NHK連続テレビ小説(朝ドラ)『らんまん』
2023年8月7日 〜 8月11日放送
あらすじ
園子の急死
長女の園子が急死しました。寿恵子は自分を責め、万太郎もまた家族を犠牲にしてしまったのではないかと悔いていました。
娘を亡くし深い悲しみに暮れる寿恵子は、万太郎や母のまつに助けられながら少しづつ立ち直ってゆきました。
程なくして寿恵子は第二子を出産。万太郎は新たに生まれてきた子が長寿であってほしいという願いを込めて「千歳」と命名しました。
ロシア行きを断念
一方、ロシアへ行くと決めていた万太郎のもとに、マキシモヴィッチ博士が亡くなったとの知らせが届きました。
ロシアに渡ることを断念した万太郎は、どこにも属さず一人で研究を続けると決意。万太郎は田邊から寄贈を命じられていた植物標本をつくるために植物採集の旅に出ました。
そんな中、高知から綾と竹雄が上京。腐造を出したことで峰屋をたたむことにしたと万太郎に報告しました。
新種発見
万太郎は植物採集のために高知に向かいました。そして万太郎は山奥にある遍路宿「角屋」の息子・虎鉄という少年の案内で、万太郎は植物を発見しました。
万太郎は東京に戻ると500点の標本と土佐植物目録の寄贈を済ませ、虎鉄の案内で見つけた珍しい植物の研究を始めました。
十徳長屋にやってきた波多野と藤丸の協力を得て、その植物は新種であることを突き止めた万太郎は「ヤッコソウ」とうい和名をその植物につけました。
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今週の展開
91: 8/7(月) 園子亡くした深い悲しみ
92: 8/8(火) 万太郎がロシア行き断念
93: 8/9(水) 竹雄と綾が万太郎と再会
94: 8/10(木) 万太郎が珍しい植物発見
95: 8/11(金) 高知の植物を新種と認定
予習レビュー
園子ちゃんの急死
長女の園子ちゃんが急死、史実の悲劇がドラマの中でも再現されてしまいました。
そして園子ちゃんの急死の知らせを聞かされて駆けつけたのかどうかは定かではありませんが、久しぶりにまつさんが登場します。
もうまつさんの出番はないものと思ってましたが、こんな形での再登場になるとは。
まつさん、しばらくは東京に滞在するのでしょうか。
悲しみに暮れる寿恵子ちゃんを万太郎くんは支えてくれるようですが、植物の研究を放り出してまで寿恵子ちゃんに付きっきりになるとも思えない。
まつさんが来てくれてよかった・・・
そして、ほどなくして寿恵子ちゃんは第二子を出産。
第一子の急死と第二子の出産が同じ週に描かれるようなので、悲しみに暮れる寿恵子ちゃんの描写は短期間に終わるのかもしれません。
マキシモヴィッチ博士の急死
田邊教授から大学への出入りを禁じられ研究の環境を失った万太郎くんが、ロシアのマキシモヴィッチ博士のもとに行こうと心に決めたのが先週。
万太郎くんの決断のその後が今週に入って描かれます。
こちらも史実にしたがった展開です。
マキシモヴィッチ博士の急死によって万太郎くんはロシアへ渡ることを断念。
ここまでは史実がモチーフ。
その後の万太郎くんの行動は脚色でしょうか。
田邊教授から植物標本の寄贈を求められていた万太郎くんは、寄贈目的の植物標本をつくるために植物採集のたびに出ます。
そこで新種を発見するとのこと。
その新種の名が今週のサブタイトルです。
史実
史実の中では、マキシモヴィッチ博士は風邪をこじらせて急死。
ロシア行きを断念したリアル万太郎くんはその当時、研究資金が枯渇し実家に助けを求めるものの、ついに実家の資金の枯渇。
家財整理のためにリアル万太郎くんは妻と子(長女)を東京に遺して高知へ。
そして高知で実家の家財整理のために滞在中に、長女の急死の知らせを受けたのだそうです。
ドラマの中では園子ちゃんの死が先、マキシモヴィッチ博士の死が後に描かれるようですが、史実ではその逆です。
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