カムカムエヴリバディ

宇宙人の正体を知るるい / カムカムエヴリバディ 第43回

2022年1月3日(月)第10週「1962」

あらすじ

片桐とのデートの最中に額の傷を見られてショックを受けたるいは、ジャズ喫茶「ナイト&デイ」に足を踏み入れました。その店でトランペットを演奏していたのは、るいが「宇宙人」と名付けていたクリーニング店の客の男でした。

るいが「宇宙人」と名付けたその風変わりな男は「ジョー」と呼ばれていました。また、ジョーの仲間たちは、ベリーやトミーと呼ばれていました。変わった名前で呼び合う仲間たちに巻き込まれて、るいは居心地の悪さを感じていました。

そんな中、トランペットの演奏を終えたジョーが客席のるいに声をかけてきました。やっぱりジャズが好きなのかと。クリーニング店で「るい」という名前を知ったジョーは、ルイ・アームストロングを連想していたのです。

その場でジョーはシャツの洗濯を託しました。帰りがけ、マスターの小暮もジャズ喫茶の店員の制服のクリーニングをるいに託しました。大きな洗濯物を抱えて竹村家に帰ってきたるいの、これまで見せたことのない笑顔を、平助は不思議に思うのでした。

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予習レビュー

年明けの最初の回は、るいちゃんが傷ついたところからスタートです。

るいちゃんが、何に傷つくのかは今のところ不明ですが、ブログ主は次のような予想をしています。

前週、すなわち2021年の最後の週で、るいちゃんはデートに誘われます。

デートに誘ってくれた相手は、るいちゃんが恋心を抱いていた弁護士の卵を名乗る片桐という名の青年です。

恋心を抱いていた相手からデートに誘われたるいちゃん、天にも昇る心地だったと思います。

そして、ここからるいちゃんの「傷」の予想です。

デートの最中、ふとしたはずみで片桐くんはるいちゃんの額の傷に気づく。

そして、その生々しい傷にドン引きした片桐くんは、るいちゃんから離れてしまう。

そんな展開を予想しています。

この予想には根拠があります。

以下は今後の展開でアナウンスされている内容です。

るいちゃんはこの後、「宇宙人」との距離を縮めます。

そして「宇宙人」から告白されるものの、るいちゃんはその告白を受け止めることができない。

何故なら、額の傷が気になるから。

以上が今後の展開です。

さて、「宇宙人」から告白されても額の傷が気になって、その告白を受け入れることができません。

その原因に、片桐くんとの苦い経験があるから?とブログ主は予想しています。

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感想

謹賀新年

明けましておめでとうございます!本年もよろしくお願いいたします。

『カムカムエヴリバディ』のるい編とひなた編を、春まで一緒に楽しみましょう!

るいちゃんの心の再生の物語

例年、年明けの朝ドラは、正月三ヶ日が終わった1月4日から放送スタートですが、本作は異例の三ヶ日の1月3日から。

そして正月にスタートした本作は、るいちゃんの心の再生の物語を暗示する明るい始まり方となりました。(祝)

それにしても藤本先生の脚本はみごとです。

今回、回想場面として登場した、るいちゃんが宇宙人の接客中に和子さんが「るいちゃん」と声をかけてくる場面。

なぜ、そのタイミングで和子さんが声をかけてくるのかブログ主には謎でした。

しかし、そこには重要な意味がありました。

宇宙人は「るいちゃん」という名前を聞いて、即座にルイ・アームストロングを連想していました。

「るい」という名前の由来は、安子ちゃんと稔くんだけの秘密でした。

安子ちゃんと稔くん以外は、誰一人「るい」という名前の由来を想像すらできませんでした。

そんなるいちゃんの名前の由来を見抜く人物が初登場。

この一事で、ジョーがるいちゃんにとって極めて重要な人物であることがわかります。

おまけにジョーは、るいちゃんがジャズが好きだと知っていました。

るいちゃんの好みについては、ジョーの勝手な思い込みに過ぎないのかもしれません。

しかし、ジョーのジャズの演奏は、るいちゃんの心を明るくしました。

るいちゃんの笑顔には悲しさしか感じないと案じていた平助さんを驚かすほどに、るいちゃんに笑顔を取り戻させました。

予告映像はじめ、今後の場面の映像の一部がYouTubeにアップされていますが、それらの映像の中でもるいちゃんとジョーは距離を縮めています。

るいちゃんの相手役はジョーになるのかもです。

上り坂のストーリー

初代ヒロインの安子編は、幸せいっぱいだったチビ安子ちゃんが、やがて運命に翻弄され救いのないような悲劇的な結末を迎える下り坂のストーリーでした。

しかし、二代目ヒロインのるい編は、どうやら上り坂のストーリーのようです。

もちろん、途中にアップダウンはあるでしょうが、基本的には上り坂。

そして、坂を上ってゆくフラグが随所に立つ、年明け第一回の『カムカムエヴリバディ』。

春に向けて、明るさいっぱいの展開に目が離せません。

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POSTED COMMENT

  1. あやちん より:

    ベリーが着ていたピンクのブラウスは、カーネーションの春子が着ていたものでは?と思いました。
    朝ドラのさりげない衣装の使い回し、好きです(^-^)/

  2. 名乗る程の者ではございません より:

    焼き加減がウェルダンの一択しかなかった頃のフィレ肉のビフテキは高級料理の頂点だったと思う、月日が流れ焼き加減にレアとミディアムが追加されヒレ肉のステーキに呼び名が変わって高級ランクが下がったように思うのは私だけだろうか?

  3. 還暦のたつお より:

     あけましておめでとうございます。自分の知らない名前の来歴を知り合って間もない男性に言い当てられてしまうとは。おまけに遠ざけていたしていたアメリカ文化に傷心を癒やされるとは。るいさんの胎内にいたころ(安子さんの)や幼い日の幸福な思いでも思い出してくれれば。るいさんと錠一郎さんとはなにやら運命的な繋がりを感じます。これで片桐君とは縁が薄くなりましたが、初デートで訳もわからず、一方的に別れを告げられた片桐君、納得してないのでは?(彼の性格から類推すると額の事自体は気にしていないと思います。それより傷の事を打ち明けられなかった事の方に不信感を持ったのでは?)

  4. 名乗る程の者ではございません より:

    吸う吸わない関係なくテーブルの上に灰皿がある、この時代では当たり前のこと、「エール」での飲み屋シーンで違和感があったこと
    ジャズでタバコを完全になかったことにしたら「煙が目にしみる」というスタンダードな名曲を否定するということ、このドラマは信用できる

    復員した世良さんの息子が大阪に出てきてジャズ喫茶ナイト&デイのマスターになったのが近藤さんかなあ?市川さんが「シンゴジラ」での冷静沈着な役とは真逆な役なのが面白い

  5. H.Sakigake4th より:

    新年あけましておめでとうございます。
    今年も1年皆様よろしくお願い致します!

    三ヶ日の異例のスタートです。
    宇宙人ことジョーの初登場。
    勇ちゃんにとってのるいは「塁」でしたが、ジョーにとってのるいは「サッチモ」でしたね。
    ルイ・アームストロング。るいの名前の由来を知り、親子の対立のキーを握る人物となりそうです。

    そして竹村夫婦の的確すぎるるい評。
    経緯からして雪衣さんに気を使い過ぎていたんだろうな…。と思われます。
    改めてるいをこの安定感が凄い夫婦に預かってもらって幸運だと思っています。

  6. 名乗る程の者ではございません より:

    明けましておめでとうございます

    大晦日ですが、平川アナ役のさだまさしさん、大忙しでしたね、両国国技館でのカウントダウンコンサートに「紅白歌合戦」「ももいろ歌合戦」のかけもち出演から「朝までさだまさし」出演と、最後の最後にももクロちゃんたちが駆けつけたシーンには感動すらしました

    という私ですが昔はさださんの曲が苦手だったんですよね、なんとなくなのですが・・・
    それを一変させたのが映画「二百三高地」のラストに流れた「防人のうた」でしたね、なんちゅう心に染みる美しい日本語かつメロディかと
    以降はすっかりさださんのファンですね、大晦日に歌われた「道化師のソネット」も「案山子」も今や大好きな曲です

    「紅白歌合戦」に関する出演歌手選出から選曲時点で不平不満は山のようにありますが野暮になりますからコメントしません
    第一私自身「ももいろ歌合戦」「孤独のグルメ」中心に視聴していましたから(さださんと石川さゆりさん、MISIAさん、氷川きよしさんの歌唱にはチャンネル合わせましたが)

    というわけで本年度も途中脱落しない限りコメント致しますのでよろしくお願い申し上げます

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