2021年5月27日(木)第2週「いのちを守る仕事です」
あらすじ
崖から転落した圭輔を百音は救助したものの、天候が急変し山の中は雷雨に見舞われました。その場から動けなくなった百音は翔洋に助けを求めるました。しかし雨は激しく翔洋も川久保も百音たちを助けに行くことができません。
そんな中、雨に濡れた圭輔の体力は消耗して行きました。焦りを募らせる百音は、気象予報士の朝岡に電話をしてアドバイスを求めました。電話を受けた朝岡はデータを解析して、これからの天候の変化を予想して百音に伝えました。
浅岡の指示に従い、百音は風向きが変わったタイミングに圭輔を連れて山小屋に避難することができました。すると百音の携帯電話が鳴りました。電話の主は診療所の医師・菅波でした。菅波は百音に対して、子供が低体温症になるリスクを伝えました。
子供が雨に濡れて体温が奪われると大人以上に激しく消耗する。そのまま眠らせてしまうと命の危険すらあると。菅波からそのようなアドバイスを受けた百音は、圭輔を眠らせまいt必死になって介抱するのでした。
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予習レビュー
前作『おちょやん』でチビ千代ちゃんとチビヨシヲくんが山の中で遭難したとき、助けを求めるすべはありませんでした。
しかし本作の舞台は平成です。
すでにスマホがあります。
『おかえりモネ』放送第一回でも、モネちゃんが空の様子をスマホで連写する場面によって、スマホがある時代であることが強調されていました。
そのスマホが活躍します。
モネちゃんがスマホを駆使して助けを求めたのは地元の人ではなく東京にいるはずの朝岡さん。
地元の人に無闇に助けを求めるよりも、たとえ遠くに住んでいても確かな情報を持っている朝岡さんに助けを求めるその判断。
見事としか言いようがありません。
こうした判断力を発揮する描写は、今後のモネちゃんの職業へのフラグなのでしょうか。
感想
モネちゃんの心の変化
第1週で登場した人気気象キャスターの朝岡さんの存在や、モネちゃんと朝岡さんとのその時のやりとりが、さっそく回収されました。
そして、電話を通してではありますが、東京で仕事中の朝岡さんと登米のモネちゃんがつながったのはこの先の展開へのフラグなのでしょうか。
ところで、前週のモネちゃんと朝岡さんの初の対面のときは、モネちゃんはまだ心の傷を抱えたままでした。
心を閉ざしていた、とも言えます。
だから朝岡さんの言葉がどれほどモネちゃんの心に響いたのかは不明です。
しかし、今週の前半でモネちゃんの心の傷に小さな区切りがついた今、朝岡さんの言葉がモネちゃんの胸に沁みてくるのでしょうか。
もちろん今回は、必死なモネちゃんにそんなゆとりはありません。
次回あたり、今週に入って進行中のモネちゃんの心の変化に、朝岡さんとのやりとりがさらに良い影響を与えてくれますように。
追伸
前作『おちょやん』でもヒロインとヒロインの弟が山の中で道に迷う場面がありました。
しかし『おちょやん』の時代とは異なり、携帯電話がある『おかえりモネ』の時代は安心だみたいなことをブログ主は考えていました。
とんでもない思い違いでした。
激しい雨に打たれた時のリスク。
とりわけ小さな子供が雨に濡れて体温が奪われるリスクというのは、ブログ主は本作で初めて知りました。
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先週の小さなフラグ。モネが耳がいい。
最初は気象予報士になる為の素質がある程度しか思ってませんでしたが、圭輔くんを助ける為のフラグとして役に立ちました。
今回は天気が人間に牙を剥いて来ることに。
時には人の命すら奪うこともある。
最新データや先人の知恵を結集し、人間もアップデートされて天気とのお付き合いをしている。
この体験と天気予報士への道がどうやってモネにリンクしていくのかはまた明日ですね…。
しかし今回は山で遭難した時の豆知識が満載で実に役に立ちます。
雨雲レーダーはスマホですぐ見ることが出来るのですぐに応用できます。
まぁ山で遭難しないこと第一ですが…。
気象予報士は、こんなに頼りになるのか!?
おじちゃん(私のこと)、感動して、涙が出たよ。
(>___<。)
しかし、西島さん(演じる気象予報士さん)の
スケジュールが空いていて、良かったね。
あと、スマホが防水仕様で、良かったね。
と思ったら、一難去ってまた一難、
お医者(坂口健太郎さん?)がんばれ!
モネもがんばれ!
けいすけ君もがんばれ!
ι(`ロ´)ノ ι(`ロ´)ノ ι(`ロ´)ノ
(-A-) (-A-) (-A-) ← ざっくぅ
おしまい
うーん、やはり携帯式の毛布と、高カロリーの非常食くらいは持っていた方が良かったのでは。
これを言うのは野暮かもしれないけど、今回の植樹体験、危機管理の観点から言えばいささかお粗末。山の天候が急変し易いのは周知の事実なのに。もっとも、用意周到でトラブルにも迅速に対応していたらドラマは成立しずらいのですが。朝岡さんやはりガンダルフあるいはオビ・ワン・ケノービ。とは言えこのドラマ始まって以来のスリリングな展開。ネットの一部にあった展開が遅い、何も起きないという批判は、これである程度払拭されるのでは。この頃、モバイルバッテリーはなかったのかな?菅波医師の適切なアドバイス。今後の二人の関係性は?
モネがスマホを駆使して,圭輔を助けようとする時代といえば時代ですが,登米の山の中ということと,高校をでて間もないということを考えると,ちょっと時代の先をいっているかなとおもいます。が,そこはドラマですから,メクジラ立てないことにしましょう。
とはいえ,SNSは既に普及しており,2011/3/11に気仙沼にいたサンドイッチマンは,地震発生のほんの少し前に,ブログを更新しています。運が悪かったなら,彼らも海の藻屑になっていたかもしれないのです。(ブログは投稿日時に注目ください)
https://ameblo.jp/mikio-date/entry-10827450367.html
あと,二人の当日の記事がまだ残っています。どれがいいかなとはおもったんですが。
https://www.fnn.jp/articles/-/2501
以前の「まんてん」では気象病の話まではなかったような気がします。