NHK連続テレビ小説(朝ドラ)『らんまん』
2023年8月21日 〜 8月25日放送
あらすじ
田邊の死
田邊の後任として徳永が教授になってから2年が経過したある日。田邊が鎌倉で遊泳中に溺死したという新聞記事を寿恵子は目にしました。
ほどなくして聡子が万太郎と寿恵子を訪問。生前の田邊が、蔵書のすべてを万太郎に譲ると語っていたことを聡子は万太郎に告げました。
生前の田邊の万太郎への思いを聞かされ、田邊が遺した蔵書を譲り受けた万太郎は、それまで以上に研究に打ち込むようになりました。
岩崎弥之助
槙野家の家計は苦しい状態が続いていました。寿恵子は家計の足しにしようと叔母・みえの料亭「巳佐登」で働かせてもらうことになりました。
寿恵子が「巳佐登」で働き始めた日、座敷には土佐出身で一代で大財閥を築き上げた岩崎弥太郎の弟・岩崎弥之助と出会いました。
弥之助は馴染みの芸者・菊千代の名にちなんで、菊を持ち寄り菊の花の品評会をすると言い出しました。
菊の品評会
弥之助が一等に選ばれた菊は岩崎が高値で買い取り大隈重信に進呈すると宣言。それを知った寿恵子は、珍しい菊を採集してほしいと万太郎に頼みました。
数日後、万太郎の採集したノジギクは一等を逃すものの、寿恵子を気に入った弥之助はノジギクを高値で買い取りました。
そんな中、帝国大学の教授に就任した徳永から、万太郎を助手として採用したいと手紙が届くのでした。
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今週の展開
101: 8/21(月) 田邊が溺死した新聞報道
102: 8/22(火) 田邊が生前に遺した言葉
103: 8/23(水) みえの料亭で働く寿恵子
104: 8/24(木) 菊の品評会を岩崎が提案
105: 8/25(金) 寿恵子がノジギクを出品
予習レビュー
田邊教授の死
田邊教授が亡くなります。
不慮の事故ということですが、史実の中のリアル田邊教授は鎌倉で水泳中に溺死されたのだそうです。
ドラマの中での田邊教授の具体的な死因は今のところ不明。
しかし遺言を聡子さんに遺したということなので、最期の場面は何らかの形で描かれるのかもしれません。
ところで前週の本欄にも書きましたが、田邊教授は最終的に単なる悪役では終わらせないとのことです。
単なる悪役ではない終わり方が今週描かれるようです。
上にも記したとおり、田邊教授は聡子さんに遺言を遺します。
遺言の中身はまだわかりませんが、おそらく万太郎くんに何かを託すような言葉になることが予想されます。
というのも、万太郎くんは田邊教授の蔵書を譲り受けるので。
大学での立場を失い植物研究に没頭する中、もしかすると田邊教授は万太郎くんへの嫉妬心を改めるのかもしれませんね。
みえさん
万太郎くんと寿恵子ちゃんが結婚する前、偶然に万太郎くんとすれ違った際にあからさまに万太郎くんに対して嫌悪感を見せたみえさん。
みえさんはまた、寿恵子ちゃんが高藤氏からの申し出を蹴ったことにかなり怒っていたとまつさんが言ってました。
そんな万太郎くんに対しては悪い印象しかないであろうみえさんが久しぶりに登場します。
万太郎くんに対しては悪い印象しかないはずのみえさんと万太郎くんが二人揃う場面を、ブログ主はずっと楽しみにしていました。
ようやくそんな場面が描かれるのかな?
岩崎弥之助
久しぶりに登場するみえさんは、みえさんが女将をしている料亭での登場。
みえさんが料亭の女将であることは何度も語られましたが、みえさんの料亭が登場するのはこれが初めて。
そしてその料亭で新キャラが登場します。
岩崎弥之助、岩崎弥太郎の弟です。
史実では岩崎弥太郎・弥之助は、万太郎くんの研究の資金援助をしています。
その史実のエピソードがそろそろ描かれるのかもしれません。
そしてその史実のエピソードが描かれるということは、槙野家の家計がかなりひっ迫している証でもあります。
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