2023/6/22(木)第12週「マルバマンネングサ」
あらすじ
タキが寿恵子に百人一首の勝負を挑みました。寿恵子はその勝負を受けてたちました。しかし、万太郎はタキの異変に気がつき勝負を途中で切り上げました。タキは苦痛に耐えながら万太郎と寿恵子に祝福の言葉を贈りました。
その日の夜、万太郎と寿恵子を迎えた宴会で峰屋の面々が盛り上がる中、綾はひとり席を離れました。外に出た綾は、峰屋を将来のことで思い詰めていました。綾が席を立ったことに気づいた竹雄は綾を追いました。
タキが亡くなった後、自分一人で峰屋を背負ってゆくことへの不安に押しつぶされそうな綾に対して竹雄は告げました。綾を一人きりにはさせないと。続けて竹雄は綾に対する想いをあらためて打ち明けました。
一方、床に伏せているタキはふじに言いました。峰屋の甑倒し(こしきだおし)を迎えるのはこれが50回目になる。自分はもう十分に生きたと。続けてタキはふじに言いました。明日、医師の鉄寛を呼んでほしいと。
第17週
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感想
竹雄くんと綾ちゃん
・草花が好きすぎる万太郎の姉様
・酒が好きすぎる綾
・槙野姉弟が好きすぎる竹雄
ブログ主の中でのかつての「主人公」と「主人公の相手役」の関係が大きく変化する瞬間が描かれた記念すべき回でした。
今回、久しぶりに竹雄くんと綾ちゃんが「主人公」と「主人公の相手役」に復帰しました。
いつまでもこの二人のドラマを観ていたい。
そう思わずにはいられない竹雄くんと綾ちゃんの二人きりの場面。
今回はこの場面にすべてを持ってゆかれてしまいました。
物語後半の新キャスト発表
昨日、物語後半の新キャストの発表がありました。
新キャスト=新キャラクターの発表で、物語後半に何が描かれるのかが少しだけ見えてきました。
以下は発表された新キャスト=新キャラクターです。
田邊聡子(演:中田青渚)
なんと田邊教授の奥さまが登場します。
東京大学の関係者はこれまでプライベートが描かれいませんでした。
田邊教授のプライベートが描かれることで、田邊教授についてはより踏み込んだ描写が期待できます。
本作最大のクセモノのディープな描写、期待大です。
ところで田邊教授の奥さまを演じる中田青渚さんは2000年生まれで23歳。
一方、田邊教授を演じる要潤さんは1981年生まれで42歳。
キャスティング発表時に「田邊教授の若妻」とアナウンスされていましたが。19歳の歳の差婚ということになります。
なお、田邊教授の奥さまは万太郎くん&寿恵子ちゃんと交流を深めるとのことです。
伊藤孝光(演:落合モトキ)
伊藤孝光は若き植物学者で、伝説の本草学者・伊藤圭介の孫。
伊藤圭介は実在の人物で、幕末から明治にかけて活躍した本草学者、蘭学者、博物学者、医学者です。
また「雄しべ」「雌しべ」「花粉」というおなじみの言葉を作った人物なのだそうです。
万太郎くんと伊藤孝光の出会いは、万太郎くんが子供の頃から「心の友」として憧れていた植物学者の里中先生を通して。
万太郎くんとはギクシャクした微妙な関係になるようです。
山元虎鉄(演:寺田心)
寺田心くんは『香川照之の昆虫すごいぜ!』の子カマキリを演じていた男の子。
高知の遍路宿「角屋」の息子を演じます。
ドラマの中では、万太郎くんが植物採集のために高知を訪れた際に虎鉄くんとの出会うという設定です。
森有礼(演:橋本さとし)
森有礼(ありのり)は日本の初代文部大臣。
田邊教授の恩人という設定です。
田邊教授が恩を感じる人がいるのかと新鮮な驚きです。(笑)
なお実在の初代文部大臣も森有礼。
脚色しなかったようです。
岩崎弥之助(演:皆川猿時)
土佐出身の実業家・岩崎弥太郎の弟。
岩崎弥太郎・弥之助兄弟は、史実ではリアル万太郎くんに対して資金援助しています。
そのあたりのことが描かれるのかもしれません。
なおドラマの中の岩崎弥之助は、寿恵子ちゃんの叔母・みえさんの料亭に出入りしているという設定です。
高藤氏の誘いを寿恵子ちゃんが断ったことでみえさんを怒らせてしまったらしいですが、みえさんの怒りが回収される場面もあるのでしょうか。
予習レビュー
今週のサブタイトルになっている植物『マルバマンネングサ』の学名は「Sedum makinoi Maxim.」。
学名の真ん中の「makinoi」は「牧野」のこと。
リアル万太郎くんの苗字が学名につけられた植物が今週のサブタイトルになっています。
そしてリアル万太郎くんの苗字が学名につけられたエピソードは今週中のどこかでドラマの中で描かれます。
土佐に帰省中の万太郎くんに、東京大学の藤丸くんと波多野くんから手紙が届きます。
その手紙で知らされたのが、万太郎くんがつくった土佐の植物標本の中の一つが新種の植物と認められ万太郎くんの「槙野」が学名につけられたという報告。
この植物の名前が今週のサブタイトルです。
ところで劇中で万太郎くんの植物標本の中の一つを新種と認めたのはロシアの植物学者であるマキシモヴィッチ博士という人物です。
マキシモヴィッチ博士は実在の人物。
ドラマの中では坂本龍馬、ジョン万次郎に次ぐ実在の人物ですが、マキシモヴィッチ博士とリアル万太郎くんとの書簡による間接的な交流が記録に残されています。
リアル万太郎くんはリアル田邊教授から東京大学を追い出され、失意の中を散策。
そんな中、目の前に見えてきた御茶ノ水のニコライ堂を眺めながら、ロシアに渡ってマキシモヴィッチ博士のもとで研究しようと決意。
ニコライ堂のニコライ主教に紹介状を書いてもらったものの、その数ヶ月後にマキシモヴィッチ博士は死去したのだそうです。
第17週
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竹雄くん、思いを告白する覚悟を決める時間。綾さんの告白のオチまでキャラが立ってて良かったです!
最後、植物の一生の絵と繋げるの、涙腺にきました
明日が楽しみです
最近の映像作品だと暗すぎて、俳優の表情や演技がよく見えないパターンが多いのですが
ジョン万次郎の暗すぎたシーンの後から、明るく調整してくれました
らんまんの撮影チームは改善してくれるので、楽しく見れますね
御寮さん、久々に聞いたな。はなととばこさん(うまく変換できませんでした。)原作のドラマ以来。百人一首はセレモニーだったのね。宴会、盛り上がる。「この先、私一人で。」綾さんの覚悟。竹雄さん実質的プロポーズ。「酔いが醒めたき。」テレ隠し、この二人まだまだ予断を許さない。タキさん朝ドラ定番の穏やかな最後か?
夏ばっぱもタキさんもカッケーよ
精一杯自分の思いを伝えたアキちゃんも竹雄くんもカッケーよ
思いを受けとめた春子さんも綾様もカッケーよ
なんか新旧朝ドラがやけにシンクロした本日
寿恵子さん、18歳ぐらいで酒飲んでる
この時代に飲酒に対する年齢制限はあったのか?分からないんだけどコンプラを盾にギャーギャー言うのは野暮ってモンですぜと個人感
「結婚しよう」とキスしたり抱きしめたりしなかったのが良かったわ、簡単にそうしたらちむどんぐらいにまで落ちる
末子になってますよ。
翌週テーマ花は山桜
前半ラストに満を持して菊とならび日本の国花である桜登場
交配重ねたソメイヨシノが国内に咲きまくるのはまだまだ先の昭和になってから、この時代の桜といえば山桜
山桜で個人的に思い出すのは名シーンと名台詞だらけのマンガ「花の慶次」、おまつ殿と一緒に桜の老木に会いに行くシーンがありますね(会いに行くとコメントしていますが原作詠んでいればわかります)
このシーンはパチの演出にも使われていますが大好きな作品にも関わらずワイと慶次パチの相性は非常に悪い、おまつ殿が笑えば大当りなんですがワイ自身笑うのを見たためしがありまへん