おむすび

ギャルと書道部やめる結 / おむすび 第26回

2024/11/4(月)第6週「うち、ギャル、やめるけん」

あらすじ

糸島フェスティバルの翌日、ギャルをやめると宣言した結はハギャレンとの交流をやめ家の手伝いを始めました。続けて結は書道部にも退部届を出しました。風見や恵美から引き留められるものの結の決意は変わりませんでした。

そんな中、歩に頼まれた永吉が家族を集め、家族揃って食卓を囲むことになりました。家族が顔を揃えたところで歩は切り出しました。いつまで糸島にいるつもりなのか。家族みなで神戸に戻りたいと。

歩の提案に永吉は動揺しました。愛子と佳代は、子供たちが帰れる場所があれば神戸でも糸島でもどちらでもいいと発言。聖人が答えをにごすその一方で、結は歩に猛反発し、歩に対して心を閉ざしてしまいました。そんな結のことが歩は気がかりでした。

一方、ハギャレンにはメンバーになりたいという希望者が集まっていました。ギャルたちが新メンバーを歓迎していると、そこへ思いがけない人物が姿を現しギャルたちを緊張させました。歩がやって来たのです。

<<前回25回 | 次回27回>>

第6週 | 第7週 | 第8週 | 第9週 | 第10週
第11週 | 第12週 | 第13週 | 第14週
おむすび|感想あらすじネタバレトップページ

Sponsored Link

感想

歩ちゃんが、まったく空気を読まずに米田家のタブーに真っ向から切り込みました。

米田家の面々を激しく動揺させることから始まった今週は、結ちゃんと歩ちゃん、それぞれの心の傷に一区切りつく週になるはずです。

歩ちゃんが爆弾投下

歩ちゃんから家族を集めてほしいと頼まれた永吉さん。

久しぶりに帰ってきた孫娘からそんなことを頼まれてかなり嬉しかったはずです。

その証拠に、奮発して家族ですき焼き。

永吉さん、幸せいっぱいでした。

歩ちゃんが爆弾を投下するまでは・・・

空気を読めない性格なのか、あるいは意図的に空気を読まないと決めたのか、歩ちゃんが米田家のタブーに切り込みました。

「いつまで糸島にいるつもり?」
「神戸には戻らないの?」
「家族みんなで神戸に行きたいと思ってる」

一瞬、歩ちゃんを覗く家族全員の表情が凍りつきました。

さすが歩ちゃん。

今週も家族を引っ掻きまわしてくれる予感しかしません。

永吉さんは誰よりも早く反応し、反対しました。

愛子さんは、子供の幸せという人質をとった上で、糸島でも神戸でもどちらでもいいと発言。

愛子さん、なかなかしたたかです。

佳代さんは、愛子さんのしたたかな提案にうまいこと乗っかりました。

一方、歩ちゃん以上に神戸へのこだわりがあるはずの聖人さんは、本音に豪速球をぶつけられ動揺のあまりに答えをにごすばかり。

歩ちゃんの爆弾発言にうまく乗っかってしまえばよかったのに。

こんなところにも聖人さんの、無駄な真面目さがよくあらわれています。

しかし、冷静さを取り戻したらしい聖人さんは、現実的な理由を並べて神戸に戻ることが現実的でない理由を述べました。

糸島の畑仕事はどうなるのか?

理髪店を稼業するにはまとまったお金が必要だが、そんなお金はないとも。

現実的な問題を次々に並べ立てる聖人さん。

ブログ主には、神戸に帰りたいという本音を言えないことへの言い訳にしか見えませんでした。

そして・・・

結ちゃんは、神戸に戻るかどうかよりも、歩ちゃんの態度に反発しました。

ムキになってしまう結ちゃん。

しかし、そんな結ちゃんのことが歩ちゃんは気がかりです。

いろいろとお騒がせなお姉ちゃんですが、妹の気持ちを気に掛ける歩ちゃん。

今も優しいお姉ちゃんなのだということが伝わって来ました。

結ちゃん

結ちゃんが歩ちゃんの提案に猛反発したのは、歩ちゃんの提案のタイミングが悪すぎたということもあるのでしょう。

聖人さんの号泣を見てしまった結ちゃん。

ギャルをやめ書道部をやめるほどお父さんの苦労に心を痛めたのでしょうか。

だから、お父さんにつらい思いをさせたお姉ちゃんのことを、結ちゃんはますます許せなくなったらしい。

姉妹関係がさらにこじれて一週間が始まりました。

Sponsored Link



今週の主なトピック

今週の主なトピックは次の4つです。

1:結ちゃんがハギャレンと書道部をやめる
2:歩ちゃんが糸島に戻ってきた理由
3:歩ちゃんがギャルになった理由
4:結ちゃんがギャルになると宣言

歩ちゃんが糸島に戻ってきた理由とギャルになった理由。

これまで伏せられていた歩ちゃんの心の秘密の描写を経て、ハギャレンも書道部もやめると宣言した結ちゃんがギャルになると宣言。

それが今週のざっくりとした展開です。

【その1】結ちゃんがハギャレンと書道部をやめる

結ちゃんがハギャレンと書道部をやめると宣言するのは前週末の最後。

今週はそこからのスタートです。

前週は糸島フェスティバルの夜に米田家で開かれたイベントの打ち上げの様子と過去の回想場面が交互に描かれました。

前週、とりわけ時間をかけて描かれたのが聖人さんの後悔です。

打ち上げで糸島の人々からお酒を飲まされた聖人さんは泥酔し、酔った勢いで「子育てに失敗」した後悔の念を泣きながら吐露。

そんな聖人さんの気持ちを知った結ちゃんは、お父さんに心配をかけないようにハギャレンをやめると決意。

今週に入って、ハギャレンだけでなく書道部までやめることにします。

【その2】歩ちゃんが糸島に戻ってきた理由

歩ちゃんがいきなり糸島に戻ってきた理由は、愛子さんのセリフを通して暗示されてはいました。

前々週、バーの場面で「みんなで神戸の話をしたくなったんでしょ?」がそれです。

この愛子さんの言葉に対して歩ちゃんはYESともNOとも言いませんでした。

しかし、愛子さんのこのセリフの後、家に帰ろという愛子さんの言葉に歩ちゃんが素直に従ったところから見て、愛子さんの言葉は図星を突いていたのでしょう。

そして今週、愛子さんが察していた歩ちゃんの気持ちが、歩ちゃん本人の口を通して初めて語られます。

【その3】歩ちゃんがギャルになった理由

歩ちゃんが糸島に戻ってきた理由に続いて語られるのが、歩ちゃんがギャルになった理由です。

また、上に述べた愛子さんと歩ちゃんの会話の直前。

天神乙女会のかつての好敵手である明日香ちゃんに対して歩ちゃんは言いました。

「うちは最初からギャルじゃなかった」

この歩ちゃんの謎の言葉も今週再び登場した上で、歩ちゃんがギャルになった理由と、ギャルの自覚が本人にはなかった理由が語られます。

【その4】結ちゃんがギャルになると宣言

歩ちゃんが糸島に戻った理由を知った結ちゃんはまたしても歩ちゃんに反発。

家族にさんざん迷惑をかけた上に勝手に東京へ行き、帰ってきたと思ったら今度は神戸の話を始める歩ちゃん。

そんな歩ちゃんが結ちゃんの目には身勝手に映るようです。

しかし、歩ちゃん本人の口からギャルになった理由を聞かされた結ちゃんは、歩ちゃんを理解し姉妹は和解。

歩ちゃんから、子供の頃みたいに好きなことをしろと励まされた結ちゃんは、パラパラがとても楽しかったことを思い出しギャルになると宣言。

結ちゃんが心の中に明るさを取り戻す瞬間が今週の最後。

そしてドラマも今週が一つの区切りになるのかもしれません。

<<前回25回 | 次回27回>>

第6週 | 第7週 | 第8週 | 第9週 | 第10週
第11週 | 第12週 | 第13週 | 第14週
おむすび|感想あらすじネタバレトップページ

POSTED COMMENT

  1. 還暦のたつお より:

    宮崎さんは前期高齢者です。そうは見えない所が批判を受けたのかな?

  2. 中島立雄 より:

    ,ギャル軍団の前に現れた歩さん。一体?

  3. 名乗る程の者ではございません より:

    なんと言うかな~?
    親というか孫見る目線でみてしまうんだよな、例えたら先週放送回でちび結ちゃんとちび陽太くんを見守るゴリケンさん的な
    田中美久ちゃん、HKTの辻ちゃん加護ちゃん的なキャラで田中麗奈さんと即席ラーメンのCMでも共演していた当時12歳だったコンビなこみくの一人、ホンマおっきくなったなあとオッサンとしてはうれしい

    米田部活やめるってよ
    咄嗟に思いうかんだのでコメントしてみますた

  4. 名乗る程の者ではございません より:

    ドラマ開始直後の頃に宮崎美子さんのセリフの言い回しが高齢者過ぎると反省会コメントで目立ちましたね、その後ちび聖人→青年聖人→ちび結・思春期歩→思春期結への対応になってくんだから宮崎さんの役作りが正しいことが判れば上記のようなコメントは消えましたね
    そもそも、宮崎さん自身が国立大出身でクイズ番組でインテリ芸能人のカテゴリーに入っている頭の回転も早い方ということを考えれば批判は時期尚早だったんだよね
    そんな宮崎さんですが若い頃にアニメ化もされた人気マンガヒロインのモデルになっています、「The かぼちゃワイン」のエルちゃん

コメントを残す