おむすび

歩が東京から糸島に帰る / おむすび 第16回

2024/10/21(月)第4週「うちとお姉ちゃん」

あらすじ

長年、糸島の実家を離れて東京で暮らしていた歩が、何の連絡もよこさないまま米田家に帰ってきました。家族の誰もが、歩が帰ってきら理由を疑問に思うものの、誰も歩に尋ねることができません。

歩が糸島に帰ってきた事実を、結は隠しておくつもりでした。しかし、歩が糸島に戻ってきたという噂は、あっという間に町中に広がっていました。高校の担任もすでに歩の帰還を知っており、歩が戻った事実はハギャレンの知るところになりました。

ハギャレンのギャルたちは、歩に会うために米田家に駆けつけてきました。そして、ギャルたちは緊張しながらハギャレンを守ってきたこと、歩への憧れを気持ちを口々に語りました。しかし歩の反応はギャルたちには意外なものでした。

歩はギャルたちに言いました。ギャルなんてもうダサい。ハギャレンなんてつぶしてしまえと。傷ついたギャルたちの姿を見た結は強い口調で歩に抗議。ギャルや家族の前で、結と歩は激しい言い争いをするのでした。

<<前回15回 | 次回17回>>

第4週 | 第5週 | 第6週 | 第7週 | 第8週
第9週 | 第10週 | 第11週 | 第12週 | 第13週
第14週
おむすび|感想あらすじネタバレトップページ

Sponsored Link

感想

歩ちゃんが本格的に登場する今週からドラマは一変する。

先週、そんな内容のウェブ記事を読みましたが、本当にそうなりました。

春風がそよいでいたところに、いきなり大型台風が直撃したような変わりようです。

米田家での歩ちゃん

娘の圧に負ける聖人さん。

もともと聖人さんは他者からの圧に弱そうなタイプではありましたが、これほどまでにあっけなく歩ちゃんの圧に負けてしまうとは。

しかし聖人さんだけでなく他の家族も歩ちゃんの圧には勝てない。

これまで米田家の圧の強さにランキングをつけるとしたら・・・

米田家の外部者の目に圧が強そうに見えるのは永吉さんと愛子さん。

しかし米田家の中では、永吉さんと愛子さんも実は頭が上がらないのが佳代さん。

これら圧の強さで上位にランキングする三人さえもが、歩ちゃんの前ではおとなしく見えてしまうのがすごい。

そう考えると永吉さんにも愛子さんにも佳代さんにも圧で負ける聖人さんが、歩ちゃんの圧に勝てるわけがない。

しかし歩ちゃんの圧の強さ、存在感の大きさは米田家という枠さえ軽々と飛び越えました。

糸島で話題の歩ちゃん

歩ちゃんが糸島に帰ってきたのはあっという間に糸島中のウワサになったらしい。

米田家の家族以外での歩ちゃんの第一発見者は商店街の男性でしょうか。

あの二人が方々に言いふらしたのかな?

翌朝には陽太くんもすでに歩ちゃんが戻ってきた事実を知っていることに驚きました。

しかし、知っていたのは陽太くんだけではなかった。

すでに担任の先生までがその事実を知っていた上に、その事実を教室の中で暴露してしまいました。

担任の先生、なぜだかとても嬉しそう。

「伝説のカリスマギャルの復活」だとか
「天神が荒れるぞ」だとか

歩ちゃんが高校在学中には、この先生も歩ちゃんの素行の悪さに悩まされたに違いない。

でも今は他人ごととして、歩ちゃんの暴れっぷりを楽しむことができる。

担任の先生、今はそんな心境なのでしょうか。

そして、担任の先生が歩ちゃんの期間を暴露した直後のリサポンの反応は早かった。

ギャルたちと歩ちゃん

リサポンの一方でギャルたちは即座に米田家に駆けつけてきました。

結ちゃんんよりも早く、です。

これまで結ちゃんをさんざん悩ませてきたギャルたちですが、歩ちゃんの前では普通の女の子にしか見えないのが不思議です。

普通の女の子と化したギャルたちは珍しくガチガチに緊張。

リサポンなんてあまりにも緊張しすぎて何を言ってるんだかわからないレベル。

あのルーリーですら緊張を隠せませんでした。

しかし・・・

歩ちゃんが放った言葉がギャルたちを深く傷つけました。

ギャルはダサい、ハギャレンなんてつぶしてしまえ。

ギャルたち、まさかこんな言葉を浴びせかけられるとは想像すらできなかったはず。

すっかり落ち込んだ四人のギャルたち。

可愛そう過ぎて直視できないレベルでした。

結ちゃんと歩ちゃん

ギャルたちへの態度に結ちゃんが激怒。

これほど感情を揺さぶられる結ちゃんの姿を見るのは、本作が始まってから初めてのことかもしれません。

結ちゃんが怒ったのはギャルたちへの態度のことだけではないようです。

「あの日」以来、結ちゃんもつらい気持ちを胸の中に抱えていたはずです。

それなのに自分だけが悲劇のヒロインのつもりでいると、結ちゃんのめには歩ちゃんのことが映ったのでしょう。

激昂する結ちゃんの口からは「マキちゃん」という意味ありげな名前も出てきました。

ついにドラマが動き始めました。

Sponsored Link



今週の主なトピック

今週の主なトピックは次の3つです。

1:ついに歩ちゃんの登場
2:米田家の1994〜1995年
3:糸島フェスティバル

【その1】ついに歩ちゃんの登場

ついに歩ちゃんが登場します。

結ちゃんが大っ嫌いだと言い切り・・・

聖人さんを深く後悔させ・・・

ギャルたちの希望になった・・・

あの歩ちゃんが満を持しての登場。

東京から糸島の実家に帰って来るのです。

そして、登場して早々、家族とギャルたちを引っ掻きまわすことに。

いきなり帰って来たものの、歩ちゃんが帰って来た理由がわからない家族。

ギャルたちは、ハギャレンなんか解散しろとまで言われる始末。

そんな混乱の中で、結ちゃんが怒りを爆発させる。

でも歩ちゃんはどこ吹く風。

歩ちゃんが糸島の人々を引っ掻きまわすのが今週の最大の見どころです。

【その2】米田家の1994〜1995年

聖人さんが帰りたがっている神戸が登場します。

しかしドラマの中に登場する神戸は1994〜1995年の神戸です。

阪神淡大震災の直前の半年間の日々が回想形式で描かれます。

当時、結ちゃんは5歳。

小学校に入る直前のタイミングです。

当時の結ちゃんはセーラームーンに夢中の女の子。

一方、歩ちゃんは中学生。

まだギャルにはなっていません。

というか、この子が将来ギャルになるとは想像もつかないようなキャラクター。

そして、歩ちゃんがギャルになったきっかけの親友が出て来ますが、今週はまだその親友とギャルの関係までは描かれないようです。

そして、神戸の人々。

米田家は神戸の商店街で理髪店を営んでいました。

その商店街の人々も登場します。

神戸の商店街の人々は、神戸編に入ってから本格的に登場します。

なので今週描かれる神戸の人々の人間関係は記憶しておくと、神戸編に入った時により楽しめるかと思います。

【その3】糸島フェスティバル

結ちゃんとギャルたちが練習を積んだ糸島フェスティバルの当日を迎えます。

結ちゃんとギャルたちはパラパラを披露。

そして、糸島フェスティバルが終わった直後、結ちゃんにとって大きな出来事が二つあります。

結ちゃんにとっての大きな出来事は後日、本欄で。

<<前回15回 | 次回17回>>

第4週 | 第5週 | 第6週 | 第7週 | 第8週
第9週 | 第10週 | 第11週 | 第12週 | 第13週
第14週
おむすび|感想あらすじネタバレトップページ

POSTED COMMENT

  1. 還暦のたつお より:

    マカロン爺さん変な妄想。姉ちゃん傍若無人。電話は誰から?変な所で原口あきまささん、怖い田舎の通信網。図らずも姉妹喧嘩。

  2. 名乗る程の者ではございません より:

    週跨ぎでパラシュート部隊が出演
    パラシュート部隊は福岡で売れっ子コンビだぞ、先日放送された内村プロデュース復活SPでもこの日に出演できなかった理由を福岡で多忙だからと内村さんが語るシーンがあったぞ
    因みにゴリケンさんも福岡では売れっ子だし、元モー娘リーダー中澤裕子さんは福岡の上沼恵美子と呼ばれているぞ

    カッパくん、来い!
    ラストシーンに現れないカッパくん
    う~ん、プロでスターを目指す野球選手として欠落してるポイントなんだろうな、スタミナ以上に(明日でるかも知れないが)

  3. 名乗る程の者ではございません より:

    何か変だな?

    3週間視てきて個人的にはおもしろいという感想なんだけどね、ただ媒体にはやたらサゲ記事が目立つんだわ
    自分の思想とは合わないから視聴を避けた「虎に翼」の時は反省会の住人だった流れから「おむすび」の反省会の呟きも時には閲覧するんだが反省会中身はいろんな意味で差はないように思うんだ
    けどね、ネット記事では反省会が「ちむどんどん反省会」並みに盛り上がっているとサゲで書かれてんだよね、少なからずトラつばアゲも今更ながら書かれてるし
    明らかに自然発生した「ちむどんどん反省会」とは違うんだよね、媒体が意図的にネガティブな流れを作ろうとするイメージ操作的なものを感じるんだよね

    半年視続けたらその意図が見えるのかな?

コメントを残す