本放送:2021年12月10日(金)
再放送:2024年12月27日(金)
第6週「1948」
あらすじ
安子と再会したロバートは、安子を将校クラブに案内しました。初めて足を踏み入れた将校クラブは、安子がこれまで見たこともないほど華やかな場所でした。数年前まで敵国だった国の豊かさに、安子は圧倒されるばかりでした。
そのとき、会場ではアカペラコーラスによるクリスマスソング『Silent Night(きよしこの夜)』が始まりました。その美しい音色に、安子は涙を流して聴き入りました。見るもの聞くもの初めてのことばかりの安子にロバートは語って聞かせました。
ロバートは妻を亡くしていました。ロバートと亡き妻との出会いは高校時代でした。亡き妻と同じ大学を受験したロバートは偶然に日本語を専攻することになりました。それがロバートが日本に来るきっかけとなりました。
続けてロバートは安子に言いました。稔が「ひなたの道を歩いてほしい」と願ったのは、娘のるいだけでなく、安子に対しても同じように願っていたのではないかと。その言葉を聞かされた安子は、稔の願いへの思いを新たにするのでした。
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予習レビュー
再び安子ちゃんのもとにやって来たロバートは、安子ちゃんを将校クラブに案内。
この展開までは、事前にアナウンスされていたので知ってはいましたが、実はブログ主が不自然さを感じていた箇所でもあります。
道案内で助けてくれただけで、将校クラブに案内するのはどうしてだろう、と。
ロバートが安子ちゃんを将校クラブに案内したのには、どうやら別の理由があるみたいです。
その理由は今のところ明らかになっていません。
しかし、安子ちゃんの英語が上手なことに強い印象を受けたらしいロバートは、安子ちゃんの中に何らかのポテンシャルを見出したのでしょうか。
というのも第7週では、ロバートは岡山を去って行きます。
岡山というより日本を去るのかもしれません。
さて、安子ちゃんとの別れ際、ロバートは安子ちゃんにこう言います。
英語の勉強を続けてほしい。
英語の勉強を続ければ、いつか想いもよらぬ場所に行けるはずだと。
安子ちゃんの中に何かを見出したらしいロバートのワケありげなこの言葉。
そして、今回、語られるらしいロバートが安子ちゃんを将校クラブに案内した理由。
これらは、安子ちゃんの渡米のフラグになるのかもしれません。
感想
安子ちゃんとるいちゃんのギャップ
安子ちゃんの中のかつての「敵国」への複雑な感情は、ロバートの言葉によってある程度は解消されたのでしょうか。
これが安子ちゃん一人の問題であれば素直に「めでたし」と言うべきところです。
しかし、かつての「敵国」への憎悪が日に日に深まっているとしか思えない美都里さん。
そして、その美都里さんからの影響を強く受け始めるようになったるいちゃんの気持ちが心配です。
ただでさえ今のるいちゃんは、お母さんよりおばあちゃんと過ごす時間の方が長い。
お母さんからの影響よりもおばあちゃんからの影響の方が大きくなっても不思議はありません。
それに加えて、雪衣ちゃんによる静かな情報操作も進んでいることが考えられます。
安子ちゃんが「敵国」への複雑な感情を克服できたとしても手放しでは喜べない。
否。
「敵国」への複雑な感情を克服するほどに、るいちゃんとの間に生じるギャップが心配になってしまう『カムカムエヴリバディ』第30回でした。
追伸:安子ちゃんだけを描き、すべてが丸く収まったかに見える今回の描写は、再び激しいアップダウンが始まる次週への逆フラグだったのでしょうか。
ネタバレあり:安子ちゃんとるいちゃんの関係
初代ヒロイン・安子編の放送が年内に終了することが判明しました。
そして年内には、二代目ヒロイン・るい編が始まります。
周知のとおり二代目ヒロインのるいちゃんは、お母さんに見捨てられたという思い込みを持った屈折したヒロインとして登場します。
その屈折したヒロインの初登場は、12月23日の放送です。
よって安子編の放送は残り8回。
この8回でるいちゃんの心の屈折の原因が描かれる、すなわち安子ちゃんとるいちゃんの関係が崩壊するさまが描かれるものと思われます。
翌週と翌々週はつらい日々が続くことになりそうです。
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トランペット少年に向けたのは「マルモのおきて」で双子に向けていた優しい視線と同じ、そこからのオンステージ、背後に金太さん・鮫島さん等の「ザベストテン」にて「銃爪」で10週連続第1位を打ち立てた頃のツイストのメンバーが見えた
最高に世良公則△👍👍👍
初めまして
いつも楽しませて頂いてます。
少し思ったのですが、雪衣さんはもしかしたら稔さんが結婚するはずだったお家のお嬢さんでは?と思ったりして、婚約を解消された人でその後ご両親も亡くなられて、、安子ちゃんを恨んでいるのでは、、と思ったりしました。今は勇ちゃんの事が好きなんでしょうが。。
そしてもしかしたら、稔さんはアメリカで生きていて探しに行くのでは?とも思ったりしました。あんなに英語が達者なのだからアメリカに連れて行かれてたりしないのかなぁと言う儚い希望を持っています。。
それにしても萌音ちゃんの発音はとってもキレイですね〜!
世良公則さんは味のある俳優としても実績を残してきましたから、喫茶店のマスター役に違和感はありませんでした、福山出身ですから岡山弁も自然ですし。しかし今日の展開には完全にヤラれました。だからか、だから世良さんを配役したのか、と気持ちのいい逆転を目の当たりにしたようです、すごい歌声でしたね。前作も含め、朝ドラの伏線回収ぶりは神がかっていますね。そして表情の出し入れで納得と和解を表現する上白石萌音さんの演技には脱帽です。
いずれ深津絵里のるいとの和解の機会があるような気がします。そのとき丸顔と優しい目尻の愛嬌を残した60代の安子を演じるのは宮崎美子さん以外ありえない!などと妄想してしまいましたw
安子もロバートも、どうでもいいです。
あらすじも来週の展開も、どうでもいいです。
歌う世良さんが見られたから、他のことはもう、どうでもいいです。(笑)
世良(公則)さん、いい歌いっぷりでしたねぇ。さしずめカムカムルイマスターですかねぇ。
安子さんの心の中に救いがあったのではないでしょうか。
ドラマのテンポが速いとは思いませんよ、先々が楽しみです。
お互いの心の傷を癒す歌。
もう気にせず敵国の音楽を歌い、聴くことができる。
世界がどんどん広がってきている。
稔くんが導いてくれました。
しかしながら、今日のストーリーにるいが置いてけぼりになってしまっています。
そのギャップが露わになってきています。
年内にるい編がスタートしますが、これから辛い展開が続きそうですね。
音楽の力って、あるよね。
Holy Nightを聞いていたら、
おじちゃん(私のこと)涙が出てきたよ。
最後の、世良公則さんの歌も良かったね。
ロバートさんの奥さんも亡くなった、
って聞いて、
ん?
アメリカで戦闘が行われたわけじゃないよね、
と思ったけど、心労で亡くなったんだ。
さて、来週は、どうなるんだろうね?
ヾ(・◇・)ノ ヽ( ̄▽ ̄)ノ ヽ(・∀・)ノ
(-A-) (-A-) (-A-) ← ざっくぅ
おしまい
あの少年を養子に迎えてトランペッターにするのでしょうか。マスターも吹っ切れたようです。
バンドにくっついて来た少年まさか、後年有名なミュージシャンになるという展開?アカペラによる聖しこの夜、写真の人はロバートさんの亡くなった奥さんだった。愛する人を失った者同士のシンパシー。ロバートさんと奥さんの馴れ初め話。と悲しい別れ。日本に来た意味。いい話だ。定一さんあの曲自分で歌う。ここにきて定一さんの役に世良さんが振られた意味が判明。一回、喉を壊されたと聞いていたのですが。世良さんの歌唱力は健在でした。今回は良い回でした。