2022/12/13(火)第11週「笑顔のフライト」
あらすじ
帰投先を、帯広空港から釧路空港へ変更するよう指示された舞は、無線を通して大河内に誘導されながら釧路空港への着陸体制へと入りました。そして舞は、滑走路のセンターラインをはずすことなく、釧路空港への着陸を成功させました。
悪天候の中、訓練機を釧路空港に無事に着陸させた舞を、大河内はこれまでで一番の着陸だと評価しました。飛行を終え、大河内との会話の中で舞は尋ねました。努力してもパイロットになれない学生がいると言った大河内の言葉は本心なのかと。
舞のその問いかけに大河内は答えました。パイロットの適性がない学生を落とすことも自分の仕事だ。水島を退学させたが、パイロットの道が断たれても水島の人生が終わったわけではないと。
大河内の本心を知った舞は、大河内の指導のもとで訓練を続けたいと、柏木に改めて告げました。柏木は舞の言葉を受け入れ、最終審査に向けての訓練を積み重ねました。そして最終審査まで残り1週間を切ったころ、中澤が離婚を決意しました。
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感想
大河内教官の本心
学生を容赦なくフェイル(退学)にする学生たちから恐れられている大河内教官の本心がはじめて語られました。
パイロットの適性のない学生を落とすことも自分の仕事。
これは別の言葉に言い換えると、パイロットの適性のない学生には、パイロット以外の選択肢を選ばせるとも言えるかと。
どちらに言い方にせよ、パイロットだけが唯一の道と信じている学生には厳しい言葉ですが。
しかし少なくとも水島くんは、パイロットだけが唯一の道というわけではなさそう。
なので水島くんは、航空学校を去ってゆくとき、大河内教官からかけられたであろう言葉を素直に受け止めることが出来たと信じたいです。
ちなみに水島くんは次週再登場するはずです。
舞ちゃんたちが航空学校を卒業したことを祝う集まりに駆けつけてくれるようです。
大河内教官の言葉を受け入れることが出来たからこそ、航空学校で一緒に学んだ仲間たちのもとに戻って来れるのでしょう。
航空学校を去った水島くんはその後どのような道を選んだのか。
次週の再登場の際に、そのあたりのことが水島くんの口から語られることを期待しています。
水島くんが新たに選んだ道を前向きに歩み始めている姿を見れますように。
倫子ちゃん
奥さまとの関係悪化に悩み続けていた中澤くんがついに離婚を決断。
しかしブログ主は中澤くん本人よりも、中澤くんの離婚の決断に対して誰よりも強く反応する倫子ちゃんのことが気になっています。
倫子ちゃんについては、商社勤務をしたものの女性が活躍できる環境ではなかったことに幻滅した過去が語られています。
また、そんな過去があるがゆえに甘えた男性に対して強い反発心を持っています。
しかし、中澤くんの離婚への反応や、奥さまと話し合おうとはしない中澤くんの態度に対する倫子ちゃんの反応は、倫子ちゃんの商社勤務の過去とはつながりません。
倫子ちゃん、まだ語られていない過去があるのかな?
中澤くんには気の毒ですが、中澤くん以上に倫子ちゃんのことが気になるブログ主です。
予習レビュー
悪天候下での単独飛行
単独飛行の訓練中に天候が悪化し、舞ちゃんは悪天候の中での飛行を余儀なくされる。
こんな展開になることを知ったとき、ブログ主は心配でした。
大河内教官のサポートは、管制塔からのサポートだとブログ主は思っていました。
なので、いくら大河内教官といえども上空の状況をリアルに把握することは困難だろう。
そのような状況下でのサポートで、舞ちゃんはさぞかし不安に違いないと。
そんな心配をしていたブログ主でしたが、その心配についてはしなくても済む見通しです。
大河内教官は舞ちゃんの訓練器に並行飛行していることが判明。
悪天候の状況はリアルで把握できるので、これならばより的確なサポートも可能のはず。
なので安心してドラマを観ていられそうです。
というわけで今週の最大の山場と思われる、舞ちゃんの悪天候下での単独飛行も無事に終わり、物語はいよいよ最終審査に向かいはじめます。
しかし最終審査に向けて、またひと波乱あるのかもしれません。
今週の展開に関する情報はわずかしかないので、今週はハラハラさせられっぱなしの週になりそうです。
大河内教官の言葉の真意
中間審査に不合格となった水島くんの再審査が決まった際、水島くんのことで直談判した舞ちゃんに対して大河内教官が言いました。
「努力してもパイロットになれない学生がいる」
この大河内教官の言葉と同じような言葉を倫子ちゃんも口にしましたが、舞ちゃんはこの言葉の意味が分かりませんでした。
ブログ主は、大河内教官の言葉はド正論だと思います。
しかし、なぜド正論なのかその理由を舞ちゃんみたいな人に尋ねられたら、納得させられる答え方をする自信はありません。
そもそも納得させられる言葉すら見出せません。
そんなわけで、大河内教官が「努力してもパイロットになれない学生がいる」と言った言葉の真意を語る今回。
ブログ主は大河内教官の言葉が楽しみでなりません。
できることなら、大河内教官の言葉の真意の背後にある、大河内教官が「鬼」と呼ばれるまでになった経験も聞かせてもらいたい。
そんな期待をブログ主はしています。
追記:帯広のフライト課程の描写は今週が最後。
大河内教官も出番も残りわずかです。
寂しくなります。
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些か唐突ですが…以前の朝ドラ『わろてんか』での、寺ギンのおっちゃんと風太のやり取りの場面を思い出しました。
風太「あの、何年も面倒見た奴、何で簡単に放り出すんです?」
寺ギン「つきあいの長さは関係ない…この世界は、一にも二にもを見る目ぇや。お前も見る目養え。オモロかったら金払う。オモロない奴にはさっさと引導渡して、別の道行かしたんのが、仏心や…何や」
風太「いや、芸人をモノ扱いするだけのクソ坊主やないんやなと」
「さっさと引導渡して、別の道行かしたんのが仏心」← 大河内教官の考え方にも通じるものがあるように、私には感じられました。
ところで今回のフライトで舞ちゃんが着地した場所は、当初の目的地の帯広空港でなくて別の釧路空港。
舞ちゃんが最終的には飛行機のパイロット以外の道を選択する事を象徴するのが今回の出来事なのでしょうね。
現在東映シアターオンラインでドラマ「スケ番刑事」が見れますが、第2話で40年近く前の祥子さん役・高畑淳子さんが出演なされています、最初は善人みたいな登場で実は悪者で最後は斉藤由貴さんにヨーヨーでお縄かけられます、30歳ぐらいの頃でしょうか?美人です
驚いたのは最後のクレジットでその他大勢扱いであったこと、遅咲きながら実力で現在の大女優にのしあがったんですね、息子さんの不祥事があり世間からバッシング浴びても堂々なされていたのは実力に裏付けされた自信があったからでしょうね
ジュリエットアルファタンゴチャーリー
なんかかっけー
DAI語の反対だね。
舞ちゃんのこだわりも意見落着。また火曜日に完結する流れが戻りました。
で、次は中澤君。これも今週で片付くのかな。
空港のど真ん中でハグしてたら目立つよね。どこかのドラマじゃあるまいし、
・・・ってドラマか。
訓練機だからナビシステムとかは搭載しているわけはないよね。就職した先で、
どんな機種に搭乗するのかわからないから、いわゆるマニュアルで練習して
おかないとね。しかし、見事な着陸でした。やればできる子なんだよ。
今日は神回だったのでは?
大河内教官は、
髪もじゃ学生と、キチンと話をして、
髪もじゃ学生も、キチンと納得して、
去って行った、っぽいですな~。
いや、それより、何より、
舞ちゃん、良くやった~!
で、柏木学生、いきなりハグかい!?
で、眼鏡学生、いきなり離婚かい!?
色々ありますな~。
ヾ(・◇・)ノ ヽ( ̄▽ ̄)ノ ヽ(・∀・)ノ
(-A-) (-A-) (-A-) ← ざっくぅ
おしまい
電子機器の塊で、最新のナビゲーションシステム、GPSを備えた旅客機を操縦するのが彼らの目標ですが、あえてアナログな航法で訓練しているのは、突発的な事故やシステムトラブルで、最新の航法装置が使えない場合に備えてと、航空機の基本的な飛行を学生に理解させる為と思われます。舞さん見事に着陸。「やり遂げたのは君自身だ。」最大の賛辞だね。大河内教官、五島での祥子さんみたい。なんか学生みんなの絆深くなったね。と思ったら中澤学生、離婚?倫子さんの説得功を奏するか?