2023/10/26(木)第4週「ワテ、香川に行くで」
あらすじ
大和礼子と橘アオイが去り「梅丸少女歌劇団」の次世代が活躍するようになったころ、羽鳥善一という青年が音楽の夢を胸に、大阪から東京に向かっていました。数年後、この青年とスズ子は運命的な出会いを果たすことになります。
昭和9年(1934年)。香川のツヤの実家からツヤのもとに手紙が届きました。その手紙の内容は、ツヤの実家の工場の取引先の法事にスズ子を出席させてほしいというものでした。その手紙を受け取ったツヤと梅吉は困惑しました。
そのころ、六郎は自分とスズ子が本当の姉弟なのかと考え始めていました。六郎はそのことをスズ子に言うものの、スズ子は相手にしませんでした。その一方でスズ子は、六郎はどこからもらわれて来たのではないかと疑い始めていました。
ツヤと梅吉は、スズ子には知られたくないことがあり、スズ子を香川に行かせることを躊躇しました。考え抜いた末に香川へはスズ子と六郎だけを行かせることにしました。ほどなくして休暇に入ったスズ子は六郎とともに香川へと向かいました。
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感想
ついにスズ子ちゃんの出生の秘密のストーリーが動き始めました。
その前に羽鳥善一がまさかの登場。
スズ子ちゃんとの運命的な出会いが待っていることが暗示されました。
羽鳥善一
将来、羽鳥善一はスズ子ちゃんの音楽の師匠になります。
ナレーションの「運命的な出会い」とはそのときのことを指すのでしょう。
本作の第一回の冒頭でいきなり羽鳥善一が登場した時も驚きましたが、スズ子ちゃんのディープなストーリーが語られる直前にまたしても登場。
ちなみに羽鳥善一は「主人公の相手役」ではありません。
にもかかわらず、主人公との関わりが始まる前に二度まで登場した羽鳥善一というキャラクター。
それほど重要なキャラクターということなのでしょう。
ブログ主は師弟関係のストーリーが大好きです。
すでに二度も登場している羽鳥善一とスズ子ちゃんの師弟関係のストーリー。
きっと濃密なストーリーになるに違いないと期待が高まります。
「六郎は河童の子でスズ子はクジラの子」
アホのおっちゃんがチビ六郎くんをからかうために言った「六郎は河童の子でスズ子はクジラの子」という言葉。
あのときの言葉が今になって回収されました。
六郎くん、あれ以来ずっとアホのおっちゃんの言葉を信じ続けていたのかな?
それとも何かのきっかけで思い出したのかな?
六郎くんによれば、アホのおっちゃんがあの言葉を言ったのは「こないだ」。
何年も前なのに・・・
アホのおっちゃんの頭の中もよくわからないけれど、六郎くんの頭の中もそれ以上によくわからない。
なので六郎くんがいつアホのおっちゃんの言葉を思い出したのか深く考えるのはやめます。
さて、鏡とにらめっこしていた六郎くんが自分の顔と真っ先に見比べたのは梅吉さんの顔。
そして梅吉さんと似ていないことを確認。
なので自分は六郎さんとは本当の親子ではない。
六郎さんと本当の親子ではないということはスズ子ちゃんとも本当の姉弟ではない。
六郎くんはそう考えたのか?
ということは六郎くんは「どこかからもらわれて来た子」ということになります。
それにしては六郎くんは妙に明るい。
自分が「どこかからもらわれて来た子」であることは彼にとっては大したことではないのかな?
一方、スズ子ちゃんも考え始めました。
アホのおっちゃんの言っていた「六郎は河童の子でスズ子はクジラの子」という言葉は子供をからかうための作り話。
でも、自分と六郎くんが本当の姉弟ではないというのは思い当たるふしもある。
なぜなら、六郎くんはいくら梅吉さんの息子とはいえ、あまりにもアホ過ぎるから。(笑)
というわけでスズ子ちゃんが18歳になってからドラマの中では触れられていなかった出生の秘密の話が蒸し返されて来ました。
スズ子ちゃん
スズ子ちゃんの存在感がない、周囲のキャラの中に埋もれている。
そんな指摘があるようです。
実際、大和礼子と橘アオイが活躍していた前回までは二人の存在感があまりにも強くてスズ子ちゃんは埋もれていました。
誰が主人公なのかわからないほど。
しかし、これは狙ってやってるのではないかとブログ主は考えています。
次回、または次週の冒頭。
スズ子ちゃんの人生を揺るがすような出来事が起こります。
それをきっかけにスズ子ちゃんの存在感が急に大きくなるのではないか。
『ゴッドファーザー』のマイケル・コルレオーネが、ある出来事をきっかけに急に存在感が出てきたように。
予習レビューと史実のリアルエピソード
「出生の秘密」が発覚するきっかけ
いよいよ主人公の出生の秘密が描かれます。
主人公が出生の秘密を知るきっかけは、香川に住んでいるツヤさんの妹・タカさんからが、主人公を香川に呼び寄せた手紙。
一方、史実では・・・
笠置シヅ子さんは気管支炎によって休演し、香川の避暑地で家族と静養。
笠置シヅ子さんの養母の親戚がその近くに住んでいたものの「出生の秘密」が発覚するのを恐れた養母は、親戚に家には顔を出さず旅館に宿泊。
しかし、笠置シヅ子さんが養母と旅館で宿泊していることが親戚にわかってしまったことで、養母は笠置シヅ子さんを連れて実家へ。
その年、笠置シヅ子さんの実父が十七回忌を迎えることから、笠置シヅ子さんの知らないところで笠置シヅ子さんを法事に寄越してほしいと養母は頼まれてしました。
養母はその頼みを拒否。
理由はもちろん「出生の秘密」発覚をおそれてのことから。
しかし最終的に養母は折れ、「出生の秘密」は絶対に明かさぬように頼み、笠置シヅ子さんを香川に残して大阪に帰りました。
こうして笠置シヅ子さんは「出生の秘密」を知ってしまうことになります。
白壁の治郎丸
ドラマの中で主人公が香川を訪れたのは「白壁の治郎丸」の法事に出るためです。
「次郎丸」は香川の地主の苗字。
「白壁」は次郎丸が立派な白い壁に囲まれていることから付けられた呼び名です。
一方、史実では「白壁」ではなく「白塀さん」です。
笠置シヅ子さんは7歳のころまでは、養母が帰省する際に養母に連れられ「白塀さん」を訪れていたようです。
また、幼い頃に「白塀さん」法事の席で、当主の前で踊らされたこと。
そのとき、「白塀さん」の当主が目に涙を浮かべていたこと。
あの法事は「白塀さん」の早逝した息子、すなわち笠置シヅ子さんの実父の七回忌だったのではないかと述懐しています。
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今日は梅丸の顔ぶれは見かけなかったようなきもするが、出演者にあったが、
どこにいたのか見過ごした。代わりに羽鳥アナ・・じゃない、善一さんが
登場。良一だから善一か。
子ども二人だけで香川まで。まあ十分大人だからかまわないけれど。
そしてぶりかえされる、本当の姉弟ではないという話。それを確かめる
目的もあるからいいが、まさか自分が・・・
服部良一さん登場。ジャルジャル面食い。六郎君鋭い。とかげってあんた。鈴子さんそれは逆。子供だけで香川行き。なにやら波乱の予感。白壁の亡くなった息子さんってひょっとして。
昨日放送されたアオイさんの手加減ありが隠せていないビンタが現在国営放送のコンプライアンスの限界なんでしょうね
おしんが久しぶりに再会した際に初子にしたビンタと比較したらよく分かります、猪木さんが闘魂注入と営業でやっていたビンタぐらいになったんだなあ、全盛期にリングでかましていたモノと比較したら差があるぐらいに
なんだかね~目くじら立てて演出に即クレームする暇人たちこそいらんわ