本放送:2021年12月9日(木)
再放送:2024年12月26日(木)
第6週「1948」

あらすじ

昭和23年(1948年)12月24日。安子とるいが「カムカム英語」を聴いているとき、るいが安子に尋ねました。英語はお父さんを殺した国の言葉だとおばあちゃんは言った。それなのにどうして英語を勉強するのかと。

その翌日、岡山の商店街では、進駐軍の兵隊たちがサンタクロースの扮装をして子供たちにお菓子を配り、街中がクリスマスのムードに満たされていました。そんな賑わいの中で、道ゆく人は安子が売っているおはぎには目をくれようともしません。

そんな安子の前に、思いがけない人物が姿をあらわしました。数日前、安子が英語で話しかけたロバートでした。ロバートは安子を進駐軍のオフィスに案内。ロバートはそこで、安子に尋ねました。安子が英語を勉強した理由を教えてほしいと。

ロバートの質問に安子は英語で答えました。そして、ロバートの質問に答えるうちに、安子は稔の死を思い出して取り乱してしまいました。そんな安子を、ロバートはパーティーの会場に案内するのでした。

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予習レビュー

クリスマスの日。

四年前までは敵国の祝祭日として、決して触れてはならなかったであろうクリスマス。

それが今は、岡山の商店街はクリスマス一色なのだそうです。

さて、今ではお馴染みのクリスマスケーキが日本で広まったのは明治時代とのこと。

なので戦前のある時期までは、クリスマスケーキは日本にある程度は定着していたものと思われます。

そんなわけで、クリスマスにはやっぱりおはぎは売れないのでしょうか。

金太さんが存命だったら、クリスマスシーズンの和菓子の売れ行きはよくご存じだったはず。

クリスマスに和菓子は売れないと知っていれば、作る量を手加減したはず。

でも、事情を知らない安子ちゃんは、いつも通りにおはぎを作ってしまったようです。

さっぱり売れないおはぎ。

そんな中で、ロバートが再びやってきました。

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感想

「英語の勉強」という具体的な形のない小道具を通して、ドラマの中の人間関係の微妙な変化が描きだされた回でした。

安子ちゃんとるいちゃんの関係

「英語の勉強」=「カムカム英語」は、安子ちゃんとるいちゃんの二人だけの幸せの時間のシンボルです。

しかし「英語の勉強」は美都里さんにとっては、愛する息子を殺した国の言葉です。

美都里さんは、その自分の思いをるいちゃんにぶつけ、るいちゃんは幼いながらも「英語の勉強」に対して少しだけ疑問を感じるようになりました。

それは、るいちゃんにとっては一点の曇りもない幸せのシンボルに曇りが生じた瞬間。

すなわち、一点の曇りもないお母さんとの幸せな時間に、曇りが生じ始めた瞬間であり、るいちゃんの中でのお母さんの存在感が相対的に小さくなった瞬間です。

るいちゃんの中でのおばあちゃんの存在感が相対的に大きくなったとも言えます。

稔くんと安子ちゃん&美都里さんの関係

美都里さんにとっては愛する息子=稔くんを殺した国の言葉の英語ですが、安子ちゃんにとっては稔くんとの思い出が詰まっているのが英語です。

ロバートからの質問で稔くんの戦死を思い出してしまった安子ちゃん。

思わず取り乱してしまい、英語の勉強をしている理由が見えなくなったものの、それはきっと一瞬だけのこと。

安子ちゃんにとっての英語は、これからも稔くんとの思い出が詰まった大切な存在であり続けることでしょう。

るいちゃんと安子ちゃん&美都里さんの関係

美都里さんにとって英語は、稔くんを殺した国の言葉。

安子ちゃんにとって英語は、稔くんとの思い出のシンボル。

同じで英語でも、美都里さんと安子ちゃんにとっては正反対のものです。

さて、これまで何の疑問も持たずに英語を勉強してきたるいちゃんですが、美都里さんと安子ちゃんの英語に対する認識のギャップに直面することになりました。

幼いるいちゃんの心は、これからどのように動いてゆくのか。

るいちゃんの心の動きはまた、安子ちゃんとるいちゃんの関係の変化でもあります。

悲しい変化がこれから始まってしまうのでしょうか。

ネタバレあり:「カムカム英語」が放送終了

次週の木曜日に、安子ちゃんとるいちゃんの幸せな時間のシンボルだった「カムカム英語」が放送終了します。

そのような中、るいちゃんの中での、安子ちゃんと美都里さんの存在感の大きさの変化。

安子ちゃんとるいちゃんの関係の変化がどのように描かれるのか、ブログ主は心配でなりません。

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