2025/4/10(金)第2週「灯の道」

あらすじ

東京の街角で出会った直美に誘われ、りんと環は教会の炊き出しを振る舞われました。そしてりんは、環を直美と吉江に預けると東京での働き口探しに奔走。しかし仕事は見つからず、りんは途方に暮れてしまいました。

道中、切れてしまった鼻緒を直すためにりんがベンチに腰掛けていると老紳士がりんに声をかけてきました。老紳士はりんにチョコレートを差し出し、りんは初めて食べるチョコレートの味に感激しました。

その老紳士はりんに何か事情があると察し、力になるとりんに言いました。りんは嫁ぎ先から逃げてきたことを老紳士に告げ、嫁ぎ先を見つけてもらえないかと老紳士に懇願。老紳士はりんに名刺を渡すと翌日訪ねてくるようにと告げました。

その日、りんと環は教会に泊めてもらうことになりました。その翌日、りんは環を連れて前日にもらった名刺の住所を訪問。そこには「瑞穂屋」」という店がありました。何の店か見当もつかぬまま、りんは店内に入って行くのでした。

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感想

今週は二人のヒロインが出会うまでが描かれました。

そして、その過程はとてもエグいものでした。

特にりんちゃんの状況が・・・

しかし、アバンタイトルなしで始まった今回は朝ドラらしい穏やかな回でした。

今週の振り返り:二人のヒロインが出会うまで

今週はりんちゃんが祝言当日を迎える直前のタイミングからスタート。

りんちゃんの祝言が翌々日に迎えるというそんなタイミングになっても、りんちゃんの嫁ぎ先への懸念が消えない美津さん。

この美津さんの心配は現実のものになってしまうのですが、月曜日の回は美津さんが心配するもののりんちゃんの決意は揺るがないという描写まで。

月曜日はほぼほぼ直美ちゃん回でした。

直美ちゃんは手先が不器用らしく、働いていたマッチ工場では度々ポカをやり給金を減額されていました。

しかし他に働き口がないのでしょう。

英語で文句を言いつつもマッチ工場での仕事に耐えていました。

ところが、そのマッチ工場を解雇。

しかも新しい働き口は見つからない。

月曜日、直美ちゃんの受難が始まりました。

そして火曜日はりんちゃんの祝言。

美津さんが心配した通りでした。

結婚相手は大酒飲み。

酒を控えて欲しいと頼んでも聞く耳を持たない。

りんちゃんの受難が始まりました。

一方の直美ちゃんは新しい働き口をやっと見つけるものの、そこでも軽く扱われる日々。

直美ちゃんの受難も続いていました。

火曜日は数ヶ月がスキップ。

りんちゃんは第一子の女の子を出産。

しかし夫は娘に関心を持たず義母も娘に愛情を持ってはいなさそう。

孤独を感じたりんちゃんが初めて涙を見せました。

水曜日の回は前回から3年がスキップ。

そして、りんちゃんは奥田家を飛び出しました。

水曜日の回はつらい回でしたが、一方でりんちゃんの人生がようやく動き出した回でもありました。

木曜日、りんちゃんは東京へ。

信勝さんのところに厄介になるはずが、信勝さんは商売に失敗して家も失ったところ。

りんちゃん、やっと逃げてきたのになかなかうまいことも行きません。

一方、直美ちゃんはメアリーさんが帰国すると聞いてアメリカに連れて行って欲しいと懇願。

以前、メアリーさんは直美ちゃんから同じことを言われて、アメリカに連れて行ってあげると言っていました。

なので直美ちゃんはその日が来るのを期待していたのでしょう。

というかその日が来るのだけが生きる希望ぐらいに思っていたかもです。

ところがメアリーさんは直美ちゃんの頼みを断りました。

この時の直美ちゃん、お先に真っ暗な気持ちになったかと思います。

今回

そして金曜日の今日。

アバンタイトルなしでいきなり主題歌から。

本日も引き続きりんちゃんの受難が描かれはしましたが、実に穏やかな回でした。

ブログ主が何より心惹かれたのは、りんちゃんが仕事探しのために訪ねた蕎麦屋の親父です。

朝ドラの好きな点の一つは、一回限りのチョイ役すらも実に味わい深いキャラとして描かれることです。

実はこの点で少し残念に思っていたことがあります。

直美ちゃんの二つの勤務先のそれぞれの工場長。

また直美ちゃんが仕事探しをした際に、断ってきたお店の人々。

まるで感情がないような人ばかりで、味わいも何もないキャラにがっかりしていたんです。

でも、今回の蕎麦屋の親父の登場で、朝ドラならではの素敵なチョイ役キャラが戻ってきてくれました。

そして、チョイ役ではなく重要なキャラの卯三郎さんも実に味わい深い。

りんちゃんとの初対面の場面、終始無言の二人のやり取りには心が癒されました。

これまであまりにも過酷だったので。

次週もまだまだ受難は続きそうですが、やっと穏やかなストーリーを楽しめるのかもしれません。

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予習レビューと史実のリアルエピソード

今週、りんちゃんは婚家を飛び出て上京します。

ドラマの中では、婚家を飛び出たりんちゃんは栃木県内の実家へ。

そして、お母上の美津さんの手引きにより亡きお父上・信右衛門さんの弟、すなわちりんちゃんの叔父にあたる信勝さんが暮らす東京へ逃れます。

ところで史実では、リアルりんちゃんは第二子を実家で産みたいと希望。

その希望は受け入れられリアルりんちゃんは実家へ。

当時、リアルりんちゃんの家族は栃木を去り東京に住んでいました。

そのためリアルりんちゃんは第二子を産むために東京の実家に行ったわけです。

そして、第二子出産後、もう婚家には戻らないと宣言しました。

ところで、リアルりんちゃんが上京した当時、リアルりんちゃんの実家は東京の神田五軒町と呼ばれるエリアにありました。

今回の予習欄では、リアルりんちゃんの実家があった神田五軒町についての情報をまとめました。

神田五軒町は現在の千代田区外神田六丁目、秋葉原電気街や神田明神のすぐ近く、東京メトロ銀座線末広町駅のあたりです。

江戸時代この界隈には、

・上総久留里藩黒田家上屋敷
・下野黒羽藩大関家上屋敷
・安房勝山藩酒井家上屋敷
・播磨林田藩建部家上屋敷
・信濃上田藩松平家下屋敷

の五つの大名屋敷が並んでいました。

大名屋敷が五軒あったことが「五軒町」という地名の由来です。

これら大名屋敷は明治維新後に新政府によってすべて召し上げられました。

そして跡地は桑や茶の植え付け地として利用されていました。

1872年(明治5年)、このエリアは神田五軒町と名付けられ人家が増加。

人家が増えるのにともない、てんぷら店などの飲食店や寄席などが次々と開業し、賑やかな街になりました。

この神田五軒町の一角に鄭永寧の屋敷があり、リアルりんちゃんは離婚して上京後はこの屋敷で女中として働いていた時期があります。

なお、1964年(昭和34年)、神田五軒町は外神田六丁目という地名に改められ現在に至ります。

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