らんまん

みえの料亭で働く寿恵子 / らんまん 第103回

2023/8/23(水)第21週「ノジギク」

あらすじ

寿恵子が新橋の料亭「巳佐登」のみえを訪問。高藤との間で寿恵子が起こしたことを、その後もみえは怒っていました。しかしその一方で、みえは寿恵子のことをずっと心配し続けてもいました。

寿恵子はみえに相談しました。多額の借金を抱えている。利子の分だけでもお金を貸して欲しいと。寿恵子の話を聞かされてみえはあきれました。金にならないことをやっている寿恵子と万太郎は壮大な馬鹿だと。

みえは寿恵子に百円を差し出しました。しかし、みえは条件をつけました。この店で仲居として働け。この店では芸者以上にお金を稼いでいる仲居もいると。寿恵子はみえの誘いに乗り、その日から「巳佐登」で仲居として働くことになりました。

その日、得意客の岩崎弥之助が来店しました。岩崎は寿恵子の母・まつの評判をよく知っていました。一方の寿恵子は岩崎が何者なのかを知りませんでした。岩崎弥太郎の後を継いで財閥の総帥になった人物であることを知らなかったのです。

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感想

みえさんの料亭「巳佐登」

みえさんの料亭「巳佐登」がついにドラマの中に登場。

想像していた以上に立派な料亭のようです。

ブログ主は美しいセットが好きなので、これから目でも楽しめる日々が続きそうです。

また、みえさんというキャラは東京編の中でもっとも気になるキャラです。

みえさんを満喫できるという点でも楽しみが増えました。

次週とそれ以降の展開

次週の全体像が明らかになりました。

次週描かれる主なエピソードは次のとおり。

・万太郎くんが台湾出張
・虎鉄くんが万太郎くんの書生になるため上京
・寿恵子ちゃんが新しい商売の誘いを受ける

第22週

なお、リアル万太郎くんが台湾への出張命令が出たのはリアル万太郎くんが34歳のとき。

その後のストーリーはどこまで描かれるのか。

これは、ブログ主の予想ですが、最終週は寿恵子ちゃんの最期が描かれ、寿恵子ちゃんとの永遠の別れまで。

ちなみにリアル寿恵子ちゃんが亡くなったとき、リアル万太郎くんは66歳。

次週は34歳のときのリアル万太郎くんがモチーフになっているので、翌々週から最終週までの残り4週で約30年間が描かれることになるものと思われます。

ではその30年間にどのような出来事があったのか。

ドラマになりそうなものだけをピックアップして簡単にまとめてみました。

なお、以下の( )の数字はリアル万太郎くんの年齢です。

(34歳)台湾へ植物採集
(38歳)農事試験場の嘱託となる
(43歳)経済的困窮のため米国カーネギー財団に補助金申請
(45歳)東京帝室博物館天産課嘱託となる
(48歳)東京帝国大学理科大学助手を休職
(50歳)東京帝国大学理科大学講師に就任
(54歳)経済的な窮状を伝える記事が新聞に掲載
(62歳)東京帝室博物館を解嘱
(64歳)現在の東京都練馬区東大泉に居をかまえる
(65歳)仙台で新種のササを発見
(66歳)リアル寿恵子ちゃん死去
(66歳)前年発見した新種のササに「スエコザサ」と命名

さて、次週の木曜日、寿恵子ちゃんはみえさんから新しい商売を始めてみないかと誘いを受けます。

おそらくこれはリアル寿恵子ちゃんが実際に経営していた「待合」と呼ばれる料理屋のことかと思います。

みえさんが待合のオーナーとなり、寿恵子ちゃんが女将として店を取り仕切る。

そんな形になるのではないでしょうか。

ところで、「待合」をやっていたころのリアル寿恵子ちゃんには夢がありました。

それは「牧野植物園」をつくるという夢です。

その夢を叶えるためにリアル寿恵子ちゃんは身を粉にして働き、最終的に「待合」を売却。

売却によって手に入れた資金で現在の東京都練馬区東大泉に土地を購入。

その地に居を構えつつ敷地内に「牧野植物園」を作るという構想を抱きながらも、そのころから体調に異変が。

そしてついに原因不明の病で急逝。

こんな寿恵子ちゃんの最後の活躍が最終週で描かれる、最終週のサブタイトルは「スエコザサ」。

そんなクライマックスを迎えるのではないかと予想しています。

明日には、ブログ主の予想ではなく、より確度の高い情報が手に入ると思いますので、どうぞお楽しみに。

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予習レビュー

今週は槙野家の家計が火の車状態であることが描かれます。

そんな中で寿恵子ちゃんは、お父上の遺品でもある『八犬伝』全巻を質入れ。

また、叔母のみえさんの料亭で働かせてもらうことに。

苦しい家計の描写は上に述べたくらいですが、リアル万太郎くん・リアル寿恵子ちゃん一家の暮らしはこんなものでは済まなかったようです。

ドラマの中の万太郎くんは十徳長屋に住み続けていますが、リアル万太郎くんは家賃滞納によって幾度も転居を余儀なくされたのだとか。

転居先を見つけるのも大変だったようで、子だくさんで十人以上の大家族だったので、通常よりも広い家でなければ暮らせない。

さらに大量の標本と蔵書があるため、そのために八畳二間必要。

そんな大きな家を簡単に見つけられるわけもなく・・・

加えて家財がすべて競売されるようなこともあったのだとか。

ドラマの中でどこまで再現されるかはわかりませんが、あまりにもリアルに再現すると直視できないほどエグいドラマになってしまうかもしれません。

なので、ドラマの中の槙野家の苦しい家計の描写は、適度に脚色された描写になるのではないでしょうか。

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POSTED COMMENT

  1. 還暦のたつお より:

    ひるたま様、お教え頂きありがとうございます。あとめいさんというのは打ち間違いでみえさんですね。物忘れ、打ち間違い最近多いです。年は取りたくないなあ。所で、遠山さんを最初に認識したのは「踊る大捜査線」の湾岸署の警官役でした。甲本雅裕さん達とわちゃわちゃ大騒ぎされてました。それから記憶に間違いがなければ、島田紳助さん司会のバラエティー番組にもちょこちょこ顔を出されていました。あとで知ったのですが、この方、劇団夢の遊眠社に所属しておられたのですね。道理で芝居が巧い訳だ。しかしウイキペディアで見たら出演されたドラマの多さには驚かされます。しかもその役柄も多才。野球選手に例えるとどんなポジションも難なくこなすユーティリティープレーヤーといった所でしょうか。

  2. 名乗る程の者ではございません より:

    全然気づかなかったわ
    料理人がアキラ100%さん

    この流れだと、最終回までにイギリスを大爆笑させたトニーカクこと安村さんの出番あるかな

  3. 名乗る程の者ではございません より:

    関東大震災は?
    根津在住だと標本なんかすごく被害受けると思うんだけど
    カムカムや舞いあがれの放送時に阪神大震災をなぜ扱わないという呟きがちらほらあった際には、なぜ被災地ではない場所をムリヤリ絡ませたがるのかとシラケたものですが今回は被災地真ん中ですからね、逆にスルーする方がおかしいかなと

  4. 還暦のたつお より:

    あんぽんたん。恐ろしく久しぶりに聞きました。みえさん凄く頭が良い上に、水商売の経験が長いのなかなか察しが鋭い。みえさんから見たら万さんダメンズ。壮大なバカ。正しい。腹は立っても可愛い姪。だけど交換条件出す当りなかなかしたたか。めいさんの旦那さんの役者さん、いい役者さんだけど名前が思い出せない。再放送で確認します。ここのうちは美人の家系。新橋の料亭、今でも料亭政治あるんだろうな。銀座のクラブの方が多いのかな。でも某新人議員が党の幹事長に「料亭に連れて行って下さい。」皆川猿時さんはどっちかというと弥太郎さんの方に似ている。

    • ひるたま より:

      還暦のたつお様、こんにちは。
      みえさん(ですよね?)の旦那さんを演じられているのは遠山俊也さんですね。
      『ひよっこ』では時子(佐久間由衣さん)の父親役を演じていました。そのお父さん:助川正二さんも何故か劇中で「影が薄い」といじられる役どころでしたが。(^^;)

  5. 名乗る程の者ではございません より:

    しかし宮澤エマさんって華があることに加えて育ちがいいからか品があるよね、同じく元総理大臣の孫であるDAIGOさんにも感じるけど

    皆川猿時さん、「あまちゃん」からの出身は菅原さん・安藤さん・山谷さんに続いて4人目か、ノリは南部ダイバー教師をかなり残してますね

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