2024/10/2(水)第1週「おむすびとギャル」
あらすじ
クラスメイトの恵美から書道部に誘われた結は、書道部の先輩部員・風見の言動に心惹かれました。すでに書道部に入っている恵美から入部届を渡されるものの、結は書道部に入るとすぐには答えられませんでした。
そんな中で結は、福岡の天神で開催中の書道展に誘われました。その書道展には先輩も来ると聞かされた結は、書道展を見に行くと即決。一方で結は書道部に入部するかどうか迷い続けていました。
そして迎えた書道展が開かれる日曜日。集合場所に風見の姿はありませんでした。風見が来ていないことに落胆した結は、さらに別の展覧会に誘われるものの、結は家の手伝いを理由にして誘いを断りました。
書道部の面々と別れた直後、結はギャルたちに遭遇。ゲームセンターに引きずりこまれた結は、改めてハギャレンへの勧誘を受けました。すると結が不良に絡まれていると勘違いした男性が、結とギャルたちのもとに警官を連れてきました。
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感想
風見先輩
風見先輩が結ちゃんの胸の内を見抜くような発言をしました。
「抑え込んでることない?」
「無意識に我慢してることない?」
風見先輩からそのように尋ねられて否定はしなかった結ちゃん。
実は、心の中に闇を抱えている結ちゃんの、その闇が少しづつ描かれ始めた。
そう思わずにはいられない書道部での場面でした。
そして結ちゃんは帰宅して学校であったことをお母さんに報告。
心の中の闇を風見先輩に言い当てられたと喜びながら報告する結ちゃん、ずっと救いを求めていたのかな。
ここまでの描写だけで、結ちゃんが心の闇を抱えていることは十分に伝わってきました。
しかし、心の闇の描写はこれだけでは終わりませんでした。
結ちゃんの過去
『おむすび』3回目。
ついに結ちゃんの過去と、抱えている悩みが描かれ始めました。
書道部に入るかどうか迷う結ちゃんが思い出すのは前後の記憶です。
震災前の楽しかった日々。
一転して思い出したのは、地震によってつぶれてしまった家。
震災までの楽しかった思い出を震災とともにすべて失ってしまった結ちゃん。
好きなことをしても楽しいことをしても、いつかなくなってしまうかもしれない。
なので、好きなことをするのも楽しいことをするのも無駄。
幼ない頃に刻みつけられた思い込みだけに根が深い。
そんな虚無感を抱えている結ちゃんは書道部に入ることに意味を見出せないらしい。
書道部で過ごす日々もいつか無になってしまう。
そんな不安があるようです。
結ちゃんの過去の描写は今回はここまで。
ギャルたち
一方、ギャルたちが再び迫ってきました。
書道展の帰り、ゲームセンターの前に見覚えのあるギャルたちの姿が。
とっさに書道部員たちの背後にまわって身を隠す結ちゃん。
ギャルたちに見つからずに済みました。
すると書道部員が口々にギャルたちに対してネガティブ発言を連発する。
恵美ちゃんもギャルは嫌いだとはっきり言いました。
書道部の面々のギャル嫌い発言も、この先どこかで回収されるのかな?
結ちゃんとギャルのつながりが発覚することで。
それはともかく結ちゃんはギャルたちに見つからずに済みました。
そして、そのままもう一つの書道展に行けばよかった。
もう一つの書道展を断ったばかりに、結ちゃんは背後から発見されてしまいました。
そして再び勧誘攻め。
歩ちゃんの過去
結ちゃんの過去に続いて、歩ちゃんの過去も初めて本格的に語られました。
ハギャレン総代のルーリーがギャルに憧れるきっかけの思い出話を通して。
不良にからまれた小学生時代のルーリーを助けた歩ちゃん。
その行動から分かるのは、聖人さんが心配するようなワルではないということです。
そしてルーリーが歩ちゃんに憧れている理由もよくわかりました。
憧れだけでなく恩も感じているらしい。
ということはルーリーも見た目によらず義理堅いところがあるのかも。
ハギャレンを復興させようと必死なのも、歩ちゃんへの義理を感じてのことなのかもしれません。
歩ちゃんは見かけによらずワルではないことが見えてきました。
ルーリーも「見かけによらず」の何かを持っていることが見え隠れしてきたような気がします。
予習レビュー
9月放送分のおおよその展開がわかりましたので本欄で最速でお知らせします。
今週を含めてざっくりとした展開は次のとおり。
第1週から第5週まで、各週の主なトピックを箇条書きでまとめてみます。
第1週「おむすびとギャル」
・平成16年(2004年)
・ヒロイン結が高校に入学
・恵美の勧めで書道部に入部
・ギャルのグループに勧誘される
・姉のギャル時代を思い出す
・姉のギャル時代は苦い思い出
第2週「ギャルって何なん?」
・書道部の風見先輩が結の憧れ
・結は書道が楽しくなってくる
・結は土日はギャルとの交流
・ギャルとの交流は家族に内緒
・ハギャレンがイベントに参加
・パラパラの練習に結が強制参加
・姉と比較され不機嫌な結
第3週「夢って何なん?」
・パラパラの練習姿を目撃される
・父の聖人は帰宅が遅い結が心配
・結の事情を母の愛子は知っている
・ギャルたちから夢を聞かれる結
・結は夢らしい夢を持っていない
・結は農家を継ぐのが夢と答える
・恵美が風見の好みの女性を聞く
第4週「うちとお姉ちゃん」
・姉の歩が東京から帰ってくる
・歩との接し方がわからない家族
・歩が帰ってきた理由は不明のまま
・ギャルたちが歩に会いに来る
・歩はギャルたちに冷たい対応
・歩の態度に結が激怒する
第5週「あの日のこと」
・翔太から寂しそうな理由を聞かれる
・結は6歳の頃の思い出を語る
・結の両親は頭で床屋を営んでいた
・当時、結は姉の歩と仲がよかった
・結は阪神淡路大震災を経験した
・住み慣れた家が潰れる瞬間を目撃
・震災後に避難所生活を経験した
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しょーもな
あぁ、この一言から罵倒シーンが始まると一瞬期待したのに😖
セラムンがヒロイン幼少期の憧れみたいですが、因みにこの年(2004年)の暮れパチホールからとあるアニメがリバイバルヒットし始めやがて新劇場版も公開され国民が誰でも名前ぐらいは知っているアニメになります、CR新世紀エヴァンゲリオンが発売された年で現在でも新作が続いています
「書道とは自分と向き合う事、なかなか。」「先輩も来るって。」「行く。」思いっきり現金。おばあちゃんの予想的中。「まあ見せたくないならいいけど。」「結局見せる。」さすが母親。展覧会当日お目当ての先輩は来ず。と思ったらギャル来襲。警官来襲、まあ絡まれてるのは事実だけど。