2023/11/7(火)第6週「バドジズってなんや?」
あらすじ
スズ子と秋山の梅丸楽劇団での初日。その日、梅丸楽劇団に初めて足を運んだ二人は劇団の面々と初の対面をしました。二人が対面したのは、部長の辛島一平、演出家の松永大星、バンドマスターの一井、ダンサーの中山史郎、そして作曲家の羽鳥善一などでした。
とりわけスズ子は、憧れている『別れのブルース』を作曲したのが羽鳥と聞かされ、羽鳥との対面に感激しました。その日二人は、劇団の面々と顔合わせだけ行うことになっていました。しかし羽鳥は、スズ子に対して何か歌ってみてほしいと言い出しました。
スズ子は面々の前で『恋のステップ』を披露。スズ子の歌声を聞いた羽鳥は、すぐに稽古を始めようと言い出しました。辛島が制止して稽古はなくなるものの、羽鳥はあるものをスズ子に渡しました。
羽鳥がスズ子に渡したのは『ラッパと娘』という楽曲の楽譜でした。スズ子は夜遅くまでその楽譜を読み込みました。そして明くる日の朝、スズ子が劇団に足を運ぶと、その二時間も前から羽鳥は劇団に待機していました。
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感想
スズ子ちゃんと羽鳥善一のファーストコンタクト
スズ子ちゃんと羽鳥善一のファーストコンタクトが描かれました。
ところで史実では、服部良一氏は笠置シヅ子さんの大阪での評判を聞き、笠置シヅ子さんに大いに期待していました。
しかし目の前にあらわれた笠置シヅ子さんはまるで華のない見た目。
服部良一さんは内心落胆するものの、笠置シヅ子さんが歌の稽古を始めた途端に見る目が変わった・・・みたいなエピソードが残されています。
ドラマの中の羽鳥善一もまた、演出家の松永氏からスズ子ちゃんのことを聞き、スズ子ちゃんに期待していました。
スズ子ちゃんこそが自分の曲を歌える歌手だと。
羽鳥善一がスズ子ちゃんに期待を抱いていた描写が前回。
そして今回はファーストコンタクト。
羽鳥善一はスズ子ちゃんの第一印象については何も口にしませんでした。
その代わり、スズ子ちゃんの第一印象をはっきりと口に出したのはバンドマスターの一井さんでした。
スズ子ちゃんと秋山美月を見た瞬間、一井さんは秋山美月に注目。
一井さんは秋山美月が「福来スズ子」だと勘違いした。
あるいはそう信じたかったのでしょう。
秋山美月の方が華があるから。
ところが「福来スズ子」はもう一人の方でした。
『あまちゃん』のセリフを借りるなら「かわいい方」ではないもう一人、です。
落胆した一井さんの口から思わず本音がこぼれました。
「あのもやしか」
史実では服部良一氏が感じた笠置シヅ子さんへの第一印象を、ドラマの中では一井さんに代弁させたようです。
一井さんはスズ子ちゃんの第一印象をはっきりと口にしました。
一方の羽鳥善一が抱いたスズ子ちゃんへの第一印象はまだ見えない。
今回、羽鳥善一がスズ子ちゃんについて口にした言葉は、松永氏の言葉を信じるというその一点のみ。
そして・・・以下、少しだけネタバレが含まれます。
今週、羽鳥善一による鬼の特訓が始まります。
しかし鬼の特訓をしながらも羽鳥善一は決して鬼の形相にはならず常に笑顔なのだとか。
今回、スズ子ちゃんと羽鳥善一が始めて対面した日の夜。
羽鳥善一は笑顔でピアノに向かいながら作曲していました。
あの羽鳥善一の笑顔は、スズ子ちゃんへの期待が確信した笑顔なのか。
それとも鬼の笑顔なのか。
腹の中がまるで見えない羽鳥善一、面白すぎるキャラクターです。
まさか好きになったのとちゃいますか?
松永大星の投げキッスをジャンプしてキャッチしたスズ子ちゃんに対して秋山美月が一言。
「まさか好きになったのとちゃいますか?」
近々、スズ子ちゃんの恋バナが描かれますが、そのフラグが早くも立ちました。
スズ子ちゃん曰く、自分は外国人が好き。
だから日本人は眼中にない。
しかし松永さんは半分外国人みたいなもの。
半分は眼中にないものの半分は好みであることをスズ子ちゃんは白状し、そのことを秋山美月が指摘。
一方の秋山美月もスズ子ちゃんと同じタイミングで恋バナが描かれます。
お相手はダンサーの中山史郎。
しかし、今回の中山史郎は秋山美月に対してニコリともしない。
まるで品定めするような視線を送るのみ。
こちらも最悪のファーストコンタクトが後に恋バナに発展する朝ドラあるあるの展開のフラグなのかもしれません。
予習レビューと史実のリアルエピソード
「バドジズ」
今週のサブタイトル「バドジズってなんや?」の謎の言葉「バドジズ」は、おそらく今回あたりに登場するものと思われます。
「バドジズ」とは服部良一氏が作詞作曲した『ラッパと娘』の歌詞に含まれているスキャットです。
スキャットとは、例えば「ラララ」「ルルル」「ドゥビドゥバ」「パパパヤ」などのように歌詞の代わりに意味を持たない発音で即興的にメロディーを歌うこと。
声の擬音によってジャズの世界観を表現したのが「バドジズ」です。
『ラッパと娘』には「バドジズ」の他に「デジドダー」「ダドジバジドドダー」「デジデジドダー」などなどスキャットが満載されています。
『ラッパと娘』
さて、「バドジズ」の元ネタの『ラッパと娘』とは何か?
『ラッパと娘』は服部良一氏が笠置シヅ子さんのために書き下ろしたオリジナル曲。
昭和14年(1939年)、帝国劇場で行われたステージ『グリーン・シャドウ』の挿入歌です。
この曲がきっかけとなって笠置シヅ子さんは「スウィングの女王」と呼ばれるようになりました。
笠置シヅ子さんを初めて「スウィングの女王」と呼んだのは映画評論家の双葉十三郎氏。
笠置シヅ子さんが『ラッパと娘』を披露するまで、双葉十三郎氏はアメリカの「スウィング調」は我が国には求められぬものと考えていました。
しかし笠置シヅ子さんの登場が絶望を希望に変えたと讃え、双葉十三郎氏は笠置シヅ子さんを「スウィングの女王」と呼ぶに至りました。
なお「スウィングの女王」という言葉は今週のドラマの中のどこかで登場するはずです。
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「可愛い方と訛っている方」
いや、二人とも訛ってる。
「向上心も協調性も存在感もなく、目立たない地味な子」
いや、めちゃくちゃありまんがな。まあ、素顔は地味で目立たないけれど。
まあ、これが通常のドラマですよね。
個人的にはおでん屋で恋バナするのは私も反対派、恋バナは銀座のカフェでやれ
かなり熱いとのたうち回っていたおでん屋大将、おでんってめっちゃ高温で煮込んではダメでコンビニおでんの管理が正解と読んだことがあります
還暦のたつお様
まだ御覧になられていない方のためネタバレは避けますが、「ゴジラマイナスワン」という作品は平成のVSシリーズでレギュラーだった三枝未希の先祖の話だったんだと思っています
あと、安藤サクラさんの演技が素晴らしかったです、神木浜辺コンビのサポート役として「安藤さん」は非常に良き
旦那さん「うん。」しか言わない。やっぱり迷った。新納さんボディータッチ多すぎ。「もう一人のもやし」失礼な。業界用語逆さ言葉。いきなり歌唱テスト。またあのおでん屋へ。羽鳥さん、松永さんマイペース。硬派なおでん屋。羽鳥さんからの課題。最初の難関。
羽鳥さんからの第一印象、そんなに悪くはなさそう。予想と見た目が
違っていたけれど、可能性は見えたのかも。すぐにでもレッスン
始めたかったでしょうね。
おでん屋の大将、いじられてばっかり。若干可哀想な存在。
名乗る程の者様。私も「ゴジラ-1.0」見ました。トータルの印象としては東宝の二大コンテンツの「ゴジラシリーズ」と「8・15シリーズ」を混ぜた感じでした。なので昔なら青木崇高さんが演じていた橘整備下士官は佐藤允さん、佐々木蔵之介が演じてた秋津艇長は三橋達也さん(二人とも「ゴジラシリーズ」には出ていない。)田中美央さんが演じていた堀田艦長は藤田進さんか田崎潤さんが演じていただろうなと妄想してました。あと兵器好きとしては重巡洋艦高雄、四式砲戦車、局地戦闘機震電にはエキサイトしました。以上余談でした。
ブログ主様、双葉十三郎先生の「スクリーン」誌での「ぼくの採点表」は私が映画を見る際の教科書でした。双葉先生のその他の著書も愛読させて頂きました。双葉先生は淀川長治先生と並んで私にとって偉大な存在でした。
「ドゥビドゥバー」「パパパヤー」
懐かしいです(笑)
「ずびずばー」としか、聞こえなかったけど(笑)
歌詞の中にさりげなくかつインパクト強い意味ない言葉があるというのがバドシスならば個人的にはザピーナッツだわ
二人とも既に鬼籍に入られたんですね、調べてないけどクレージーキャッツのメンバーもひとりか二人しか存命してないんですね
シャボン玉ルルルルルルルン、シャボン玉ホリデー~♪
バドシスってスキャットのことでしたか?
由紀さおりさんとか、スキャットマンジョンとかが歌った
かなり前になるけどスキャットマンジョンと安田姉妹がスキャットで「ハッスル」披露していたこと覚えています
ワイの世代としては「帰ってきたウルトラマン」のMATのテーマだわ、ワンダバダワンダバダワンダバダ~♪