飛ぶ楽しさに目覚め、冬子ちゃんもまた来年の夏にはパイロットに復帰すると宣言。
舞ちゃんと冬子ちゃんはライバル関係になりました。
ネタバレになりますが、来年の夏のパイロットには冬子ちゃんが選ばれます。
スワン号で再び大空を舞う道を絶たれた舞ちゃんですが、そのことがきっかけとなって新しい道を発見。
その道に進むためになにわバードマンを去ることに。
舞ちゃんにとってのなにわバードマンの夏も終わりました。
そして、次回かその次の回あたりから、舞ちゃんはライフワークに向かって動き始めます。
成長した一太くんと久留美ちゃんの母親のキャスティングが判明
五島の心優しき少年・一太くんが一週間後の水曜日に再登場するようです。
そして一太くんのキャスティングも判明しました。
成長した一太くんを演じるのは若林元太くんという若い役者さん。
彼のプロフィールを見るかぎりでは朝ドラへの出演はこれがはじめて。
ブログ主は彼の名前ははじめて知りました。
というか、ブログ主は芸能界の事情にはとってもうといのですが・・・
それはさておき若林元太くん、彼はテレビドラマやオンデマンドのドラマに加えて、テレビコマーシャル、映画、舞台と幅広く活躍されているようです。
大阪の朝ドラは常連の役者さんによって支えられているので、本作で存在感を発揮することができれば、大阪の朝ドラに再び登場することもあり得るかもしれません。
そして久留美ちゃんのお母上も登場します。
久留美ちゃんのお母ちゃん、仕事が続かない残念なお父ちゃん・佳晴さんの元奥さまを演じるのは小牧芽美さん。
『カムカム』で、きぬちゃんのお母ちゃんを演じた女優さんです。
小牧芽美さんは『まんぷく』にも出演実績あり。
本作は三作品の朝ドラ出演なので、大阪の朝ドラを支える常連の役者さんの一人としてのポジション確定といっても差し支えないでしょう。
なお、久留美ちゃんのお母ちゃん・久子さんが登場するのは次週の金曜日。
離別したお母ちゃんとの再会というイベントが、久留美ちゃんにとってどのような体験になるのか。
次週は失踪する貴司くん週ではありますが、久留美ちゃんにとっても重要な週になるのかもしれません。
予習レビュー
舞ちゃんがスワン号で大空に舞う日を迎えました。
今週のサブタイトルは「スワン号の奇跡」ですが、スワン号の最大の見せ場は今回です。
よってサブタイトル「スワン号の奇跡」は今回のどこかで回収されるものと思われます。
一体、どんな奇跡が起こるのでしょうか。
ブログ主が予想するのは、舞ちゃんの中で空を飛ぶことが自分の天職であることに目覚める瞬間が「奇跡」として描かれる展開。
実際、今回のドラマの中で描かれる体験が転機となり、次回あるいはその次の回に、舞ちゃんは新しい目標を見つけ、その新目標に向かって行動を開始。
今週中に舞ちゃんは「航空学校に入る」という新しい目標を見出します。
翌週は、舞ちゃんが航空学校を目指す日々が描かれます。
そして翌々週には、舞ちゃんは航空学校に入り、新しい道を歩みはじめることに
いよいよ、舞ちゃんの人生が大きく動きはじめます。
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朝蔵様、皆様、お久しぶりです。
9月の初めに脳梗塞で倒れて入院、医師たちの、退院まで3か月以上かかる見立てのところ、3週間で、リハビリ通院、装具の使用なども無い状態に持って行って退院しました。
文章ってしばらく書いていないと書けなくなってしまうもので、丸一月からなりを潜めていた次第です。
入院中はTVを見ませんでしたので、9月の残りは平穏な毎朝を送ることが出来ました。
そして退院と同時に始まった<舞い上がれ>、前作とうってかわって良質な作品になっていると思います。
バート・ルータンが取り上げられる等、自分としては食いつきどころもあり、楽しみにしています(どうせならパリ・イージーでなくプロテウスであってほしかった。ドラマの時代的にも衝撃的であったはずだし)。
ただ、どうにも納得できないのが、「おとな舞」の性格。
勿論、俳優さんのことではなく演出と演技プランについてです。
子役さんの演技(舞の性格付け)を引き継ぐと、パキパキとしたキャラクターにはならないのは解りますが、少しヌルヌルというかそんな感じが強すぎます。
この娘と付き合うとちょっとヤバイ、とか、部内でこの娘と付き合っている奴がいると部の雰囲気がまずくなる、そんなタイプに感じます。
つまり、自分が舞の周りにいたとして、舞を応援したくならない、ということ。
流れの良いドラマに中にあって一番大事なこの部分が一番しっくりこない。
おとなしく、引っ込み思案に見えてその実、大胆な人もいるわけですが、舞もそうした一人であることの演出がこの先どうなされるのかに注目したいと思います。
ぱぽりん様
おはようございます。体調を崩されていたとの事で…大変でいらしたのですね。今はある程度落ち着かれているのでしょうか。
再び、ぱぽりん様の鋭く博識豊かなコメントが拝読出来る事を楽しみにしております。
リアルでした。
これで世界記録作っちゃったら嘘くさくてしらけただろうけれど、
これで十分。何度もあきらめかけて、それでも満足できる位空を飛んで、
感動で胴上げしても許される結果を出せて、やりきった充実感を
残せて一夏が終わってよかった。来年はパイロット二人体制で、
いつトラブルがあっても対応できるようにはなったし。やり残した
物を追いかける夢も持てたし。
で、明日からどうなるんだろう。まだ今週は終わっていない。
10分飛んで、
3.5キロ飛んだ、って言ってたかしら?
お疲れたまでした。
目標はどれくらいだったのかしら?
最初っから、琵琶湖に着水する予定だったのかしら?
琵琶湖を横断だか、縦断だかして、
陸に着地する予定だったのかしら?
今後は、ビズリーチ由良先輩との2人パイロット体制?
それとも、飛行機を操縦するのは1人だけで、
その1枠を目指して、2人が対決するのかしら?
色々と疑問は残りますが、
なんにしろ、お疲れたまでした。
ヾ(・◇・)ノ ヽ( ̄▽ ̄)ノ ヽ(・∀・)ノ
(-A-) (-A-) (-A-) ← ざっくぅ
おしまい
「きれいやー」空さんいい味出してる。やっと2キロか、長い。恵の風。着水3.5㎞やはり甘くなかった。でもなんか皆、達成感。