2024/4/18(金)第3週「なんのために生まれて」
あらすじ
8年間も音沙汰がなかった登美子が御免与の柳井家に帰ってきました。登美子は再婚相手と離縁し、再婚先の家を追い出されてきたのです。登美子が柳井家に戻ったことで、のぶは嵩のことが心配でした。
嵩は登美子に対してわだかまりを感じていました。しかし嵩は、自分の描いた漫画が登美子に褒めてもらえたことを素直に喜びました。一方で千尋は登美子が戻ってきたことに対して複雑な気持ちを抱いていました。
ある日、商店街で嵩と楽しそうに会話する登美子にのぶは詰め寄りました。嵩はどんな気持ちであなたに会いに行ったのわかってるのかと。しかし嵩はのぶに言いました。ずっとこの人に会いたかった。のぶにこの気持ちは分からないと。
その数日後、千尋が医学をやめて法学を学ぶことにしましたと宣言。寛は千尋の気持ちを受け入れるものの千代子は激しく動揺しました。すると登美子が言い出しました。千尋の代わりに嵩が医者になるので心配はいらないと。
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感想
登美子さん
登美子さんが御免与に戻ってきました。
そして、戻って早々に千代子さんとのバトルが再開。
登美子さんと千代子さんの陰湿すぎるバトル、以前よりも陰湿さが増しているかも。
千代子さんが皮肉たっぷりに言いました。
「再建先で親心を学んだようですね」
そんな皮肉を言われることは十分に想定内だったらしい登美子さんが余裕で返す。
「おかげさまで」
登美子さんと千代子さんのバトルでその場に居づらくなった嵩くんは逃亡。
しかし立場上、逃げるに逃げられない女中のおしんちゃんは、バトルに巻き込まれるもらい事故。
登美子さんと千代子さんのバトルは今回の最後にもう一回ありました。
千尋くんが医学をやめて法学に進むと宣言。
後継ぎを失いうろたえる千代子さん。
しかし、そんな千代子さんをあざけるように、登美子さんが平然と言ってのけました。
「ご心配なく、いざとなれば嵩が医者になります」
千代子さんにしてみれば、この登美子さんの言葉は柳井家を乗っ取ると宣言したようなもの。
千代子さんへの宣戦布告です。
そんな不穏な場面で、第3週が終わりました。
今週の振り返り
前週に幼少期が終わり、今週から今田美桜さんと北村匠海が本格登場。
主人公ののぶちゃんと将来の相手役はそれぞれ女学校の最終学年、中学校の最終学年を迎え卒業後の進路に悩むところから今週のストーリーが始まりました。
主人公ののぶちゃんは一足先に将来の夢が見つかりました。
もっとものぶちゃんは幼少期の頃に結太郎さんから「女子も大志を抱け」と言われていたこともあり、その頃から将来の夢を意識していました。
一方の嵩くんが将来の夢を意識するような場面はありませんでした。
なのでのぶちゃんの方が先に将来の夢を見つけるのは自然の成り行きなのかもしれません。
さて、のぶちゃんが見つけた夢は体操の先生です。
まるで『カムカム』のラジオ体操の場面へのオマージュのような場面で、のぶちゃんは将来の夢を見つけました。
結太郎さんの遺した言葉を借りるなら、のぶちゃんは見つけた夢に向けて全力で走るのでしょう。
一方、幼少期に将来の夢を意識する場面のなかった嵩くん。
中学校の最終学年になっても、将来が見えない。
千代子さんを心配させるほどに漫画に没頭する姿が、将来の嵩くんのフラグではありますが、嵩くんは大好きな漫画が将来の自分の仕事になるなんて夢にも思っていないはず。
嵩くんの将来についての悩みはもうしばらく続きそうです。
今週は、嵩くんの悩みがもう一つ描かれました。
それは恋についての悩みです。
嵩くんはのぶちゃんが好き。
しかし、その気持ちを伝えられない。
一方ののぶちゃんは、嵩くんのそんな気持ちを想像すらしていない様子。
さらに嵩くんには強力なライバルが登場しました。
出来すぎた弟・千尋くんです。
嵩くんがのぶちゃんの前でいいカッコしようと思っても、千尋くんがすぐに持って行ってしまう。
嵩くんはパン食い競争の出場権をのぶちゃんの譲りました。
のぶちゃんもそのことに気がつきました。
嵩くんに感謝するのぶちゃん。
ここまでは良かった。
しかし、繰り上げ一位になった千尋くんが、一位の賞品をのぶちゃんに譲渡。
さらにパン食い競争の最中に転倒しかけたのぶちゃんを助けたのは千尋くんであったことが判明。
嵩くんの得点が1に対して、千尋くんは得点2。
嵩くん、気の毒すぎる。
今週、主人公と同じレベルかそれ以上に気持ちのアップダウンを経験した嵩くん。
最後の最後に、すっかり忘れていたあの人がやって来ました。
嵩くんの受難はまだまだ続きそうです。
予習レビューと史実のリアルエピソード
8年ぶりの登美子さん
今週、登美子さんが8年ぶりに御免与に戻ってきます。
登美子さんが御免与の柳井家を出ていった理由は再婚でしたが、御免与の柳井家に戻ってきた理由は離縁です。
登美子さん、再婚相手と離婚するらしい。
離婚の理由は不明です。
そして当然のことながら再婚先の家を追い出されることになり、高知県とその周辺には他に身寄りがないと思われる登美子さんは柳井家に戻ってきます。
ところで登美子さんが柳井家を出ていったとき、御免与の人々の間に噂話があっという間に広がりました。
この度、御免与に戻ってきたことで登美子さんは再び噂話の格好のネタに。
しかし、人々の噂話などどこ吹く風の登美子さん。
登美子さんのメンタルの強さは愛からわらずのようです。
そんな状況下で再び柳井家に厄介になることになった登美子さん。
寛先生は器の大きな人物なので登美子さんを黙って受け入れるのでしょう。
でも千代子さんは登美子さんのことが明らかに嫌い。
登美子さんもまた、いつだったか柳井家は西洋かぶれだと言って千代子さんの趣味を否定する発言をしていました。
登美子さんはしばらく柳井家で暮らすはず。
千代子さんと登美子さんの女と女のバトルが始まるのでしょうか。
戻ってきた登美子さんへの嵩くんの反応
幼い自分を置き去りにした母親が戻ってきた嵩くんはどのような反応を示すのか。
今週の注目ポイントの一つは嵩くんの反応です。
今週、嵩くんは漫画の賞を取ります。
柳井家に戻ってきて、嵩くんの受賞を知った登美子さんは、受賞したことと嵩くんの漫画の出来栄えを讃えます。
嵩くん、お母さんに褒められて素直に喜ぶようです。
この素直な喜びで嵩くんのお母さんへの気持ちが少しづつ見えてくるのですが、嵩くんのお母さんへの気持ちがはっきりとわかるのは、のぶちゃんがからんでくる場面でです。
のぶちゃん、登美子さんに抗議します。
置き去りにされた嵩くんはどれほど寂しい思いをしたのかと。
ところが、嵩くんはのぶちゃんを静止。
しかも、いつもはおとなしい嵩くんが、感情をあらわにするようです。
のぶちゃんは母親に捨てられた経験がないからわからないだろうが、母親に捨てられてもそれでも会いたかったのだと。
いろいろと問題のある登美子さんですが、嵩くんにとってはこの世に一人しかいない大切な母親です。
そんな嵩くんの気持ちが描かれるものの、登美子さんはその後も登美子さんのままのようです。
千尋くんの進路変更宣言に対する登美子さんの反応
ある日、千尋くんが医学ではなく法学を学びたいと宣言します。
千尋くんの宣言は、柳井医院を継ぐことを否定する宣言でもあるます。
寛さんは千尋くんの決意を快く受け入れるものの、千代子さんは激しく動揺します。
期待の後継ぎがいきなりいなくなるわけですから。
すると登美子さんが首を突っ込んできます。
千尋の代わりに嵩が医者になると、登美子さんは嵩くんの意思も確認しないまま、まさかの嵩くん後継ぎ宣言。
この宣言に一番動揺したのは嵩くんです。
ただでさえ医師になるなんて考えたこともなかったのですから。
うろたえる嵩くん。
そんな嵩くんを見て登美子さんが言います。
「嵩!自分を信じてみなさい!」
自分が世界の中心と思い込んでいるようにしか思えない登美子さん。
この面倒極まりない性格が、再婚相手との離縁の理由かもしれません。
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いや…今日は朝から怖かった!
バチバチのバトルでしたね。
おしんちゃんにもキッチリ、居候でも私はあなたより上よ、とマウントを取り
「作法通りでなくても…」と千代子さんをディスり…。
嵩くんにベタベタするのは母としての親心・愛情なのか、はたまた羽田子さんが言い淀んだように、嵩くんの思慕の情を利用して自分の側に取り込もうとしているのか。
登美子さん、一体どんな出自の人なんでしょう?
お茶・お花、お琴を習得しているところから、やっぱり「ええしの子」それなりの身分の出身なのでしょうか。
「女一人で生きる」と言っているからには、もう頼れる実家はないのでしょう。
でも、登美子さんの言う女一人で生きるとは、いったい何を意味するのでしょう。
同じ「ええしの子」である涼子さまのように、自分の力で生活していく、という意味ではなさそうです。
来週も、波乱含みですね。
京都人がいたならおもいっきり部部漬け持ってくるぞ、早よ出ていけと塩対応不可避
ずっと居ればいいよってオメエが世帯主じゃね~べ、あと医師って頑張ればなれるレベルの職業じゃねえぞ、やれば出来るってやらない時点で出来ねえ証なんだよ
課題評価が子供を壊す典型的な毒親だ
第三者から眺めたらヒロインがマトモだわ
あ~イライラする(その反動でこころ旅の美佐子さんがめちゃめちゃおもしろい)