虎に翼

花江の悩み/はるの悩み / 虎に翼 第12回

2024/4/16(火)第3週「女は三界に家なし?」

あらすじ

法廷劇の衣装づくりのために猪爪家にやってきた涼子を迎えに執事の岸田がやってきました。涼子はそのころ、母親から結婚することを求められていました。涼子の実家・桜川男爵家では後継ぎが望まれていたのです。

一方、法廷劇の衣装づくりの集まりに行くことを拒んだよねは、授業が終わると上野のカフェーで働いていました。そして女性が法律を学ぶことを男性客たちからバカにされ、よねは怒りを募らせていました。

そんな中、涼子が書いた法廷劇の脚本を、よねが「甘い」と酷評。涼子が本気でないと詰るよねに対して、寅子は「人の本気に上も下もない」と反論。寅子とよねは激しい言い合いを始めてしまいました。

そして迎えた名律祭の日。女子部による法廷劇が始まると男子学生たちの野次が次々と飛んできました。寅子は野次を飛ばした男子学生を一喝。それでも野次をやめない男子学生に、よねは猛然と向かっていきました。

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感想

前週の金曜日の回の終盤に少しだけ触れられた、トラちゃんの同級生たちの学外での密かな悩みが本格的に描かれ始めました。

今回は世継ぎを求められる涼子さまの苦悩がメイン。

ついで、よねちゃんの大学の外での姿も描かれました。

涼子さまの苦悩

前週の金曜日の回にもその姿を見せた、圧が強い涼子さまのお母上。

涼子さまに対して華族の令嬢らしく振る舞うようプレッシャーをかけているのかと思いきや、プレッシャーの目的はそこではなかったようです。

ナレーションによれば、櫻川男爵家では三代続いて男子が生まれていないのだとか。

今度こそ櫻川男爵家を継ぐ男子を産んでもらいたい。

そのためにも早く結婚しろ。

それがお母上からのプレッシャーの背後にある事情でした。

また金曜日の回で、涼子さまにプレッシャーをかけるのがご両親ではなく、お母上だけという理由も明らかに。

三代続いて男子が生まれていないということは涼子さまのお父上は婿養子。

実際、今回はじめて登場した涼子さまのお父上は、櫻川家の中では立場がないらしい。

奥様にまったく頭が上がらない。

そんな櫻川男爵家の事情から逃避することが、涼子さまが法律を学んでいる理由であることも見えてきました。

これからお母上によるプレッシャーはますます強くなりそう。

涼子さまがどのような道を選択するのか、要注目です。

よねちゃんの大学の外での姿

前週の金曜日の回、上野の歓楽街を歩くよねちゃんの姿。

そして歓楽街にあるカフェー、今でいうキャバクラみたいなところで働いているよねちゃんの姿がチラ見されました。

そして今回は、店内で働いている最中に危うく客とトラブルを起こしそうになるよねちゃんの姿が。

男性客から法律を学んでいることをからかわれるよねちゃん。

今回描かれたような場面は一度や二度ではないはずです。

もしかすると毎日に近いくらいなのかもしれない。

そんなストレスに耐えながらも、どうしてよねちゃんは法律を学び続けるのか。

そもそもどうしてカフェーで働いているのか。

よねちゃんの事情は、明日か明後日あたりで語られるはずです。

主人公についで目立っているキャラ・よねちゃんの全貌が少しづつ見え始めてきました。

追記:カフェーで男性客からバカにされる場面があったことで、今回描かれたよねちゃんが怒る姿が、これまでの怒る姿とは別のものに見えました。

涼子さまはじめ女子部の面々は本気ではないと怒るよねちゃん。

法廷劇で野次を飛ばした男子学生たちに怒りを隠さないよねちゃん。

怒って当然だなと。

他の面々の悩み

一週間後の火曜日には、梅子さんの悩みが描かれます。

梅子さんの悩みは、さらに先の展開の中でかなりエグいことになっていきます。

ここでは伏せておきますが・・・

留学生の香淑ちゃんの事情も次週あたりからでしょうか。

いろいろと抱え込んでいるトラちゃんの同級生たち。

一方で、花江ちゃんも相変わらず悩み続けています。

そんな中でトラちゃんは恵まれた環境にいるんですね。

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予習レビューと史実のリアルエピソード

主に創作エピソードが描かれる今週の予習レビュー欄では、第1週&第2週で描かれたエピソードのモチーフとなった史実をご紹介します。

『青い鳥』のチルチル

ドラマの中でトラちゃんは梅丸少女歌劇団に入りたいからと家出を試みるものの失敗。

梅丸少女歌劇団という言葉に反応した直言さんが言いました。

トラは歌も踊りも上手。

『青い鳥』のチルチルをやったことがあったな。

トラが出た途端に舞台がパーっと明るくなったと。

直言さんが言った『青い鳥』のチルチルは史実です。

リアルトラちゃんの女学校時代の同級生が次のような言葉を残しています。

謝恩会で『青い鳥』のチルチルを颯爽と演じアイドル的な存在になったと。

リアルトラちゃんは本当に歌が上手だったようです。

リアルトラちゃんの女学校時代

ドラマの中でトラちゃんは女学校での成績は2番であると言いました。

はるさんも、トラちゃんがとても優秀な成績を収めていることを承知していました。

リアルトラちゃんも成績優秀でした。

今でいう司法試験にパスしたのだから成績優秀なのは容易に想像がつきますが・・・

リアルトラちゃんが在籍していた東京女子師範学校附属高等女学校の入試の競争率はなんと20倍の超難関。

そんな難関を突破しただけでも優秀です。

そして、そんな難関を突破した同級生からも「さえた頭脳」と言われたほどの頭脳の持ち主だったそうです。

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POSTED COMMENT

  1. 中島立雄 より:

    執事のお迎え。なかなか嫌味。華族による家族劇場、まるで新派。「女は楽に稼げる。」なわけないだろう。それに支払う代償はあまりにも大きい。よねさん、まわり全員を非難。寅子さん正論で反論。山下さんなんか存在感凄い。今後も出てくる?法廷劇開幕。男子学生のヤジ。こいつらが弁護士になるのは駄目。先に手を出させたよねさん強か。

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