NHK連続テレビ小説(朝ドラ)『らんまん』
2023年8月14日 〜 8月18日放送
あらすじ
借金を抱える槙野家
万太郎が高知で植物採集をしてから3年の歳月が経過。千歳は4歳になり、次に生まれた百喜は2歳。寿恵子は次の子も妊娠中でした。
その頃、十徳長屋で暮らしていた住人たちは、3年の間に一人また一人と十徳長屋を旅立ってゆきました。
一方、多額の借金を抱えた槙野家には借金取りが度々来るようになっていました。そして借金取りの対応はいつも寿恵子がこなしていました。
佑一郎の帰国
ある日、アメリカから帰国した佑一郎が万太郎のもとに訪ねてきました。佑一郎はミシシッピー川の堤防工事に携わった経験を万太郎に報告。
佑一郎はまた、アメリカで見て感嘆した巨大な鋼鉄の建造物。その一方で、アメリカ南部の根強い人種差別などの話を万太郎に聞かせました。
そして、これから札幌農学校の土木工学科教授として迎えられることになったことを、佑一郎は万太郎に告げました。
田邊が新種を発表
そのころ、田邊は大学内での後ろ盾を失ったことで、学長や大学の評議員などすべての役職の辞任を余儀なくされていました。
失意の田邊を支えたのは聡子でした。聡子に背中を押された田邊は植物の研究にこれまで以上に注力するようになり、学生たちとの採集旅行で新種を見つけることができました。
田邊はその新種の研究に全力を傾け「キレンゲショウマ」と名付けて発表。しかし、田邊はその翌年に大学を追放され、植物学の世界からも去ってゆきました。
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今週の展開
96: 8/14(月) 虎鉄との出会いから三年
97: 8/15(火) 寿恵子が借金取りの応対
98: 8/16(水) 米国での体験語る佑一郎
99: 8/17(木) 植物採集の旅に出る田邊
100: 8/18(金) 田邊が非職を命じられる
予習レビュー
虎鉄くん
万太郎くんが久しぶりに高知へ。
高知へ植物採集の旅に出たというナレーションの説明だけの「ナレ高知」はありましたが、高知の場面は久しぶり。
万太郎くんと寿恵子ちゃんの祝言以来でしょうか。
さて、久しぶりの高知の場面で新キャラが登場します。
高知の遍路宿「角屋」の息子・虎鉄くんです。
虎鉄くんの詳細は今のところ不明ですが、話の流れの中から次のように推測しています。
虎鉄くんは万太郎くんを山奥に案内するのが役割。
そして植物採集に没頭する万太郎くんの姿を見ているうちに、虎鉄くんも植物にハマってしまう。
そして、自分で珍しい植物を見つけては、標本にして万太郎くんに送り届けるまでに。
以上がブログ主の推測です。
さて、この虎鉄くんを演じるのは『香川照之の昆虫すごいぜ!』の子カマキリを演じていた男の子です。
十徳長屋
万太郎くんが虎鉄くんと出会ってから3年がスキップ。
寿恵子ちゃんは3人目の子供を妊娠。
そのころには十徳長屋の住人たちは、それぞれが別の場所に引っ越しているそうなので、十徳長屋の面々は前週か今週のどこかで退場のようです。
かつての住人たちが出て行った後に別の住人が住むことになるのかどうかは不明。
槙野家以外の住人が一人もいないなんてことになったら、十徳長屋の描写も寂しくなります。
万太郎くんもすでに大学への出入りは禁じられています。
だから大学の描写も少なくなるはず。
槙野家の描写ばかりになってしまうのかな?
田邊教授
大学の描写が少なくなりそうな中、あの田邊教授のエピソードが描かれます。
何で読んだのか忘れましたが、田邊教授は最終的に単なる悪役では終わらせないということです。
次週には「単なる悪役では終わらない」エピソードがありますが、今週はそのフラグが立つのでしょうか。
大学での立場を失った田邊教授は植物研究に本腰を入れることに。
そしてようやく新種を発表します。
大学での立場を失ったり植物研究に本腰を入れたりと、田邊教授の環境が激変するようですが、環境だけでなく田邊教授本人も変わるのかな?
特に万太郎くんに対する態度が変わるのかどうか。
それが今週の見どころかもしれません。
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