2021年6月3日(木)第3週「故郷(ふるさと)の海へ」
あらすじ
百音の幼馴染の四人、亮、明日美、悠人、そして後からやって来た三生は永浦家に泊まることになりました。夜遅くまで百音と明日美は話し続けました。そして明日美は百音に音楽をやめた理由を尋ねました。
百音は幼い頃から音楽が好きでした。音楽好きの耕治は百音の才能に期待していました。中学時代、百音は幼馴染たちを誘って吹奏楽部に入部しました。百音は吹奏楽部の中心的な存在として活動を続けました。
そして百音が高校進学の準備を始める頃。耕治の勧めで百音は音楽コースがある仙台の高校を受験することに決めました。そして迎えた合格発表の日、2011年3月11日。百音の受験結果は不合格でした。
合格発表の後、耕治は百音を励ますために仙台市内のジャズ喫茶に連れて行きました。ジャズの演奏が始まり、百音がその演奏に聴き入りました。そして、そのジャズ演奏が終わったとき、時計は午後2時46分を表示するのでした。
第8週 | 第9週 | 第10週 | 第11週
おかえりモネ|感想あらすじネタバレトップページ
予習レビュー
第1週、第2週の中でのこと。
中学時代に吹奏楽部に所属していた頃のモネちゃんの思い出の写真がドラマの中に登場しました。
耕治さんによれば、音楽が大好きでとっても明るかった頃の百音ちゃんの写真です。
あの写真の頃の回想場面が今回のどこかで登場するようです。
百音ちゃんが故郷の島に対して複雑な思いを抱いていない頃の回想場面です。
そして、どうやらもう一つの回想場面も登場する模様。
もう一つの回想場面とは、モネちゃんが音楽から遠ざかるきっかけになった出来事です。
鍵を閉めたままになっているスーツケースの謎も明らかになるかと思います。
いよいよモネちゃんの憂いを帯びた表情の理由が語られます。
感想
モネちゃんの心の闇がついに・・・
これまでの朝ドラでは第1週や第2週で描かれるヒロインの子供時代、中学時代が今回ようやく描かれました。
わずか10分で描かれたヒロインの幼少期から中学時代まで。
そこには、ヒロインが高校卒業直後に「この島を離れたい」と言い出すような要素は何一つありませんでした。
それどころか「一生この島で暮らしていたい」と言いかねないほどヒロインは幸せいっぱいな子供時代を過ごしていたようです。
そんな幸せな子供時代の回想場面を描いた今回は2011年3月11日14時46分で終了。
幸せな子供時代が終わった瞬間がその時刻。
その時刻、その時刻以降にあった出来事が明日描かれることになるのでしょう。
「この島を離れたい」と言い出し家族を驚かせたモネちゃんの心の闇がついに明日、明らかになるようです。
平均的な親子よりも一緒に過ごした時間が長い
幸せいっぱいのモネちゃんの子供時代をずっと見守っていたのは耕治お父さん。
吹奏楽を通してモネちゃんと耕治さんはいつも行動を共にしていました。
なのでモネちゃんと耕治さんは、平均的な親子よりも一緒に過ごした時間が長いと思われます。
一緒に過ごした時間が長い分だけ絆も太い。
登米に移住したモネちゃんのことが心配で心配で、一度は連れ戻そうとまでした理由が今回でよくわかりました。
第8週 | 第9週 | 第10週 | 第11週
おかえりモネ|感想あらすじネタバレトップページ
「運命の瞬間」はひょっとして飛ばされてしまうのではないだろうか。直接描くには重すぎる。
私は音楽に関してズブの素人ですが。(音楽を聴く事は好きですし、学校時代の同級生の中には音楽の道で生計をたてている子達もいます)
音楽高校や高校の音楽科そして音楽コースを受験するには…先ずその道の専門の先生に師事する事が鉄則。専攻楽器は無論の事、副科ピアノやソルフェージュ(聴音・新曲視聴)そして楽典も専門の先生に習う必要がある訳です。(副科ピアノ・ソルフェージュ・楽典に関しては1人の先生にまとめて見てもらうケースも少なくないようです)
百音が専門の先生に師事していたような描写がどうも感じられず…。“音楽のプロフェッショナル”を養成するのが音楽科。吹奏楽部の延長で入ったら「こんな筈じゃなかった!」痛い目に遭うかと思われます。
「楽典が出来なかった」百音は、落ちるべくして落ちたんじゃないかな~?と私は感じました。もっとも少子化が進んでいる昨今では音楽科も生徒集めに必死なようで…昭和の時代と比べて入学のハードルが下がって来ているようですが。
ご説最もと思います。
だた,その点でいえば,私立高校であれば,2月中には合否判定が公表されていますし,願書を取り寄せる時点からからすると,何も無策ではなかったように思います。
特に,願書を取り寄せるとき,父は短期講座でカバーする提案もしています。父のトランペット吹きの関係者で準備したのかもしれません。父がジャズ喫茶(?)のライブをしていたことはもうわかっていますから。
音楽コースを受ける人がほぼすべて演奏のプロを目指しているわけでありません。
桐蔭などのようなところならともかく,地方の音楽コースだと,百音の結果が当然とは言えないように思います。
とはいえ,おそらく,地元の演奏で,演奏技術はそれなりのところまで行っていたから,プロの端くれだった父は,娘に受検を進め,しかし,学科試験が点数にならなかったことが大きいと思います。勉強嫌いの百音が,楽典などの知識を半年程度でカバーするのは大変です。勉強嫌いは,姉妹の対比ですでに明らかになっています。
高校の音楽コースにいって,幼稚園の先生になった方も私の周りに何人かいますし,逆に,普通の高校から音大・ピアノ科にいった同級生もいます。
要は,音大の付属高校でなければ,高校の音楽コースはその程度の差しかないのです。
ということで,まずは,話のエピソードとして,そして,試験準備は端折られたということでどうでしょう。
現在『花子とアン』が夕方の時間帯に再放送されているのですが(1日に2話ずつ)、今日ちょうど第106話が放送されました。第106話といえば正に関東大震災のエピソード。(関東大震災の描写を見ながら思わず『いだてん』を思い出していました)
本作『おかえりモネ』では間違いなく明日、東日本大震災の場面が放送される事でしょう。無論意図した訳では決してない筈でしょうけれども、同じ災害のエピソードが被るとは何たる偶然…!?
(ところで『花子とアン』の話になってしまうのですが、震災直後に使用人達が“金目の物を持って”逃げ出してしまう葉山家って…余程当主(蓮子の異母兄)に人望ないのね~と思いながら見ていました。『おかえりモネ』と無関係のコメントで申し訳ありません…)
モネちゃんとお父さん、恐らくは地震発生後の数日間、仙台市内で足止め状態だったかと思います。仙台市内に知人がいなければ、地理不案内のまま(お父さんはある程度土地勘あるとしても)どっかの避難所で過ごして、その間地元で何が起こったかは知る由もなく(隣県である我が家も翌日昼まで停電でした)数日後にやっと映像を見てショックを受けたか。ようやく帰って目の当たりにした地元の惨状がどれほど苦しかったか、そこにいなかった事を悔やんだか。地震当日より、仙台
運命の瞬間ですね。今を生きる我々が決して忘れることのない出来事。あまちゃんでもありました。謎めいた前振りが続いていたけど、みな言えないけど、そのことだろうと思っていたと思います。明日の放映が怖いです。
少しずつ、色んなことが分かってきましたね。
まだモネちゃんの心の動きはハッキリしませんが…。
幸せだった幼少期だったからこそ、心に突き刺さったあの日の光景がモネちゃんに重くのしかかってるのでしょうか。
仲良し同級生が欠けることなく、集まれることは救いですね。
今日・明日で回想シーンが流され、モネの心の闇が明らかにされる。
今日は音楽に夢中になり、受験失敗ながらも音楽で生かされ、希望が生まれたと
見えた、まさにその瞬間で今日が終わる。明日から闇が広がり、音楽がモネに
「おかえり」と言ってくれるのがいつになるのか。
大震災の時、
合否発表で、
島にいなかったんだね。
ライブ(を見る方)の真っ最中だったんだ。
ライブって、いいよね。
サックス、私も少しやります。
フルートが専門だけど。
ヾ(・◇・)ノ ヽ( ̄▽ ̄)ノ ヽ(・∀・)ノ
(-A-) (-A-) (-A-) ← ざっくぅ
おしまい
のちのち、りょーちん、明日美、モネ三角関係に発展しそうな予感。そうすると菅波先生の立ち位置は?そういえば未知もりょーちんを。でも受験明らかに準備不足。耕治さんも罪作りなことを。一曲聞いたことが運命の分かれ道。
どんなに素晴らしい音楽も自然の前では全くの無力。
何一つ出来なかった。
家族や友人、故郷の人々の為に音楽で何が出来たのだろうか?
そんな自分は一体何者か?
という理由で音楽を辞めたのではないでしょうか。
しかしゼロから部活を作り上げていった中学生時代のモネのバイタリティは本当に凄いです。
小さい頃から音楽に馴染んできて、音楽のない生活が信じられないくらいのもの。
それが思いっきり覆ってしまうであろう明日。
覚悟して見ようと思います。
モネちゃんしか部員がいない中学校の吹部だったのに、明日美ちゃも入り、みーちゃんも入り、その頃には沢山の部員がいるのは、りょーちんのモテ力のお陰ですね(笑)
あ、モネパパから本格的な指導を受けられるのも少しはあるかな?