らんまん

らんまん 最終週/第26週「スエコザサ」予習レビューとあらすじ

NHK連続テレビ小説(朝ドラ)『らんまん』
2023年9月25日 〜 9月29日放送

あらすじ

万太郎の遺品整理

新たに手に入れた練馬の土地に足を運んだ万太郎と寿恵子は夢を語り合いました。この土地に家と標本館を建て、植物園をつくろうと。

それから歳月が流れ昭和33年のある日。藤平紀子という女性が槙野家にやってきました。千鶴が募集したアルバイトに紀子は応募してきたのです。

千鶴が紀子に頼んだ仕事は万太郎の遺品整理でした。万太郎の収集した標本を都立大学に寄贈することが決まり、標本を整理することになったのです。

万太郎が理学博士に

時はさかのぼって昭和2年。万太郎は65歳、寿恵子が62歳になったある日、波多野と藤丸が大泉の万太郎のもとを訪ねてきました。

波多野は万太郎に言いました。万太郎の過去の論文をまとめれば理学博士になれるのだと。しかし万太郎は理学博士の学位授与を躊躇しました。

しかし波多野は、日本の植物学のためにも理学博士になれと強くすすめ、寿恵子も万太郎の背中を押しました。万太郎は理学博士の学位授与を受け入れました。

寿恵子の病気

昭和2年9月、小石川植物園で万太郎の博士号授与式が行われました。壇上で万太郎は、これまでの感謝の気持ちを寿恵子に伝えました。

そのころ寿恵子はがんを患っていました。寿恵子は入院することを拒み、大泉の家で療養生活をすることになりました。

一方の万太郎は寿恵子が生きているうちに図鑑を完成させようと心に決め、図鑑発行のために協力を求める手紙を出しました。

図鑑の完成に向けて

ほどなくして万太郎の図鑑の発行を手伝うために野宮がやってきました。野宮は万太郎から植物画を任されました。

図鑑の説明文を任されたのは虎鉄でした。万太郎の博士号授与を知って駆けつけてきた祐一郎や丈之助たちも万太郎の仕事を手伝いました。

その間、寿恵子は床に伏せたままでしたが、万太郎の協力者の一人になりたい一心から、起き上がって食事の支度をすることもありました。

図鑑の完成

11月、万太郎はマキシモヴィッチ博士生誕100年の式典で講演するために札幌を訪問。札幌からの帰りに立ち寄った仙台で新種の笹を発見しました。

万太郎は新種の笹に「スエコザサ」と名付け、「スエコザサ」を加えた図鑑がついに完成しました。

図鑑を見せられた寿恵子は万太郎に言いました。自分がいなくなってもいつまでも泣いているな。草花に会いに行くことを続けてほしいと。

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今週の展開

126: 9/25(月) 大泉に広大な土地を購入
127: 9/26(火) 寿恵子が具合を悪くする
128: 9/27(水) 博士号授与を勧められる
129: 9/28(木) 博士号授与式に参加する
最終回/130: 9/25(月) 植物図鑑が完成

予習レビュー

「スエコザサ」

いよいよ最終週です。

そして最終週のサブタイトルは「スエコザサ」。

「スエコザサ」とはリアル万太郎くんが昭和2年(1927年)に仙台で新種のササを発見。

その翌年昭和3年(1928年)にリアル寿恵子ちゃんが死去。

その後、リアル万太郎くんは新種のササを「スエコザサ」と命名。

そんな悲しいストーリーを持つ植物名をサブタイトルに持つ週が最終週です。

最終回近くでは何が起こるのかがこのサブタイトルによってもわかります。

転居

前週、関東大震災を経て寿恵子ちゃんはある大きな決断を下しました。

その決断が何なのかはまだはっきりとアナウンスされていませんが、間違いなく待合茶屋の売却と練馬の土地購入のことでしょう。

寿恵子ちゃんの待合茶屋は繁盛店。

しかも小林一三などの一流人士も集まる高級店。

これを売りに出したら高く売れるでしょう。

一方、土地を購入した練馬は当時は郊外で地価も安いはず。

そのため、広大な土地を入手し、そこに広い屋敷を建てました。

寿恵子ちゃん一人の力で、です。

寿恵子ちゃんの最期

リアル寿恵子ちゃんが購入した土地の当時の地名は東京府北豊島郡大泉村。現在の地名は東京都練馬区東大泉です。

リアル槙野家が大泉村に転居して以降の出来事は以下のとおりです。

大正15年(1926年):渋谷から大泉村に転居
昭和元年(1926年):リアル寿恵子ちゃんの体調が悪化
昭和2年(1927年):仙台で新種のササを発見
昭和3年(1928年):リアル寿恵子ちゃん死去
昭和3年(1928年):新種のササを「スエコザサ」と命名

リアル寿恵子ちゃんの死因は当時は分からなかったそうです。

しかし記録に残されたリアル寿恵子ちゃんの症状からして、リアル寿恵子ちゃんの死因は子宮ガンではないかと言われています。

ドラマの中で寿恵子ちゃんの最期がどのよう描かれるのかはまだわかりません。

しかし万太郎くんと寿恵子ちゃんの別れの時が本作のクライマックスになるようです。

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POSTED COMMENT

  1. 佐藤博 より:

    私はこれまで一度として朝ドラを完結してみたものはありません。 しかし今度のドラマは大変素晴らしい作品だと思いました 。植物学者というより 夫婦愛を深く感じた次第です。人というのは一人では生きていけません 。このドラマはそうしたことを観る人に訴えた作品だと思います。二人の 周りにたくさんの応援者がいたからこそできた偉業だと思っています。学歴や 名誉などなくても立派な人はたくさんいるということを痛感 いたしました。半年間ありがとうございました。

  2. 黒足袋 より:

    残り3週15回となりました。ホントに素晴らしい朝ドラでした。最終週のあらすじを読んだだけで、号泣の予感がします。弱っていく自分を、浜辺さんがどう演じるのか。ところで、遺品整理のバイトに訪れる女性、ナレーションの宮﨑あおいさんではないですかね?

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