2023/5/26(金)第8週「シロツメクサ」
あらすじ
「白梅堂」の新作の菓子に感激し寿恵子と植物の話で盛り上がる中、万太郎は新しい目標を見出しました。それは日本中の植物に名前をつけ植物画を描き植物図鑑を刊行するというものでした。
万太郎は波多野、藤丸、丈之助たちを牛鍋屋に誘うと、三人にも新たに見つけた壮大な目標を語りました。そして波多野、藤丸の賛同を得て、手始めに植物学の雑誌を刊行しようと動き始めました。
一方、教授の田邊は政府高官や実業家の高藤たちと「鹿鳴館」の建設計画をおしすすめていました。そこへ、寿恵子が姿をあらわしました。寿恵子はみえからの依頼で「白梅堂」の菓子を届けに来たのです。
その数日後、植物が育つ過程を記録した植物画を描き上げました。その植物画を見た教授の田邊は、万太郎の試みに関心しました。そして田邊は、才能豊かな万太郎という存在に利用価値があることに気づくのでした。
第13週
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感想
次週以降、何かが始まることを予感させる怖いほどの回でした。
実業家の高藤氏は寿恵子ちゃんにロックオン。
田邊教授は万太郎くんの利用価値にロックオン。
そんな中で雷鳴がとどろき始める。
そんな不穏な空気に万太郎くんだけは気がついていない天然・・・
第8週「シロツメクサ」
東京編に入ってから
下宿先の決定と下宿先の人々(第6週)
大学への初訪問と大学の人々(第7週)
など、新しい環境とそこで出会う人々の紹介が続いていましたが、今週に入ってからは新しい環境で出会った人々と織りなすドラマが少しづつ始まりました。
下宿先「十徳長屋」の人々
下宿先「十徳長屋」の人々との出会い、東京大学の人々の出会いを経ての今週。
ドラマの中での描写の比率は東京大学の場面が多くを占め、十徳長屋の場面はあってもそこで暮らす人々の描写は少なめだったかなという印象が残っています。
とりわけ十徳長屋で一番の訳ありキャラ・倉木さん。
今週は万太郎くんが頼み倒して倉木さんに東京案内する場面が事前にアナウンスされていましたが、ブログ主はその場面が一番の楽しみでした。
あの倉木さんがどんな顔をして東京案内するんだろうと。
万太郎くんは天然の性格なので、倉木さんに標本を盗まれたことなど忘れている様子。
だから倉木さんに案内してもらいながらも、ただただ万太郎くんにとっては珍しい東京の植物に夢中になる様子が予想できていました。
一方の倉木さんは天然と呼ぶ要素がほぼほぼない人です。
だから、かつて迷惑をかけてしまった万太郎くんを、どんな顔をして案内するのか。
そこが見ものだなと楽しみにしていたのですが、倉木さんが万太郎くんを案内する場面はみごとにスキップ。
万太郎くんが倉木さんの足もとにすがりついて東京案内を請う場面と、東京中で採集した植物を東京大学に持ち込む場面だけで終了。
この点、ブログ主はちょっとばかり残念な思いが残りました。
東京大学の人々
「十徳長屋」の最大の訳ありキャラ・倉木さんの描写が意外なほどに少なかったことに対して、東京大学の最大の訳ありキャラ・田邊教授の存在感がとても際立ちました。
田邊教授の場合は訳ありキャラというよりは面倒くさいキャラと呼ぶべきなのかもしれませんが…
田邊教授の初登場の場面。
権威をふりかざす助教授の徳永さんに対して、権威よりも実質的な利益を選ぶ田邊教授は立派な人だと思ったものです。
面倒くさそうなキャラである空気をただよわせてはいましたが、過去の朝ドラのヒロインの師匠に当たる人もそのほとんどが面倒臭いキャラでした。
なので、朝ドラ定番メンターキャラであろうとも考えたのですが…
後になってから出てくる出てくる、田邊教授のあやしすぎる評判の数々が。
逆らったらヤバいとか。
気に入られているうちが花だとか。
これら田邊教授のダークサイドが万太郎くんを苦しめることになりそうな予感でいっぱいのセリフが今週に入って次々と大学のキャラたちの口から飛び出てきました。
そして今回。
万太郎くんの意中の人・寿恵子ちゃんの目の前にも田邊教授が登場。
いよいよ何かが始まりそうな予感でいっぱいの一週間の終わり方でした。
そして寿恵子ちゃん
東京編に入ってから
寿恵子ちゃんとの再会(第6週)
二人が親しくなる過程(第7週)
が描かれてきました。
その間、万太郎くんにとっては寿恵子ちゃんは常に特別な存在でしたが、寿恵子ちゃんの中では万太郎くんはただ単に面白い人。
しかし今週に入ってから寿恵子ちゃんの中での万太郎くんのポジションに変化が。
とりわけ万太郎くんが描いた植物画が丁寧に表装されて「白梅堂」に飾られているのを見たとき、寿恵子ちゃんの中での万太郎くんのポジションの変化を確信しました。
それに加えて今回は万太郎くんの植物画を抱きしめる姿まで披露。
その一方で「鹿鳴館」に憧れを抱き始める寿恵子ちゃん。
叔母のえみさんの猛烈なプッシュによって、寿恵子ちゃんの中の「鹿鳴館」への憧れはますます強くなるばかり。
お母上のまつさんの猛反対も、かえって寿恵子ちゃんの「鹿鳴館」への憧れをあおることになりかねない。
万太郎くんの存在と「鹿鳴館」の存在。
その間で揺れる寿恵子ちゃんのドラマがついに始まり、今週は終わりました。
予習レビュー
万太郎くんと寿恵子ちゃんの距離が少しづつ縮まってきました。
そこで万太郎くんと寿恵子ちゃんの今週までの二人の関係の変化をおさらいしてみました。
万太郎くんと寿恵子ちゃんの初めての出会いは第3週。
そのときは、万太郎くんも寿恵子ちゃんもお互いの名前は知らないまま。
またそのときは、万太郎くんが一方的に寿恵子ちゃんに一目惚れ状態。
寿恵子ちゃんにとって万太郎くんは「面白い人」以上でも以下でもなかったかと思います。
そして万太郎くんと寿恵子ちゃんの再会は第6週。
万太郎くんの下宿先が「十徳長屋」に決まり、その近くに寿恵子ちゃんが住んでいました。
もし万太郎くんが佑一郎くんの叔父上の家で下宿させてもらえていたら、万太郎くんが寿恵子ちゃんと再会することはなかったでしょう。
第7週では万太郎くんが寿恵子ちゃんの好きな花は何かを尋ねました。
寿恵子ちゃんの好みを聞くという少しだけ踏み込んだ行動に出ました。
その後、花の話題を通して万太郎くんと寿恵子ちゃんが言葉を交わす機会が増え今秋にいたります。
すでに寿恵子ちゃんにとっても万太郎くんはただの「面白い人」以上の存在にはなっているかと。
特別な存在にまではなっていなさそうですが。
そんな中で、寿恵子ちゃんが鹿鳴館デビューに一歩だけ近づきました。
いよいよ波乱含みの展開が始まりそうです。
第13週
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万太郎くん、良かったね。
大学に通って同好の士と植物談議に花を咲かせる。
夢がかないました。
みんなで鍋を囲んで、将来と夢を語り合う。
青春ですね!
なぜか丈之助くんも一緒だけど。
文学部の丈之助君は、言文一致運動ですか。
でも、お蔭で植物学雑誌の刊行という、具体的な目標が出来ました。
いつの時代も、異業種交流は大切ですね。
寿惠子ちゃんに、玉の輿がロックオン。
みえ叔母さんの狙い通りの展開でしょうか。
「どうする、寿惠子」
万太郎くん、一生を掛けられること、見つけられてよかった!
すき焼きの若者チームの飯会、
やりやたいこと、好きなことを語り合う、最高に楽しそうですね!
幸運のクローバー、うまい表現ですね。
来週から本格始動するであろう田邊教授劇場、楽しみです!
「日本国中全部。」大いなる野望。ある意味,道を誤ったと言えなくもない。「馬琴先生だ。」オタク同士共鳴しちゃった。東大生3人と万太郎さん牛鍋屋で気勢を上げる。植物学の雑誌。なんか教授の不興を買いそう。その教授は政財界の要人と会談。あらールリルリ現る。アッ目を付けられた。万太郎さん教授に意見しちゃった。四つ葉のクローバー。教授の幸運とは?
候の否定
言文一致
新しい小説
シェイクスピア
落第の理由
丈一郎くんが坪内逍遥なのは確定ですね
え~っとねえ
浜辺美波さんがドコモCMでマンボダンス踊っていたのを思い出して下さい
ついでに宮澤エマさんがヤクルトのCMでミュージカル調で踊っていたのも思い出して比較して下さい
悪いこと言わない
鹿鳴館辞退してルリルリ